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岐阜・美濃焼、粘土枯渇の危機

新たな採掘地探しに熱

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岐阜県特産の美濃焼の原料となる粘土が枯渇の危機にある。美濃焼は家庭などで身近な量産陶器の生産が主力で、国内産陶磁器の出荷額の5割を占める。しかし、東濃地域からの粘土の供給が減り、産出業者の廃業も相次ぐ。地元の業界団体や自治体は新たな採掘地を探るが課題も多い。

「以前は中国の製陶会社から、『地元にこんなに良質な粘土があるなんて』とうらやましがられたものだ」。焼き物原料となる粘土のメーカーで構成する岐...

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