障害者施設で入所者2人を蹴って大ケガをさせた罪に問われている46歳の元職員の男は、14日の裁判で「暴力を20回くらい振るった」と証言しました。

 水野有幸被告(46)は2019年7月と去年4月、当時職員として働いていた愛知県東浦町の障害者施設「なないろの家」で、入所者の男性2人を蹴って大ケガをさせた傷害の罪に問われています。

 これまでの裁判で、水野被告は起訴内容を認めています。

 14日の被告人質問で、水野被告は4年前に施設で働き始めたころから、入所者に対し暴行をふるっていたと証言しました。

<検察>
「物事がうまくいかないとイライラしたり暴力を振るうことはあるか」

<水野被告>
「はい」

<検察>
「暴力を振るうのは何回あったか?」

<水野被告>
「20回くらい。暴力を振るおうと思って振るってるわけではありません」

<検察>
「瞬間的に手足が出るということか?」

<水野被告>
「はい」

 日常的な暴力について、そう証言した水野被告。また、平手や拳で顔を殴り、入所者の唇が切れ出血したこともあったといいます。

 次回の裁判は7月6日に開かれます。

「なないろの家」では水野被告の在職中、ほかにも入所者1人がケガをし、その後死亡していて、警察が関連を調べています。