ハンバーガー航空券の発券方法と注意点

ユナイテッド航空での発券方法と、ハンバーガー航空券がどういったものかは分かったと思います。

その中でも修行に使っていく「ハンバーガー航空券」発券の知識と注意点を見ていきます。

ここでハンバーガー航空券を検索した結果を見てみましょう。

今回の例では、以下の予約をしています。

3/7   成田-福岡

3/14 ヤンゴン-バンコク

3/19 関空-中部

 

まずは国内線片道①の成田-福岡が表示されます。

国内線片道①の注意点

ユナイテッド航空では、単純な成田-福岡という直行便以外にも、上図のような成田-沖縄-福岡などの経由便が出てきます。

このような遠回りする「1回乗り継ぎ、2回乗り継ぎ」を積極的に選んでいきます。

 

なお、何十個と検索ルートが出てくるので、画面一番下の「空港」をクリックして、経由する空港を指定すると調べるのが楽になります。

 

ユナイテッド航空の規定では日本国内の路線は「直行便で800マイル以内」のものは5000マイルで発券可能、そして「直行便で801マイル以上」のものは8000マイルで発券となっています。

そのため、上記のような東京-沖縄-福岡という全区間の距離が800マイルを大幅に超える路線でも、出発の東京と帰着地の福岡が800マイル未満なので、わずか5000マイルで発券できるのです。

これが本修行の肝なのですが、日本国内で800マイルを超える路線は限られています。

たとえば、成田-沖縄などがそうです。しかし、この路線を入力する必要はありません。

成田-沖縄にのってマイルやPPを稼ぎたいとして、わざわざ8000マイル払うのはバカげています。

先ほどの例のように、成田-福岡とやるだけで沖縄経由が出てきますし、他の地域、たとえば名古屋でも、大阪でもかまいません。沖縄経由でいける空港はたくさんあります。

そういう場所を指定することで沖縄経由にして飛距離を伸ばしつつ消費マイルを5000にするのです。

また、利用空港によっては沖縄に限らず札幌や釧路などの北海道近辺を経由するほうが飛距離を伸ばせる人もいます。

修行と言うと、沖縄修行を考えがちですが、飛距離を稼げれば何でもいいので、臨機応援に対応してください。沖縄ではなく、北海道もあり、宮古島経由、石垣島経由なども出てくるので、すさまじくマイルとPPが稼げます。

沖縄路線をまともに買うと何万円もしますし、予約合戦が激しいですが、このユナイテッド航空を使った裏技だと、購入すれば高いものであっても空いていれば発券できますし、しかも単純な沖縄往復ではなく経由でさらに稼げます。

なお、注意点があります。

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①近すぎる片道は出来ない。

たとえば、成田-羽田、関空-伊丹or神戸などはできません。

できるか出来ないかは実際に入力して確認してください。予約画面で「片道」で検索してみるとすぐにわかります。(往復で調べると入力が手間なので片道でチェックしたほうが楽)

成田-沖縄-羽田などは東京の人ならば、最高に修行向きですよね。成田羽田間は500マイル以下なので、5000マイルで発券できて修行の王道を行くはずです。

しかし、こういった近すぎる路線はエラーが出て発券できないので、たとえば羽田-静岡などに指定しなおすと使えるようになります。

ちなみに羽田-沖縄-静岡という路線でも3694PP、マイルは最低1847たまります。国際線乗り継ぎ扱いで運賃4の100パーセントPPが貯まります。

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②片道部分で経由便を選んだ際に、日をまたがないようにする

後で後述しますが、この裏技は100%の確率でマイルやPPが貯まるわけではありません。

ANAのシステムの問題で貯まってしまうだけですので、係りによってはポイントは貯まりません。そのため、一泊してしまう航空券にすると、もしポイントがたまらないときは、ホテル代まで無駄になります。ですから、なるべく一日で修行が終わるようにしておいたほうがいいとおもいます。

 

国際線片道の注意点

 

 

