Virtual Insanity
洋楽に対して、苦手意識があった僕ですが、最近いいなーってよく思います。
子音が多いせいか16分音符が多いせいか知りませんが、なんか英語かっこいいですしね!
J-popじゃないのは気にしない方向です。
日進カップヌードルのCMでも有名になったJamiroquaiの「Virtual Insanity」。
イギリスのクラブシーンから出てきたジャズの一種「アシッド・ジャズ」というジャンルだそうですが
ジャズにもなんか「ビバップ」とか「フュージョン」とか「ファンク」「モダン」「フリー」とか色々ありますからな。
僕の中ではマイナー7th,9thが多い、ダークかっこいいやつって認識です。
あとベースがよくオクターブで動くのが特徴(たぶん)。
この曲、15年前に出てたそうでまずそのことにビビります。
全然古さを感じませんし、むしろこれカッコよすぎだろう、と。
バスドラ
アタックがよく分かる音。リバーブはあんまり感じない。
スネア
かなりタイトな音。つぶがはっきりしてる。
ハイハット
打ち込みっぽい音(tr-909?)。ひたすら8分を刻み続ける。
タンバリン
サビでひたすらスウィング!
エレキベース
スラップをしてるのか、高い音に行った時にアタックがはっきりします。
オクターブの動きと休符を使った独特のかっこいいやつやってます。
ピアノ
一番目立ってますね。1拍目表でルート、裏スウィングでお洒落な和音弾いてます。
リバーブはけっこうある印象。
ストリングス
サビでメロに対して反復しております。
戻ってきたAメロで3連符のリズムでうねうねしたり。
エレキギター(ワウペダル)
サビでF#を右、左と派手に動かしとります。
2回目のAメロでは味付け程度に「ぽーわっ!」ってやってます。
これ、一見地味です。しかしおしゃれ感3割増しのいい仕事をしてる訳ですな。
ギターが曲にもたらす効果は侮れません。
気になるとこ
Aメロ
テーマとなるコード進行をピアノが提示しつつ、ボーカルのジェイ・ケイがなんかいい感じのやつ。
バイオリンの音がクレッシェンドして、弾き直して歌へ。
(0:15~)はピアノとドラムとボーカルだけですが、かなり音に充実感がありますな。
ドラムとピアノがカバーできる音域はやっぱり広い。
ドラムは基本1拍目表と16分裏にバスドラ、2拍目にスネア、のループ(言葉にすると分かりにくいですね)
パターンはそのままで、4拍目裏裏にバスドラをいれたり、たまにスネアを抜いたり
そいうのでさりげない変化を見せてくれるのが最高にクールです。
サビ
ドラムは一見ロックの分かりやすいリズム。
ですが、ベースのおかげで面白いグル―ヴになっとります。
ベースは裏のスウィングを強調した、オクターブで動く派手なやつ。
「っででーでっ!」っていうフレーズの最初の「っ」のタメがきいてますね。かっこいいです。
Aメロ(2回目)
1回目のに加えて、オクターブが歯切れいいベース、ワウペダルを使ったエレキギター、3連符でフェードインしてくるストリングス
なんかが来てなんだか音が埋まった感がありますね。
どれもいい仕事してますが、やっぱりベースが気になります。
ロックなんかだとルートを提示し続けるのがベースの仕事ですが、この曲ではスウィング感の強調に一役買っております。
「でーれっ!」って歯切れいいオクターブがやっぱりいいですねー。
サビ(2回目後半)
メロディがより高いとこに、派手になります。
それにしても、メロの音の入れ方が超かっこいいですね。
のばしながら♭してお洒落音にしたり、イギリス人ならではのセンスって感じがしますな。
カラオケでは歌いにくいかんじ。同じAメロでも違うメロディだったりするし。
よくこんな難しいことするなぁー。
和音進行
E♭-minor
Aメロ
Ⅰm=Ⅱm(key,D♭) Ⅴ7 Ⅰ7=Ⅴ7(key,G♭) ⅠM7 #Ⅳdim7=#Ⅵdim7(key,E♭) ⅥM7 Ⅴ7(♭13)
なんかものすごい分かりにくい表記になりましたが、前半の2小節がtwo-fiveの繰り返し
後半2小節は半音ずつ下っていくというわりと分かりやすい進行です。
前半の2小節で平行調のG♭-majorに転調。その後すぐに元のE-minorに転調。
転調の際、両方の調に共通の和音Cm7(♭5)を使ってるのにも注目したいところです。
このAメロ、ベースが全部4度上か半音下の動きなので、非常にスムーズ。
サビ
ⅥM7 Ⅴ7(♭13) Ⅰm7 Ⅳm7
6514の進行。最後にⅣに行くのが味がありますな。
これまたベースが4度上か半音下に動くスムーズかつクールな進行です。
jamiroquai、ちょっと前に出た「White Knuckle Ride」とか「She's a Fast Persuader」とかもかっこよかったです。
ぜひぜひー。
http://www.youtube.com/watch?v=pzGVgcBJgZo&feature=related
子音が多いせいか16分音符が多いせいか知りませんが、なんか英語かっこいいですしね!
