睡眠と脳の影響について

 今日は睡眠についてです。

最近梅雨も近くなり身体が重くなりがちですよね…

そして朝スッキリと起きれないという方も多いかと思います。

では一体睡眠は私達の身体にどういった影響を表しているのでしょうか?


大脳は、毎日、絶え間ない精神活動や運動制御 を行なうため、たくさんのエネルギーを費やしながら活発に働いています。

そのため、 休息する時間を必要とします。
それが睡眠です。
とはいえ、睡眠で脳が完全に休むわけではありません。

大脳は休んでも、生命維持活動を司る脳幹、および大脳の一部は働きを続け、昼間とは違ったモードで活動をするのです。

睡眠中の活動モードは2種類あり、それはレム睡眠とノンレム睡眠です。

レム睡眠は体が眠っていながらも脳は活発に働く浅い眠りで、ノンレム睡眠は大脳の活動がほとんど停止する深い眠りです。

「レム (REM)」とは、睡眠中の脳は昼間の経験や学習の情報を、夢は高速眼球運動 (Rapid Eye Movement) ことで、レム睡眠のときは、まぶたの下で眼球が急速で動くのでこのように呼ばれています。

睡眠中は、長いノンレム睡眠の間に、短いレム睡眠が現れ、それは一晩に4〜5回くり返えされます。

ノンレム睡眠の目的は、大脳を休息させる ことで、レム睡眠の目的は、ノンレム睡眠の状態から覚醒へと導くことだと考えられています。

また、睡眠中 (特にレム睡眠中) は、海馬をはじめとした記憶に関わる部位は活発に活動をし、昼間に体験した記憶の整理や、必要な記憶の定着が行なわれていることがわかっています。

なお、その作業と夢が関係していることを示す研究報告が出されています。

皆さん夢はよくみますか?

私は夢をたくさんみます。

そして起きても記憶が残ってるほど鮮明に覚えてます。

睡眠中の脳は昼間の経験や学習の情報を、夢として再生させることにより、記憶の選別を行なっているのではないかと考える説があります。

勉強でもやはり睡眠はとても記憶の定着にも良いですね。

[文:meilong スタッフ]

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※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

meilong 院長・石川美絵(いしかわ・みえ)

石川美絵

大学では栄養学を学びテレビ局、IT企業、広告代理店などに勤務し、20代後半時の大きな人生の挫折から東洋医学の世界に出会う。鍼灸と漢方の奥深さに魅かれ鍼灸学校に入学し鍼灸師免許を取得。学生時代は40院の経営兼柔道整復師・鍼灸あん摩指圧マッサージ師でもある先生のアシスタントをし、国家資格取得後、北京中医薬大学卒でもある鍼灸30年の先生から技術を取得する。さらに美容鍼灸のパイオニアに師事し、世界で活躍する日本鍼灸の技術に刺激され研究を重ねる。さらに100件以上の治療院・クリニック・スパ・エステなどを周る。ホテル椿山荘の鍼灸治療施設「KENBITOKYO」、「東方健美」へ勤務した後、四谷に紹介制治療院Meilongを開業。
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