退職者から、PCやキー、貸していた本の返却があった。
返却物を見て唖然とした。
入社して3ヶ月、試用期間でのスピード退職。
PCにはいくつもの大きな傷があり、
貸した本は一部破れていた。
ガッカリだ。
本当に残念でしかたない。
特に私は創業社長で、
スタート当初はお金がなかった。
パソコン1台買うのもやっとで、
物を大切に扱ってきたし、
無駄遣いもしてこなかった。
固定費を抑えながら、
人の給与に当ててきた。
その精神は今でも変わらない。
新入社員には、
新品の高性能な小型ノートを支給していて、
ほんの2ヶ月程度で傷だらけ。
細かい傷は仕方ない。
当たり前。
雑に扱っていた形跡が見える傷だけに、
残念で仕方ない。
コロナ禍で、
会社の経営は大変だ。
けれど、
未来への投資は惜しまない。
物と人、
接する心は同じであるべき。
辞める人の本質が、
こういうところでわかるもの。
辞めてくれて良かった。
お客様や会社の為にも。
悪気がない、
が一番悪い。
不器用でも能力は普通でもいい。
仲間やお客様を大切にできる人材を、
これからも採用していきたいです。