狂走馬と呼ばれまして   作:ピロシキィ

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誤字脱字報告、感想、評価いつもありがとうございます。


桜花賞

 

今年の競馬界はここ最近なかった盛り上がりを見せている。そんな中、いよいよ3歳クラシックの時期が近づいてきた。まずは桜花賞。

 

桜花賞、

 

皐月賞、東京優駿(日本ダービー)、菊花賞、優駿牝馬(オークス)、とともに“3歳クラシック”の一角を成すレースであり、牝馬3冠の1冠目に数えられる。仕上がりの早さとスピード能力が問われる一戦で、過去に多くの快速牝馬たちが栄冠を勝ち取ってきた。この桜花賞、約1カ月半後に開催されるオークス、秋に行われる秋華賞(このレースはクラシック外)の3タイトルをものにし“牝馬3冠”の称号を手にしたのは、メジロラモーヌ(1986年、当時秋華賞はない為エリザベス女王杯)、スティルインラブ(2003年)が存在する。第35回(1975年)は単勝支持率88%で1.1倍の断然人気を集めたテスコガビーが、2着に1.9秒という桜花賞史上最大着差をつけて勝利。この圧勝劇は、実況を担当した関西テレビの檜本アナウンサーの「後ろからはなんにも来ない」という名調子とともに、今も語り草となっている。

今年はどんなレースが待っているのだろうか。

 

当コラムの予想は次の通りである。

 

◎ヒメカミアゼリア、○アンブロワーズ、▲ラインクラフト、△エリモファイナル、×エイシンテンダー、エアメサイア、シーザリオ。

 ◎ヒメカミアゼリア、ここまで無敗の2歳女王。走る度に馬体が仕上がってくる。発展途上でこの強さならば、桜花賞では前走よりも更に完成された走りを見せると思われる。文句無しに◎。

 

 ○アンブロワーズ

前走は3着と惜敗したが、当時、陣営は桜花賞を目標にして太め残りで出走させたもので、仕上がり途上での出走であった事から、この敗戦はある意味予定通りではないかと考えられる。昨年夏は強い内容で連勝、暮れの阪神JFでは3着好走の実績があり、地力はここでもかなり上位だと見ていい。

 

 ▲ラインクラフト

フィリーズレビューの実績は評価すべきだろう。ただこの馬のベスト距離は1200m~1400mではないだろうか。現段階の馬の完成度が高いので1600mでも問題なく走れるとは思うが、あとは騎手が上手く乗るだけに尽きる。

 

 △エリモファイナル

前走のチューリップ賞で一気に株を下げた感じだが、前々走、後方から一気に差し切ったレース内容は評価出来る。どちらかと言うと阪神コースでは切れ味が鈍る感じも否めない。好位からレースを進めれば勝利もありえる。

 

 ×エイシンテンダー

3戦2勝、前走チューリップ賞2着。前走同様に揉まれない位置で競馬が出来れば、勝機が十分ある。

 

 ×エアメサイア、×シーザリオ

 

この二頭はオークス向きの馬だと思われる。しかし、鞍上と実績を考慮すれば、連絡みは十分にあり得る。

 

 

 アカハナが読み終わった雑誌を置いた。

 

「当たり前のように居座ってるっすけど、絶対おかしいっすからね! それからニャーンのゲート訓練ありがとうございましたっす」

 

 ニャーンパイセンの担当厩務員君が自分を見て吠えている。そしてお礼を言った。高砂と違って礼を言えるのは自分的にポイント高いぞ厩務員君。

 

「いや、あの訓練で克服したって言えるのか? 途中から怯えていたようにも見えたが……」

 

 アカハナよ、そんな事はないだろう? 自分は「ゲートの中なんて余裕やん?」という思いをのせてゲートの中でパイセンを見つめていただけだ。どこに怯える要素があったと言うんだ。

 

「まぁそうなんすけど。あれからカイザー見ると後退りするようになったっす。でも両国特別では良いスタートきれたんで効果はあったと思うっす」

 

 なんで!? 思わず口を開けてしまい、咥えていた哺乳瓶が床に転がる。あ、場所は厩務員達の休憩室である。座布団敷いて寝転がって桜花賞観戦である。

 

「それはそれでニャーンのストレスが心配なんだが?」

 

 ストレスの原因が自分とかやめてほしいわ。

 

「訓練の日とレースのあとはちょっと食欲減ってたっすけど、今は全然悪くないっす」

 

「……ニャーンの次走は卯月Sだったよな?」

 

「そうっす。皐月賞の前座になるっすね。ニャーンは1800がギリギリだったみたいっすからマイル以下を選んでいく感じになるっす」

 

 皐月賞の前座というとメインが第11レースだから、第8~10レース辺りのどこかにニャーンパイセンが走るのだろう。

 

「……そうか。それはいいんだが、その日の馬運車どう乗せるか考えた方が良いな」

 

 一般的に一台で最大6頭の競走馬を運ぶ事が出来る馬運車だが、実際には多くて4頭までだ。今はエアコンや車自体の性能があがってだいぶ快適になったが昔は扇風機だけとか、暑さに弱い馬にとっては夏は特に過酷な環境だったらしい。で、そんなうんちくは置いておくとして、何故にそんな話題をあげるのかね?

