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会話
今日の会見は松井市長にしては長かったので、私の中で「残しておきたい」と思った、
①インテックスでの教員へのワクチン接種
②大阪市立中学校の部活および小中のプール授業
③木川南小校長先生関連
の内容に絞って書き起こしています。
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①インテックスでの教員へのワクチン接種
記者:公明党からの要望の中で、インテックスの予約枠が空いている場合に教職員への接種も進めていくということだったが、具体的には?
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松井:せっかく接種可能な能力が確保されているので、予約が埋まらずにあいたままにしておくのは、勿体なく非合理。
予約が埋まらない場合は、空いた枠で教員、公明党さんからは保育士というのもあったが。
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松井:今の時点で現役世代に接種券は届いていないが、大阪市教員であれば接種券がなくてもどこの誰かはっきり人物を確定できるので、接種しても人物を把握できるので、枠が空いていればせっかくワクチンもある、打ち手もいる、体制が整っていてあいているのは勿体ないので、接種を埋めていきたい。
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記者:市立学校の教職員を対象?
松井:まずは。
記者:教員の年齢制限は?
松井:教員ならすべて対象。
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記者:教職員や保育士は余力があれば接種ということだが、さまざまな職種がある中で、たとえば介護従事者などは優先接種ができない。
(枠が空いた場合に予約を受け付ける)職種として、教職員を対象とした理由は?
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松井:まだ接種券が届いていない中で、個人を特定するためには、市の職員であればすぐに把握できるから。接種券が届いたら、介護職の人たちも優先接種の対象にはなってくると思う。
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記者:インテックスのワクチン接種でキャンセルが出た場合、教職員が優先的に接種することになる?
松井:キャンセルが出た場合に優先接種というか、キャンセルが出たワクチンを無駄にしないための措置。
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松井:今回は、接種会場において予約が埋まらなかった分について、せっかくワクチンがあり、打ち手が確保的でいるのに打たないのはあまりに勿体ない、非合理なので、そこの枠はどこの誰というのがはっきりわかる職員でその枠を埋めていきたい。
その方が無駄なく接種ができるという判断。
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②大阪市立中学校の部活および小中のプール授業
記者:中学校の部活動について、先週は、6/1から徐々に再開したいと話されていたが、昨日の時点で各学校に出た通知では、基本的に府の方針に従うということで、原則は運動部は中止。
当初の考えと違う方向だが。
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松井:教育委員会(以下、教委)はその考え方で、僕は今の第4波の状況を見ても、子どもたちが重篤になった例がないので、クラブは成長に有用なツールなので、できるだけやらせてあげたい考え。
教委は、当面は府の教育員会と同じスタンスで行なうという判断をしたと思っている。
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記者:教委の考えと市長の考えは、今の段階では違う?
松井:元々教育現場の権限は教委にある。僕は予算を付ける権限。大きな方針、教育振興計画を市長と教委が協議しながら定めるというのが、教育基本条例。
学校現場の運営に市長が権限を持つわけではない。それは、教委が判断をすればいいと思う。
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記者:昨日の時点では、再開時期について市長と話をということだったが、教委と話は?
松井:まだ受けていない。これから夏にかけていろんな大会がある。ほとんどの大会が、延期・中止になっている。去年の3年生は殆どそういう物を体験することなく卒業している。
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松井:この状況であれば、思い出を作って、子どもたちの学生生活のクラブを通じた成果をつくるためにも、クラブ活動はやらせてあげるべきだと思っている。
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記者:やらせてあげるべき、という話を教委とは?
松井:教委も考えていると思う。教委が一番クラブをやらせてあげたいと思っていると思う。これは教育長からも聞いている。
学校現場のそれぞれの状況も考えながら、市教委で判断してくれればいいと思う。
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記者:今年は全学年に対してプール授業が実施される方針。去年は5・6年生に対してされていて、今年は全学年。
最終的には各学校判断だが、プール授業やることに対して、市長として背景・根拠をどうとらえている?
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松井:去年はプール授業も含めて、様々な授業が休校になったり大会も中止になったが、今年は市教委としても第4波の中でも子どもたちが重篤な症状になることはゼロなわけで、できるだけ従来の教育現場に近い形を作りたい、その一つがプール授業だと思う。
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返信先: さん
③木川南小校長先生関連
記者:今日のお昼に、自由法曹団という法律家の団体と、民主法律協会という弁護士・研究家の団体が、木川南小校長の提言に関連して要請書を山本教育長宛に出した。
返信先: さん
記者:その中で松井市長の「ルールに従えないなら組織を出るべきだと思う」「教育振興計画を○○するならルール違反、やめてもらう」「決めたことに従わないなら処分の対象」を引用し、まず一つは、校長を懲戒処分にしないでほしい、○○行為に該当しないとのことだった。
これについての受け止めは?