ハンバーガー航空券の国際線部分です。

ここはスターアライアンスの飛行機が自動で出てきます。タイ航空、シンガポール航空、中国国際航空などです。

国内線部分と異なり、マイルもPPもたまらないので、大回りするのは面倒なだけです。

なるべく直行便が出ることを祈りましょう。

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ユナイテッド航空の凄まじいメリット

燃油サーチャージが無料

サーチャージがどんなに上がっていようとも、ユナイテッド航空で発券する特典航空券はサーチャージが取られないので、この国際線部分もサーチャージ0です。

ですから空港使用税等の支払いのみで、追加マイル0、サーチャージ0で発券できます。

さきほどのANA国内線部分でも2018年現在サーチャージが上がっているため、購入すると去年より航空券代が高くなっていますが(航空券代金にサーチャージが含まれているので、こっそり値上げしています)、ユナイテッド航空での発券であれば、以前と同様片道5000マイルと空港使用税等なので、サーチャージの値上げは関係ありません。

 

国内線片道②の注意点

ハンバーガー航空券の最後、国内線片道②の部分です。

ここは最初の国内線①とまったく同じです。

とにかくPPの稼げるものを選んでおきましょう。

 

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超重要:ハンバーガー航空券の注意点

ハンバーガー航空券は予約日から2ヶ月以内に完了するように指定しなければならない。

たとえば、3/1に予約しようとした場合、4/30までにハンバーガー航空券を使い切るように日付を設定しないと、予約画面の途中で、航空券を発券できないとエラー表示されます。

 

例:3/1に入力したとする。

3/25 東京-大阪

4/10 バンコク-ビエンチャン

6/13 札幌-仙台

このハンバーガ航空券は発券できません。

 

ハンバーガーのパンの部分がANAの国内線なので、ANAの国内線発券のルールに従うためです。ANAの国内線が2ヶ月より先のものを予約できないので、このハンバーガー航空券も最後の札幌-仙台が6月13日と、予約をしようとした3月1日から2ヶ月以上先なため、予約できないのです。

厳密にはちょっと違うのですが、私もそこまで把握しておらず、アバウトに2ヶ月を超えちゃいけないと把握しておけば十分です。

 

今は二ヶ月ルールがなくなりました。

2018年10/1より2ヶ月ルールは撤廃され、355日間有効となりましたので、非常に使いやすくなりました。
そのため、緩やかに航空券を作ることができるようになりました。

ハンバーガー航空券の最終確認

 

航空券を全部選んだ後の確認画面です。

ハンバーガー航空券の第二区間である国際線片道部分がちゃんと0マイルで発券されているので、消費1万マイルのみと表示されています。

また燃油サーチャージは無料なので、これだけ飛行機に乗っているというのに空港使用税のみの2790円。

ここで消費マイルや空港使用税の値段がおかしくないかチェックした後で次の画面へ行きます。

 

会員登録した際のデータが自動で入力されています。

この「フリークエントフライヤープログラム」のところは自動でユナイテッド航空になっているので、そのままユナイテッド航空のままにしておきます。

 

座席指定の画面になりますが、ユナイテッド航空での予約の時点では座席指定不可能です。

このまま支払いに進んでください。

なお、発券後に座席指定をとある方法を使うと可能なのですが、解説は今のところいたしません。しないほうが良いと考えているからです。(将来的にかえる可能性があります。)

独自に調べたりして座席指定しようとしないでください。この手法通りのやり方で航空券を利用してください。

 

 

支払いの前に、「ユナイテッドのトラベルオプション」の画面となります。

これは何かと言うと、ユナイテッド航空が使用マイルを買い戻すサービスを提供しているのです。

よく分からない人はスルーしてしまうところなのですが、実はとってもお得なサービスです。必ず利用しましょう。

 

 

最後の決済画面です。

あとはクレジットカードを入力して決済するだけです。

以上、ハンバーガー航空券の発券方法と注意点でした。

 

この記事を書いた人

ryokou-businessman
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