 

「あ~そうかもっすね。横並びは論外っすね。ニャーンが前で後ろカイザーも嫌がりそうっすね」

 

「となるとカイザー前で後ろがニャーンが無難だな」

 

 オッスとメッスを同じ馬運車に乗せる場合はオッスが前でメッスが後ろというルールがある。逆や隣だとオッスのオッスがオッスオッスして暴れたりすることもあるから。だが、自分もニャーンパイセンもオッスなんだけど? こういう場合は前の馬の視界に入らないようにという感じになるんだが、自分、ニャーンパイセンに嫌われているという事になるんだが……、解せぬ。

 

「ウッス。テキに後で話しとくっす」

 

 そう言った後に自分を見つめてくる厩務員君。

 

「カイザーって他馬に全く興味持ちませんよね? アゼリアは別っすけど」

 

 そんな事……あるわ。興味もてと言われても困るけど。

 

「育成牧場のスタッフの話だと群れるのが嫌いらしい」

 

「群れを率いる立場っすか? 流石、皇帝っすね」

 

 厩務員君の好感度が自分の中で上がっていくわ。君は見る眼があるな!

 

「いや、そういうわけではなく、ボッチ気質なんだろう」

 

 言い方ァァ! 孤高と言えや!

 

「あ、パドックが始まったっすね。……太田部さんの後、アゼリアの屋根どうするんすか? ここ勝ったら引く手あまただと思うっすけど」

 

「……オーナーとテキの話し合い次第だろうが、オークスは卓人君になる可能性が高いんじゃないか? それ以降は分からないな」

 

 桜花賞からオークスまでの間って結構詰まってるからな。よほどがない限りは桜花賞の鞍上がオークスに乗るのが普通ではある。

 

「太田部さんももう少しだけ引退引き伸ばせなかったんすかね?」

 

 せめてオークスまではとは思わなくもないよな普通は。だけど自分は背中の上で語る太田部さんの想いを聞いてしまったからなぁ。

 

「……太田部さんから聞いたわけではないらしいが、テキが言うには未練を断ち切るのに桜花賞がギリギリの時期だったのではないかって話だ」

 

「未練……っすか?」

 

「桜花賞を獲ること。……そして騎手としてカイザーフェルゼンという馬に乗る夢」

 

 自分が人の頃の記憶では太田部さんはシンボリルドルフのような馬にもう一度乗りたくて騎手生活を長く続けたと言われていた。自分はルドルフのような馬ではないんだけどなぁ。

 

「……重いっすね」

 

 ホントにな。最初は自分の背中にはジョッキー君と牧場主の晩酌代位しか乗ってなかったのにな。

 

「競走馬は勝てば勝つほどそういった誰かの夢を背負わされる」

 

 そのくせ、勝てなきゃ肉になるとか勝手が過ぎるぜ。

 

「カイザー、頑張るっすよ。自分も応援してるっすからね」

 

 まぁ、やれるだけの事はやったるよ。何せ自分は民に寄り添う皇帝だかんな。ただ、そんな重石よりも今は義妹の重みのが気になるわ。

 

『続いて5枠10番ヒメカミアゼリア、472kg増減はプラス6kg』

 

『馬体が出来上がった感じがしますね。非常に落ち着いた雰囲気で今回も写真には一度応じただけですから期待出来ますね』

 

『はい、現在のところ一番人気2.1倍です』

 

 義妹の体重がついに470kgいったかぁ。馬体重ってその日の体調とか出したものの時間、あとは長距離移動なんかでも変わってくるんだが、移動した場合は大抵はマイナスになるらしいけど。義妹の場合は増えてんじゃん。いやしかし、じゅ、10kg位の差なんて誤差だよなきっと。今朝の自分の体重は458kgであった。

 

「アゼリア姫は映えるっすね。今回は一番人気っすよ。どうか我々に今回もお恵み与えて下さいっす」

 

 厩務員君が画面の中の義妹に拝んでいる。今回、義妹は一番人気かぁ。

 

 何故、自分は一番人気になれないのか? 

 

 共同通信杯のパドックでは観客達のほうを向きながらだったが他は何もせず大人しく回った。スプリングSは本当になにもしてないのに二番人気だった。5戦5勝のレコード4やぞ!? どう考えてもガッチガチのガチだろうが! しかし待てよ? スプリングSは風邪引きの後に大人しかったら体調戻ってなかったと思われた可能性がある? となると自分の場合は普段から大人しくするというのはマイナス要素に捉えられるのではないだろうか? 