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松井:発言を以って処分するとは一言も言っていない。僕が言っているのは、どういう団体の抗議文書、要望なのかは分からないが、世の中はルールを敗れば、処分の対象になるのは当たり前。
どこでも。
法を破れば、刑罰を伴う罰を受ける。
人が集まるエリアには、その団体ごとにルールがある。
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松井:まずそれぞれの人が集まるエリアには、その団体ごとにルールがある。
ルール違反をする者は処分無しというのは、どの世界でもない。
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松井:大阪の場合は、教育基本条例という条例がある。その条例に基づき教育振興計画がある。これがさっき言った市長と教委が協議して、ある一定期間の教育方針を定めるもの。これに基づいて現場は動く。
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松井:だから、現場の人がルールに基づいて決定された事項を無視して職務をすると、職務規律をなさないし、処分の対象。当たり前のこと。
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記者:そう仰ったことに対して、しないでほしいという要望だが。
松井:ルールを逸脱したら処分の対象。その人たち、弁護士の人たちもいる?
記者:います。
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松井:法律違反した者は、法律家ならわかるでしょ、法律違反をしたら、ルール逸脱したら処分の対象になります!誰でも、当たり前(エキサイト気味)
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記者:要請の内容で、市長の発言について、法的根拠なく教育への不法な政治的介入であると仰っていて、今仰っていた教育振興計画も職務命令ではない、と。
市長が学校現場に職務命令を出す権限はないんだという論理で、政治的介入だと仰っている。
それについては?
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松井:コメントする気もない。
職務命令を発した覚えはない。さっきも言ったように、教委の権限の範囲。権限は教委にあることははっきり言っている。
そういう人たちこそ、政治的介入なんじゃないの?政治的思惑で、我々に僕に対して、提言というか、抗議に来ていると捉えている。
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記者:職務命令を出したことはないので、先ほどの「ルール違反なら辞めてもらう」「処分の対象」という言葉を発していても、不当な政治介入には当たらないという考え?
松井:全く当たらない。
その人たちが、政治的思惑を以って介入しているんじゃないの?
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記者:市長に処分権限はないが、現状その方がルールを破ったかどうかという認識については?
松井:教育振興計画を否定するなら、我々の組織の中で学校運営するのは、違うんじゃないかと思う。
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松井:これは、教委と市長、正確に言うと今の計画は当時の橋下さんが教委と協議をして作ったものだが、教育基本条例という元の、市としては一番守らなければならないルールに基づいて振興計画ができているので、その振興計画に沿った教育現場を運営するのが好調の責務だと思っている。
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記者:「運営する/しない」と計画へ意見を述べる事は、次元が違うと思う。計画を否定することがルールを逸脱していると考え?
松井:計画を作る段階では、現場教師の声も聞きながらやった。教員の皆さんをマネジメントするのが教委。
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松井:そんなこと言ってたら、大阪市の500校ある教育現場の教職員が全く同じ価値観なのか?
それは違うが、でも大阪の教育はこういう方針でいこうというのは決めたんだから、決めたら従わないといけない、公務員なんだから。
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記者:市長は従っていないと捉えている?
松井:だって。文章を読むと否定されている。
否定されても、自分は違う考えでも、振興計画に沿った現場運営をするのが、校長の現場マネジメント、責務だと思っている。
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記者:計画に意見があっても、遵守して運営していれば?
松井:それは職務違反とは思わない。
公務員は職務専念義務がある。それを担うために色んなルールに基づいて義務が求められている。それが教育現場では教育基本条例だし、大きな方向は教育振興計画。
それを言うと民主主義が成り立たなくなる。
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松井:選挙で我々は教育基本条例を掲げて作ったし、議会の過半数同意も取り付けた。
大きな教育現場の方向性は、市長と教委が協議をして定めることになっているので、一人の校長が自分の意見と違うから従いませんというのは、公務員として職務専念義務違反になる。
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記者:実際に従っていなかったら、の話ですよね?
松井:そう。
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記者:疑義行為かどうかは、市教委が調べている最中だと思うが、市長が様々な意見をいうことは認めている段階で、疑義行為かどうかは分からない段階で、市長は「社会に出たことがあるのか」「辞めるべきだ」という発言をされていた。
それによって現場が委縮するのではないかという声がある。
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松井:「辞めるべき」というのは、ルールに従えないという表現をされたので、それは職務専念義務違反だし、やる気がなくなっているとかいう表現もあった。
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松井:やる気がない、ルールを守れない教員が居るのは児童生徒にとって不幸だし、ご本人もやる気がないのに仕事をするのは、やり甲斐さえ見つけられないなら、違う仕事を見つけたほうが本人のためになるんじゃないかということで、そういう発言をした。
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松井:僕が言っているのは、校長が言われたことに対して、一般的に違うというところについて否定しただけで、彼を処分するとは一言も言っていない。
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松井:ルールを守るのは当たり前のことやと思う。学校でルールを守れって教育してるんじゃないの?そのルールが自分の考えと違うからといっても、決まったルールを守る。これは当たり前のこと。
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今日の抜粋は、以上
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