マル・マル・モリ・モリ
Itunes storeシングルランキング49位。
薫と友樹、たまにムックの「マル・マル・モリ・モリ」
ぼーっと聞いててもなんだか元気がもらえる名曲。
前半部分(~0:48)までは「符点8分、符点8分、8分(3,3,2)」のはねた感じのリズムパターンですすんでる。
これはマリオの地上のテーマでもおなじみのやつ。
このリズムパターンの時、ベースギターがすぐミュートする奏法によってリズムをはっきりさせ、とても歯切れよくしている。
サビでのドラムパターン、4分のバスドラと裏でスネアを叩く「どったっどったっ」のリズムはロックでやると忙しすぎる印象があたえかねないけど、ボーカルのこどもとあいまって元気でいい感じに。
この曲、Aメロ、Bメロ、サビでリズム隊の動きがどんどん変化してきます。
Aメロは、1番ではベースと一緒のタイミングでクラップ。
2番では4分のバスドラとハイハットとギロ(あのこするやつ)と、比較的単純なリズム。
Bメロでは16分の細かいトライアングルと複雑なリズムのベースで今までとは全く違う雰囲気に。
急にアンニュイなかんじに。
Bメロではついでにminorに転調もしとります。
サビでは「どったっどったっ」と16分のトライアングルの非常に細かい刻み。
ベースは8分でルートを連打する形。非常にシンプルかつ盛り上がるかたち。
サビへのフィルインとサビのフレーズ終わりに出てくるやたら主張的なシンセドラムは、こども達にクラップを促すことが出来るようなインパクト。
Cメロではここのタイミングで犬の鳴き声がかわいらしく使われている。
この曲のアドレナリンどばどばポイント、1:56からのハイハット4分打ちでためてからのスネアのフィルインはシンプルながらもとても効果的。
アドレナリンどばどばー。いいですねー。
サビでは分かりやすく上3度のハモリ。
Bメロの「帰り道」「願い事」などの要所では下3度のハモリをいれている。
一番上でなってるロングトーンのシンセストリングスは、全音符でなめらかに1音ずつ動いて曲全体に厚みをだしている。
ベルの音でメロディをなぞるのはアニソンやアイドルでも定番(だと思う)のやつ。
要所でリコーダーも一緒になぞっている。
楽しく聞けるようにさまざまな手法を使っていることを見受けられるが、かわいらしい歌詞とかわいらしいボーカルによって空回りすることなく効果的に演出されている。
マル・マル・モリ・モリ、ツル・ツル・テカ・テカ、の不思議な歌詞の反復は子どもたちに浸透しやすいように計算されたものでしょうなー。
E-major
サビ Ⅰ→Ⅳ→Ⅴ→Ⅰ Ⅵ→Ⅴ→Ⅳ→Ⅲ→Ⅱ→(Ⅴの半音下)→Ⅴ
Aメロ Ⅰ→(経過和音)→Ⅱ→Ⅳ Ⅰ→Ⅵ→Ⅳ→Ⅴ
C#-minor
Bメロ Ⅵ→Ⅶ→Ⅴ→Ⅰ Ⅳ→Ⅴ→Ⅵ→(経過)→Ⅶ(E-majorのⅤ)
サビのベースが1音ずつ降りていくのは定番の進行。Ⅴの半音下をいれてくるのはやらしー。宇多田さんとかがやりそう。
Bメロのかなしくなるところで、平行調のC#-minorに転調している。
これによってBメロの歌詞に出てくる悲しげなニュアンスも分かりやすくしてます。
商業用の音楽は、よく聞いてみるとトラックを作った人の意図がちょっとだけ感じられる気がします。
トライアングルやタンバリンをサビにいれる理由とか、メロディをなぞってる楽器があるかないかとか。
なんだか、芸術っぽくない大衆音楽は洗練された魅力を感じます。
とかおもったりなんとかー。
http://www.youtube.com/watch?v=Go8iV6RJ1gw