 なんと言うことだ……。 

 主催に目をつけられない程度に観客に元気だということをアピールしなければならない高難度パドック……。

 

 ……これは……ディープ陣営の陰謀か!

 

 良いだろう! その程度の事で自分は屈しないところを見せてやる!

 

「ブルルルッヒヒーン!」

 

「うわビックリした」

 

 おっと失礼。つい口から嘶きが漏れてしまいましたわ。

 

「いや、自分で取れよ」

 

 そんな事言いながらアカハナが転がっている哺乳瓶を自分の顔元まで持ってくる。いや、そういうつもりで嘶いた訳じゃないんだけど、まぁ、礼は示しておこう。

 ほら、イケメンホースの微笑みだ。受けとりたまえ。

 

「やっぱりどこかにファスナー付いてないっすか?」

 

「……太田部さん。コイツに何を見たんですか」

 

 君らなんか失礼なこと考えてんだろ? ぶっ転がしますわよ?

 

『青空が覗いてターフの緑眩しい阪神競馬場。桜も満開に咲き誇り、出走する乙女達を迎えます。本日のメインレース第65回桜花賞。芝1600m。出走18頭の本馬場入場です。それでは各馬を紹介して参ります』

 

『1番アドマイヤメガミ。エルコンドルパサーの娘は桜の舞台で飛び立てるか、鞍上は池井謙二』

 

 あ、本馬場入場始まったやん。アカハナ、はよ座れ。

 

 

 

 

『前走フラワーカップで魅せた圧巻の走りで桜の女王へ、偉大な父を持つ男装の麗人シーザリオ。鞍上は吉畑稔』

 

 

 

 

『騎手人生最後に太田部が選んだパートナーは岩手から現れたオグリキャップの孫娘。果たして桜の冠をその手に掴む事が出来るのか、一番人気に推されました2歳女王ヒメカミアゼリア』

 

 なんか義妹が誘導馬をじっと見つめて固まってるんだが、どうしたんだろうか? 太田部さんも苦笑いしてるけど。

 

「どうしたんすかね、誘導馬に挨拶でもしてるんすかね?」

 

「さあな。ケガした様子ではなかったから大丈夫だろう。コイツの影響を一番受けている馬だからな」

 

 画面は切り替わり次の馬の紹介に移っている。

 

 あ、もしかして誘導馬がいつもよりオサレしているのが気になる感じか? 帰って来たらなんて言いくるめようかな。

 

「今年は大分観客入ってる感じがするっすね。やっぱりテレビで紹介されたのが大きかったっすかね」

 

「影響はあるだろうな」

 

 なんで君たちは微妙な表情で自分を見るんだい? 競馬界にスッゴい貢献してやったろ。主催が献上品を持って自分に感謝して来てもいいと思うレベルだぞ。高砂いわく厩舎に取材依頼が結構来てるらしいからな。それなりに反響があったのは間違いないはず。まぁ、その取材依頼の半分以上がバラエティー番組とからしいがな! 馬生最大の目標は大晦日に落語家のケツをムチでしばく事にしようかな。あ、まだ落語家になってないか。

 

「セントライトってこんな感じだったんすかね?」

 

 急になんだい厩務員君。

 

「セントライト?」

 

 ほら、アカハナも分かってないじゃん。

 

「セントライトって普段はもっさりした性格だったらしいっす。あと回復が早い、見た目だけだと玄人は買えない馬だったって話もあるっす」

 

 誰が玄人は買わない馬じゃ! それは馬券か? それともセールにいたらか? ……どっちにしても合ってるじゃねーか! クソッ!

 

「そう言われると似ているのか? だが、セントライトは大きい馬って話ではなかったか?」

 

 厩務員君もアカハナもよくそんな話知ってるな。自分は日本競馬史上初の三冠馬って事くらいしか知らないぞ。

 

「そこは世代を重ねてシービーやルドルフに似たんじゃないっすか?」

 

「うん?」

 

 うん?

 

「どうしたっすか?」

 

「コイツにセントライトの血が入ってるように聞こえるんだが?」

 

 自分もそう聞こえるんだが?

