LGBTは何人に一人?周りにいないのではなく、あなたに言えないだけ。

まどぅー
LGBT+当事者のまどぅー(➠プロフィールはこちら)です。

LGBT+は11人に1人はいると言われています。

クラスに1〜2人はいるイメージです。

それにも関わらず、「LGBTに会ったことがない」とか「LGBTは周りには絶対にいない」と断言する人がたまにいるんですよ…。(足立区議員とかね)

LGBTは周りに存在していないのではなく、当事者がカミングアウトできない状態であることが多いんです。

LGBTは何人に一人?割合は?

LGBTの割合は8.2%と発表されました。(2019年 働き方と暮らしの多様性と共生 研究チームより)

対象年齢や調査数、地域、またカミングアウトしているかによって、人数は変化しますが、それでも約10人に1人はいることになります。

まどぅー
左利きの人と同じくらいの割合と言われています。

LGBTは増えないし広がらない

先日(2020年10月現在)、足立区議員が「LGBTが広がれば足立区は滅びる」と発言しました。

まどぅー
この発言に多くの当事者が落胆しました。

別記事でも書いたのですが、LGBTは伝染病じゃないので、広がらないし増えません。
 

LGBTが増えたように感じるのはなぜ?

LGBTは昔から一定数いますが、ここ数年で増えたように感じますよね。

それは単純にカミングアウトする人が増えたからです。

わたし自身も、一生自分のセクシュアリティは他人に言えないだろうと思っていましたが、

カナダ人パートナーとの結婚を機会に公にカミングアウトしました。

【ご報告】(English…

鈴木 まど佳さんの投稿 2016年6月17日金曜日

「LGBTはわたしの周りにいない!」と断言することの怖さ

「LGBTはわたしの周りにいない」とか「会ったことない」という人も一定数います。(足立区議員とか

声を大にして言いますが、

いないのではなく、あなたが気づいていないだけです。

ツイッターでまわってきた漫画がドンピシャだったのでシェアします▼

この漫画からもわかるように、LGBTは遠い誰かの話ではないんです。

当事者はすぐそこにいます。

自分の子どもかもしれない、自分の親友かもしれない、自分の友達の親かもしれない。

自分の生徒かもしれない、自分の先生かもしれない。

そういった想像力ができないと、知らず知らずに周りを傷つけてしまいます。

無意識的に人を傷つけ差別することをマイクロアグレッションと言います。詳しくは別記事(マイクロアグレッションとは?)へ。

白石議員杉田議員の発言は悪意ある気がするけど)

まどぅー
これ以上、LGBTをいないことにするのはやめてほしい。

LGBTはいないんじゃなく、あなたに言えないだけ。

それほどカミングアウトはリスクが高いのです。アウティングされてしまう恐れもあるし。

<下に続く>

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「LGBTを認めなきゃいけないの?」という発言に思うこと

「LGBT+を認められない人のことも認めるのが多様性では?」という考えも散見されます。

一見、正論そうに聞こえますが、LGBT+当事者を排除するときによく使われます。

まどぅー
この考え非常に恐ろしいんですよ…。

詳しくは別記事に書きました▼

「LGBTQ+を認められない人のことも認めろ!」という意見に対して思うこと。

2020.05.26

#私たちはここにいる

それでも「周りにLGBTなんていない」という人は是非ツイッターで「#私たちはここにいる」で検索をかけてほしいです。

「LGBT当事者に会ったこともないし見たこともない」と発言をした白石議員の発言により生まれたハッシュタグです。

「会ったことがない=存在していない」わけではないですよね。

わたしのツイートが悩める当事者の生きる希望になってくれたら…と願うばかりです。

以上、まどぅー(➠プロフィールはこちら)でした。

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Source: 恋するダンサー自由記

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