現在、YouTube劇団四季公式チャンネルにて、『アラジン』の新CMを公開中。
今回公開されたのは、「願いは何だい?」編の新バージョン。両親に連れられて『アラジン』を観劇した男の子の願いを、ランプの魔人ジーニーがかなえます。
息子役は『ライオンキング』東京公演でヤングシンバとして出演している阿部稜平くん、パパ役、ママ役は前作に続き、西尾健治と松本菜緒が務めました。
公演の合い間を縫い、電通四季劇場[海]にて1日がかりで行われた撮影の裏側をご紹介しましょう!
最初のカットは、観劇中の親子3人の光景。客席に撮影用の機材が運び込まれている頃、楽屋では、ママ役の松本がスタンバイ。ヘアー・メイクのスタッフさんと、楽しそうに会話しながらも、その姿は着々と"ママ"に。
そこにパパ役・西尾が到着すると、松本は、「あなた!」と奥さんになりきって出迎えます。ふたりとも2度目のCM撮影とあって、息ぴったり。
準備が整うと、いよいよ撮影開始!
監督からスタートが掛かり、観劇の様子を何パターンか撮影。台詞のないシーンですが、西尾、松本は迫力の演技。監督から、「息子よりもパパとママの方が目がきらきらしている。もう少し押さえましょうか(笑)」との指示が出て、思わず笑いがこぼれます。
次は、息子の願いがかなえられる場面。場所は客席から家のリビングに、衣裳はおしゃれ着からラフな普段着に着替えます。
その頃楽屋には、男性アンサンブルが続々と到着。ウェイター役に着替え、リビングに合流します。
一見して一般的な家庭のリビングルームですが、実はこれ、劇場ロビーに建てた仮設のセット。息子役・阿部くんとウェイターたちがスタンバイするなか、セットの外から、松本と西尾が「笑顔で!」とアドバイスを送ります。その姿は、まるで本物の親子のよう。
そしていよいよ最後のカット、再びパパとママの登場です。ここでは、自宅で起きた突然の出来事に、両親が驚きのけぞる設定。
実はこの「驚き方」は、松本と西尾が自ら考案したもので、全部で4パターンを考えてきたそう。オリジナリティー溢れる「驚き方」に、撮影中、共演者が笑ってしまうなどのNGシーンも。
こうして、1日におよぶ撮影は無事終了!
果たして、息子の願いとは?両親が思わずのけぞる、驚きの出来事とは?!夢と魔法にあふれた新しいCMを、ぜひご覧ください!