2012年07月吉日開設 2020年12月1日更新 更新履歴
日本書紀が紙背で語る日本の夜明け ―伝承史料と考古史料によるその検証―
このHPの目的は現在の歴史学会が机上の創作とする仁徳天皇以前の日本書紀を見つめ直しておよそ2~4世紀のわが国の建国史を復元するものです。
書紀が一見矛盾だらけの記述の裏に幾つものメッセージを発していることは、本HPを読み進むにつれご理解いただけることでしょう。
もちろんその復元案を示すだけでは眉に唾をつけられても仕方ありませんが、各復元案については全国の神社伝承や各地の地域史、及び考古史料からの検証もおこなっています。
日本書紀を羅針盤に神社伝承や考古学、さらには風土記の助けも得ながら日本建国史探索の旅にでかけませんか。書紀のすごさがきっと実感出来るはずです。
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★本HPは
拙著『
日本書紀と神社が語る天皇誕生史』(歴研、2020年[書評])、
『書紀にほのめくヒミコの系譜』(けやき出版、2012年)、
『ヤマトタケるに秘められた古代史』(けやき出版、2005年)の要約版であることをお断りしておきます。活字で読みたい方や詳細を検討したい方はここ(本HPの底本、参考文献)をご覧下さい(文責 崎元正教 )。
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【総目次】
第一部 ヒミコ前後の建国史(2世紀~3世紀前半)
【概要】 書紀にほのめくヒミコの系譜 -皇室の祖ヒミコの実体[書紀は描いていた]-
【詳細】 Ⅰ.中国正史(『後漢書』、『魏志』)を読み解く
区別すべき倭国大乱と倭国乱
Ⅱ.倭国大乱を征したスサノオ・大己貴親子
建国の祖スサノオの真実 -書紀と伝承が解き明かす皇室の始祖スサノオの原像-
大己貴(大国主)の国造り -各地に残る倭国大乱を征した大倭王大己貴の足跡-
Ⅲ.倭国乱を征した玉依姫(ヒミコ)・イワレ彦(後の神武天皇)親子
倭国乱前夜 -イワレ彦の概観と東征準備-
玉依姫・神武親子の倭国乱-その1 -日向から北九州に至る神武東征の足跡-
玉依姫・神武親子の倭国乱-その2 -瀬戸内海沿岸諸国~ヤマトに残る神武東征の足跡-
書紀と神社伝承から探る邪馬台国とヒミコの原像
【注】
第一部補完資料
日本書紀に秘められたヒミコと皇室の深い関係
-書紀に秘められた「幻の皇祖神系譜」-
魏志倭人伝から探る邪馬台国とヒミコの原像
-原田常治『古代日本正史』の要約-
第二部 日本武尊前後の建国史(3世
紀後半~4世紀)
【概要】 謎の世紀の大棟梁武内宿禰三百歳の謎
【詳細】 Ⅰ.謎の世紀の大棟梁 ヤマトタケルは武内宿禰の若き姿
-書紀に秘められた「幻の皇統系譜」-
「国造本紀」が語る建国史 -成務朝の謎を解く-
【関連ホームページ】
日本書紀と古事記の密接な関係
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