 

「辿ると入ってるらしいっすよ? ネットじゃ他にも古の血統が入ってるってんで騒ぎになってたっすけど?」

 

 エェ……。どんだけロマン配合追い求めたんだよ。

 

「……」

 

「今度の皐月はネットだといろいろ言われてるっすよ? 王政復古だとか日本競馬の歴史VS近代競馬の結晶とか浪漫に生きた漢十文字だとか」

 

 もう勝手に人の……馬の背中にいろんな物を背負わせないで欲しいわ。自分は家康じゃないっての。あと牧場主が死んでるように聞こえるからやめたれよ。うん、もう考えんようにしよう。自分の背中にはジョッキー君と牧場主の晩酌代しかのせん。

 

『心配された雨は降っていません。今は青空が広がっています阪神競馬場。第65回桜花賞です。非常に面白いメンバーとなりました今年の18頭。今、スターターが昇りファンファーレ』

 

 テレビから関西GⅠファンファーレと手拍子。自分が走るわけじゃないのだがこれを聞くとテンション上がってくる。

 

『阪神競馬場7万人を超える大観衆から拍手と歓声が起こりました。さぁゲート入りが始まります。太江さん、各馬の状態はどうですか?』

 

『そうですね。シーザリオ、吉畑稔騎手が口笛を吹きながら落ち着かせているんですが、彼女もう走りたくて仕方がないって感じですね。それからヒメカミアゼリアはじっとゲート順を待って落ち着いているんですが、今日はなんだか何時も以上に気合いが入っているようにみえます』

 

 本当か? さっきは誘導馬をガン見してたけど?

 

「これで勝てばぬいぐるみっすかね」

 

 明確な決まりはないけど目安としてGⅠ2勝するとぬいぐるみ作られるんだったか。是非ともなんちゃらブレードを咥えた姿で発売して欲しいところであるが、もしかすると義妹のぬいぐるみはオグリ並みに売れたりする? 

 

「話題性もあるから間違いないだろ」

 

 今回はいつも以上に勝って欲しいとは思う。

 でも、そうなると兄貴分としてまたしても負けられない戦いが増える訳でして……。高砂が「リアちゃんのぬいぐるみは一週間で○○個売れたけどカイザー君は……」とか言って煽ってきそうだしなぁ。それ以前にぬいぐるみ販売の目安をクリアしなきゃならんのだが。

 

『大外ショウナンパントルが収まりまして満開の桜の晴れ舞台第65回桜花賞……スタートッ!』

 

『綺麗なスタートです。18頭誠に見事なスタートをきりました。約束通りテイエムチュラサンが行っている。内からデアリングハート。外からはモンローブロンドであります。その後ろ内から1番アドマイヤメガミ、同じ勝負服はペニーホイッスルとシーザリオ。それを躱してラインクラフト、ヒメカミアゼリアが行った。早めに二頭が4、5番手に上がって行って、その後ろにライラプス──』

 

 実況アナウンサーの人にも上手い下手ってのはあるけど、噛まずに流れるように馬名を言っていけるの凄いよな。たまに実況泣かせの馬名いたりもするけど上手い事捌くと内心ドヤってたりするのだろうか?

 

『さぁ第3コーナーに入ってきまして先頭モンローブロンドが逃げている。残り半マイル。今46秒ちょうどモンローブロンドが先頭。テイエムチュラサンが2番手。3番手にヒメカミアゼリア、4番手にラインクラフト、シーザリオは後方集団。エアメサイア大外持ち出して滝が動いた上がってくるか』

 

 手に汗握る。自分、蹄でしたわ。

 

『第4コーナーを回ってきて直線の攻防、デアリングハート先頭! ラインクラフト、ヒメカミアゼリアが並んで行った! 3頭並んで残り200メートル、アンブロワーズは伸びないか、エアメサイア4番手、外からシーザリオが一気に襲いかかってきた! ラインクラフト先頭! ヒメカミアゼリアが抜き返す! 外からシーザリオ! ヒメカミアゼリア、ラインクラフト、シーザリオ!」

 

「「行けッ! 行けェェ!」」

 

 頑張れーー!

 

『ヒメカミアゼリア更に出た! ヒメカミアゼリアだ! ゴールイン!』

 

「うおおおおお!」

 

「よっしゃああ!」

 

「ヒヒヒーーン!」

 

『2歳女王はやはり強かった! 2着はラインクラフト、3着にシーザリオ』

 

『太田部騎手は最後の最後に桜の栄冠を手にして有終の美を飾ります! 鞍上太田部騎手が空を見上げ腕を挙げます』

 

 これは皇帝というのは孤独なのだポーズ!?

 

『スタンドからは太田部コールが響いています。劇的な幕引きとなりました今年の桜花賞です』

 

「ちょっと自分泣きそうっす」

 

 わかる。感動的な光景だ。

 

「うぅ……うぅ……」

 

 お前が泣くんかい!

 




ヒメカミアゼリア 牝3 472kg(+6)

 競走成績
 5戦5勝

 主な勝ち鞍
 ・阪神JF (GⅠ)
 ・桜花賞(GⅠ)
 ・ファンタジーS(GⅢ)
 ・チューリップ賞(GⅢ)

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