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ベトナムで“新たな変異ウイルス”発見　封鎖や移動制限も…　強い感染力に不安広がる【新潟】

2021年06月04日 19時19分更新

新たな変異ウイルスが見つかるなど、急速に新型コロナウイルス感染が広がっているベトナム。

普段は多くのオートバイや車が行き交うホーチミン市ですが、現在は交通量が大幅に減っています。

【ベトナム人】
「今のほうがやばいと思う。マスクをつけて、必要なことがなかったら（外に）出ないようにする」

ベトナムでは累計の感染者約８１００人のうち、約５２００人は４月下旬以降に確認されています。

感染急拡大の理由の一つと考えられているのが、ベトナムで見つかった新たな“変異ウイルス”。ベトナム政府によりますと、これまでのウイルスと比べ、感染力がはるかに強いということです。

【記者リポート】
「ベトナム政府は５月３１日から集団感染が確認されている地域を封鎖。また食料や医療などを除く店舗の営業を停止させています」

封鎖された地域は、道路に柵が設けられ出入り禁止となり、食料の買い出しもできないため、住民にはパンなどが配られています。

また移動制限を実施していて、通過する際は医療申告を義務づけ。

このような状況にベトナムで暮らす日本人は…

【日本人】
「第３波までと全然違う感染力なので、ちょっと怖い。接触者になるかとか、自分の会社の中で、誰か１人でも感染者が出たらどうしようかと思っている」

不安が広がるベトナム社会。

変異ウイルスなどによる感染者の拡大は続き、警戒感が高まっています。