薫と友樹、たまにムックの「マル・マル・モリ・モリ」
ぼーっと聞いててもなんだか元気がもらえる名曲。
前半部分(~0:48)までは「符点8分、符点8分、8分(3,3,2)」のはねた感じのリズムパターンですすんでる。
これはマリオの地上のテーマでもおなじみのやつ。
このリズムパターンの時、ベースギターがすぐミュートする奏法によってリズムをはっきりさせ、とても歯切れよくしている。
サビでのドラムパターン、4分のバスドラと裏でスネアを叩く「どったっどったっ」のリズムはロックでやると忙しすぎる印象があたえかねないけど、ボーカルのこどもとあいまって元気でいい感じに。
この曲、Aメロ、Bメロ、サビでリズム隊の動きがどんどん変化してきます。
Aメロは、1番ではベースと一緒のタイミングでクラップ。
2番では4分のバスドラとハイハットとギロ(あのこするやつ)と、比較的単純なリズム。
Bメロでは16分の細かいトライアングルと複雑なリズムのベースで今までとは全く違う雰囲気に。
急にアンニュイなかんじに。
Bメロではついでにminorに転調もしとります。
サビでは「どったっどったっ」と16分のトライアングルの非常に細かい刻み。
ベースは8分でルートを連打する形。非常にシンプルかつ盛り上がるかたち。
サビへのフィルインとサビのフレーズ終わりに出てくるやたら主張的なシンセドラムは、こども達にクラップを促すことが出来るようなインパクト。
Cメロではここのタイミングで犬の鳴き声がかわいらしく使われている。
この曲のアドレナリンどばどばポイント、1:56からのハイハット4分打ちでためてからのスネアのフィルインはシンプルながらもとても効果的。
アドレナリンどばどばー。いいですねー。
サビでは分かりやすく上3度のハモリ。
Bメロの「帰り道」「願い事」などの要所では下3度のハモリをいれている。
一番上でなってるロングトーンのシンセストリングスは、全音符でなめらかに1音ずつ動いて曲全体に厚みをだしている。
ベルの音でメロディをなぞるのはアニソンやアイドルでも定番(だと思う)のやつ。
要所でリコーダーも一緒になぞっている。
楽しく聞けるようにさまざまな手法を使っていることを見受けられるが、かわいらしい歌詞とかわいらしいボーカルによって空回りすることなく効果的に演出されている。
マル・マル・モリ・モリ、ツル・ツル・テカ・テカ、の不思議な歌詞の反復は子どもたちに浸透しやすいように計算されたものでしょうなー。
E-major
サビ Ⅰ→Ⅳ→Ⅴ→Ⅰ Ⅵ→Ⅴ→Ⅳ→Ⅲ→Ⅱ→(Ⅴの半音下)→Ⅴ
Aメロ Ⅰ→(経過和音)→Ⅱ→Ⅳ Ⅰ→Ⅵ→Ⅳ→Ⅴ
C#-minor
Bメロ Ⅵ→Ⅶ→Ⅴ→Ⅰ Ⅳ→Ⅴ→Ⅵ→(経過)→Ⅶ(E-majorのⅤ)
サビのベースが1音ずつ降りていくのは定番の進行。Ⅴの半音下をいれてくるのはやらしー。宇多田さんとかがやりそう。
Bメロのかなしくなるところで、平行調のC#-minorに転調している。
これによってBメロの歌詞に出てくる悲しげなニュアンスも分かりやすくしてます。
商業用の音楽は、よく聞いてみるとトラックを作った人の意図がちょっとだけ感じられる気がします。
トライアングルやタンバリンをサビにいれる理由とか、メロディをなぞってる楽器があるかないかとか。
なんだか、芸術っぽくない大衆音楽は洗練された魅力を感じます。
とかおもったりなんとかー。
http://www.youtube.com/watch?v=Go8iV6RJ1gw