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例年並みの寒さになったせいか風邪をひいてしまいました。熱はないので診療所で貰った薬を飲んでうだうだしてます。
さて、拙作動画sm26931714に興味深いコメントが付いていました。「モデル見てみたら、胸剛体よりも髪のバランサー剛体という謎システムが搭載されていた件」(図1↓)
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もともと自作ハク姉は物理演算の実験モデルでして、いろんと変な剛体をくっつけて遊んでいました。実はRGBA式おっぱい剛体はオマケで、髪に付いている重力バランサー剛体がこのモデルの主役なんですw やっと気づいた人が現れて嬉しい限りです。
前回紹介した方法は衝突判定が厳しい剛体には使えません。そこで今回ご紹介するのが「重力バランサー剛体」(別名「やじろべえ式剛体」)です。
図2のようにJointのY軸を中心にして元の剛体と対称になるように重力バランサー剛体を取り付けます。重力バランサー剛体の取り付けは元の剛体にJointを介して行います(1本のボーンに複数の物理演算剛体を取り付けると挙動がおかしくなる)。
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衝突判定は元の剛体のみで行い、重力バランサー剛体の非衝突グループはすべてにチェックを入れます。関連ボーンは「-」(なし)に設定します。
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これで物理演算をONにしても下に垂れることなくシビアな衝突判定も行えます。
ロングヘアーの場合等、剛体が複数個つながっている場合は図4のようにします。剛体の質量も重力バランスがとれるように設定します。
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・実装例(RGBA式弱音ハク水着のポニテ)
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文章と図だけではわかりにくいと思うので、下記動画からモデルをダウンロードして重力バランサー剛体を確認してみてください。(←宣伝乙)
この「重力バランサー剛体」を思いついたのは数年前のことで、リボン犬さんが配布している泉こなたモデル(物理演算は私が担当しました)の後髪にも使っています。
今はなきボーカロイドにゃっぽんの日記にこの剛体構造を書いたときに、もっとスマートな実装方法をコメントで教えていただいたのですがどのような内容だったか覚えていませんorz
■PMXエディター用のプラグイン
千成さんが重力バランサー剛体を組み込むPMXエディター用のプラグインを作ってくださいました。
https://bowlroll.net/file/145961
さて、拙作動画sm26931714に興味深いコメントが付いていました。「モデル見てみたら、胸剛体よりも髪のバランサー剛体という謎システムが搭載されていた件」(図1↓)
もともと自作ハク姉は物理演算の実験モデルでして、いろんと変な剛体をくっつけて遊んでいました。実はRGBA式おっぱい剛体はオマケで、髪に付いている重力バランサー剛体がこのモデルの主役なんですw やっと気づいた人が現れて嬉しい限りです。
前回紹介した方法は衝突判定が厳しい剛体には使えません。そこで今回ご紹介するのが「重力バランサー剛体」(別名「やじろべえ式剛体」)です。
図2のようにJointのY軸を中心にして元の剛体と対称になるように重力バランサー剛体を取り付けます。重力バランサー剛体の取り付けは元の剛体にJointを介して行います(1本のボーンに複数の物理演算剛体を取り付けると挙動がおかしくなる)。
衝突判定は元の剛体のみで行い、重力バランサー剛体の非衝突グループはすべてにチェックを入れます。関連ボーンは「-」(なし)に設定します。
これで物理演算をONにしても下に垂れることなくシビアな衝突判定も行えます。
ロングヘアーの場合等、剛体が複数個つながっている場合は図4のようにします。剛体の質量も重力バランスがとれるように設定します。
・実装例(RGBA式弱音ハク水着のポニテ)
文章と図だけではわかりにくいと思うので、下記動画からモデルをダウンロードして重力バランサー剛体を確認してみてください。(←宣伝乙)
この「重力バランサー剛体」を思いついたのは数年前のことで、リボン犬さんが配布している泉こなたモデル(物理演算は私が担当しました)の後髪にも使っています。
今はなきボーカロイドにゃっぽんの日記にこの剛体構造を書いたときに、もっとスマートな実装方法をコメントで教えていただいたのですがどのような内容だったか覚えていませんorz
■PMXエディター用のプラグイン
千成さんが重力バランサー剛体を組み込むPMXエディター用のプラグインを作ってくださいました。
https://bowlroll.net/file/145961
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