車検中に出火・・・リコール対象のプリウス 福岡運輸支局
2021年06月08日 17:00
福岡運輸支局で8日、車検を受けている最中のトヨタのハイブリッド車「プリウス」から火が出て、車体の一部が燃えました。
燃えた車は、これまでに4度リコールの対象となっていました。
検査の途中に火が出たのは、2010年に登録された3代目のプリウスです。
8日午前11時前、福岡市東区にある福岡運輸支局の職員が、いわゆる「ユーザー車検」の車を検査していたところ、ボンネット付近から白煙が上がりました。
火は職員によってまもなく消し止められたものの、車の前方が焼けました。
内蔵しているリチウムイオン電池が、熱などで爆発を起こす可能性があったため、複数の消防車が駆けつける騒ぎとなりました。
福岡運輸支局によりますと、検査中にライトがつかなくなり、原因を調べていた際に煙が出たということです。
燃えた乗用車は、これまでに4度リコールの対象となったものの、持ち主はすべて修理を済ませていました。