ああ、かわいそう。鴬宿温泉開発株式会社のことを調べていたら調査の副産物が生まれた。。
雫石町のミニ開発。雫石町小日谷地。20年ほども前の話し。
赤ペンでなぞったところは道路の形態をしているが道路ではなく私有地です。位置指定道路として私道認定を受けているらしいが確認できていない。開発業者は倒産した。位置指定道路の所有のあり方がトラブルを起こす場合があります。一筆所有か分割所有か。相続や土地の権利移譲、人間関係の悪化。何がおこるか解らないのが人間社会。未来は見えないもの。位置指定道路は建築基準法42の1の5にあり、市街化区域内で宅地と位置指定道路の合計が1000平米満のものを言います。
道路というのは道路法に定める道路のことを言います。いかに道路のように見えても法律で定められたものでなければ法律上は道路ではありません。位置指定道路は建築基準法上認められています。規定はありますが。
建築基準法を学ぶとき、「敷地と道路の関係」を学びますが、建築行為が出来る敷地は法律で定める道路に2m以上接していなければならないと規定されています。接道規定といいます。建築基準法42条にあります。おそらく現在、建築れている住宅などの建物は位置指定道路として建築確認申請をとったのではないかと思いますが、開発業者が倒産や放棄すれば、何かにつけてトラブルがおこる可能性があります。かわいそうに。ちなみにこの赤マークの近くは雫石町の副町長の自宅付近ですし、周辺は雫石町町会議員の横手議員の建物がある土地でもあります。現在、除雪は役場でおこなっています。本来は土地の所有者がやるべきでしょう。町は私有地の除雪はしません。ここは例外です。何故でしょうか。また、雫石町は行き止り道路は造りません。町への土地の権利譲渡も難しいでしょう。この位置指定道路と言われる私有地は誰の所有でしょう。
AD