ご挨拶

九州支部 支部長
白髭 豊

九州支部は、日本尊厳死協会の全国8支部の1つです。九州支部はさらに、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄の8県の県支部からなっており、それぞれが独自に活動を行っています。
平成30年、厚生労働省の「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセス に関するガイドライン」の中でアドバンス・ケアプランニング(ACP)という言葉が取り上げられ、国は「人生会議」という愛称をつけて普及に努めています。
ACPは、前向きにこれからの生き方を考えるプロセスです。 当協会九 州支部も、リビング・ウイルを生かしつつ、ACPによる患者、家族等と医療ケアチームによる共同意思決定を大切にし、単に看取りの瞬間ではなく、人生の最終段階に至るまでの本人の人生の物語をより豊かにし、苦痛なく過ごせるように支援し、結果として家族等にとって満足いく看取りを支援することを目指します。
そのために、
1)市民啓発(公開講座、出前講座)、
2)専門職教育(研修会への講師派遣)などを他団体と連携協力しつつ進めていく所存です。
令和2年4月より公益財団法人となり、今後とも、ACP、リビング・ウイルの普及啓発に精進していきたいと思います。

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