声優のバラエティー進出にウンザリ! 素人ノリに呆れ声「地上波じゃ恥ずかしい」

声優のバラエティー進出にウンザリ! 素人ノリに呆れ声「地上波じゃ恥ずかしい」 

(C)Krakenimages.com / Shutterstock 

『鬼滅の刃』の大ヒット以降、急激に加速している声優のTV進出。連日多くの人が、〝あの鬼滅声優〟との触れ込みで、声優のバラエティー出演を目にしているのではないだろうか。

5月24日、このブームに乗る形で、〝鬼滅声優〟の小西克幸と鬼頭明里が『10万円でできるかな』(テレビ朝日系)に出演。『Kis-My-Ft2』宮田俊哉、『ナイツ』土屋伸之とともに、1000円ガチャを回すロケに挑んだ。迎えたオープニングトーク、「声優の鬼頭明里です。よろしくお願いします!」と普通に自己紹介する鬼頭に対し、小西は「君のハートに、レボリューション!」とゴー☆ジャスのギャグを本意気で披露。この全く脈絡のない自己紹介に、スタジオでVTRを眺める『サンドウィッチマン』は微妙な表情を浮かべてしまった。

「キスマイ」の北山宏光も、「え、レボリューションは…?」と困惑。スタジオの宮田は「レボリューションは、なんかノリで言ってくれたみたい」と当時を振り返り、小西の悪ノリであったことを明かした。VTRに戻ると、小西は自身が声優を務めた『BEM』のセリフを披露することに。しかし、「早く人間になりたい!」とキャラとは真逆な爽やかな声で発し、またも悪ノリを見せたのであった。

ここで小西のキャラを察したのか、土屋は「これ大変だぞ!」と今後のロケを心配する。そして、この心配は的中してしまうのだった…。

芸人気取りの悪ノリ連発に「ウザすぎる」

1発目のガチャを引く際、小西は「このスパにいるガチャの精霊たちよ! カギを出せぇ!」とポーズを決めつつ絶叫。テンポを悪くする相変わらずの悪ふざけに、『サンド』富澤たけしは「何してんの」と呆れ気味につぶやく。現場の土屋も、「俺は日本中のツッコミたちよ、助けてくれって思ってるよ」と呆れ気味にツッコミ。まるで、TV出演に興奮を抑えきれない素人大学生のような悪ノリを、終始に渡って続けたのだった。

これら悪ふざけは、声優ファンから

《地上波バラエティーでも、こにたんはこにたんだったw》
《小西さんいい声&相変わらずのノリの良さ笑》
《※決して芸人ではありません》
《小西さん出オチだしボケまくりやwww》

などと大好評。しかし、まともな視聴者には

《うぜえ声優》
《小西のノリは地上波じゃ恥ずかしいからやめれ》
《アニメは面白かったが 声優のごり押しはいい加減にしろ》
《うるせえ声優もう止めろ》
《とことん寒いな》
《こいつマジでウザすぎるだろ 自分は面白いと思ってそうなのも救えない》

など、多大なる不快感を抱かせてしまった。

「先日、『YOASOBI』のikuraが声優に挑戦することが発表され、ネット上に『本業じゃないのに声優をするな』など、数十年言われ続けている金太郎飴のような感想が相次ぎました。一方、今回の小西をはじめ、昨今は声優による各界への侵略が確実に増加中。三石琴乃がドラマ『リコカツ』(TBS系)に、『ものまねグランプリ』(日本テレビ系)に山寺宏一と海宝直人、花澤香菜は『サンデー・ジャポン』(TBS系)にコメンテーターとして出演しています。木村昴や下野紘は2大巨頭で、特に『あの鬼滅声優!』と下野が出るのは相当な頻度。しかし、なぜか声優ファンから『本業じゃないのにバラエティーやドラマに出るな』との意見はあがってきません」(エンタメ誌記者)

タレントではないことを自覚し、芸人気取りの悪ノリは避けてほしいものだが…。

【あわせて読みたい】