J-popじゃないのは気にしない方向です。
日進カップヌードルのCMでも有名になったJamiroquaiの「Virtual Insanity」。
イギリスのクラブシーンから出てきたジャズの一種「アシッド・ジャズ」というジャンルだそうですが
ジャズにもなんか「ビバップ」とか「フュージョン」とか「ファンク」「モダン」「フリー」とか色々ありますからな。
僕の中ではマイナー7th,9thが多い、ダークかっこいいやつって認識です。
あとベースがよくオクターブで動くのが特徴(たぶん)。
この曲、15年前に出てたそうでまずそのことにビビります。
全然古さを感じませんし、むしろこれカッコよすぎだろう、と。
バスドラ
アタックがよく分かる音。リバーブはあんまり感じない。
スネア
かなりタイトな音。つぶがはっきりしてる。
ハイハット
打ち込みっぽい音(tr-909?)。ひたすら8分を刻み続ける。
タンバリン
サビでひたすらスウィング!
エレキベース
スラップをしてるのか、高い音に行った時にアタックがはっきりします。
オクターブの動きと休符を使った独特のかっこいいやつやってます。
ピアノ
一番目立ってますね。1拍目表でルート、裏スウィングでお洒落な和音弾いてます。
リバーブはけっこうある印象。
ストリングス
サビでメロに対して反復しております。
戻ってきたAメロで3連符のリズムでうねうねしたり。
エレキギター(ワウペダル)
サビでF#を右、左と派手に動かしとります。
2回目のAメロでは味付け程度に「ぽーわっ!」ってやってます。
これ、一見地味です。しかしおしゃれ感3割増しのいい仕事をしてる訳ですな。
ギターが曲にもたらす効果は侮れません。
気になるとこ
Aメロ
テーマとなるコード進行をピアノが提示しつつ、ボーカルのジェイ・ケイがなんかいい感じのやつ。
バイオリンの音がクレッシェンドして、弾き直して歌へ。
(0:15~)はピアノとドラムとボーカルだけですが、かなり音に充実感がありますな。
ドラムとピアノがカバーできる音域はやっぱり広い。
ドラムは基本1拍目表と16分裏にバスドラ、2拍目にスネア、のループ(言葉にすると分かりにくいですね)
パターンはそのままで、4拍目裏裏にバスドラをいれたり、たまにスネアを抜いたり
そいうのでさりげない変化を見せてくれるのが最高にクールです。
サビ
ドラムは一見ロックの分かりやすいリズム。
ですが、ベースのおかげで面白いグル―ヴになっとります。
ベースは裏のスウィングを強調した、オクターブで動く派手なやつ。
「っででーでっ!」っていうフレーズの最初の「っ」のタメがきいてますね。かっこいいです。
Aメロ(2回目)
1回目のに加えて、オクターブが歯切れいいベース、ワウペダルを使ったエレキギター、3連符でフェードインしてくるストリングス
なんかが来てなんだか音が埋まった感がありますね。
どれもいい仕事してますが、やっぱりベースが気になります。
ロックなんかだとルートを提示し続けるのがベースの仕事ですが、この曲ではスウィング感の強調に一役買っております。
「でーれっ!」って歯切れいいオクターブがやっぱりいいですねー。
サビ(2回目後半)
メロディがより高いとこに、派手になります。
それにしても、メロの音の入れ方が超かっこいいですね。
のばしながら♭してお洒落音にしたり、イギリス人ならではのセンスって感じがしますな。
カラオケでは歌いにくいかんじ。同じAメロでも違うメロディだったりするし。
よくこんな難しいことするなぁー。
和音進行
E♭-minor
Aメロ
Ⅰm=Ⅱm(key,D♭) Ⅴ7 Ⅰ7=Ⅴ7(key,G♭) ⅠM7 #Ⅳdim7=#Ⅵdim7(key,E♭) ⅥM7 Ⅴ7(♭13)
なんかものすごい分かりにくい表記になりましたが、前半の2小節がtwo-fiveの繰り返し
後半2小節は半音ずつ下っていくというわりと分かりやすい進行です。
前半の2小節で平行調のG♭-majorに転調。その後すぐに元のE-minorに転調。
転調の際、両方の調に共通の和音Cm7(♭5)を使ってるのにも注目したいところです。
このAメロ、ベースが全部4度上か半音下の動きなので、非常にスムーズ。
サビ
ⅥM7 Ⅴ7(♭13) Ⅰm7 Ⅳm7
6514の進行。最後にⅣに行くのが味がありますな。
これまたベースが4度上か半音下に動くスムーズかつクールな進行です。
jamiroquai、ちょっと前に出た「White Knuckle Ride」とか「She's a Fast Persuader」とかもかっこよかったです。
ぜひぜひー。
http://www.youtube.com/watch?v=pzGVgcBJgZo&feature=related