6月1日(火)14時から横浜市長選挙出馬表明記者会見を行いました。合わせて、僕を支援してくれる政治団体「#横浜STARTUP」の立ち上げ記者会見も行われました。#横浜STARTUPの代表には喜多埜裕明(ヤフー元取締役COO)、顧問にはSUGIZO(LUNASEAギターリスト)、内田勝他(元横浜市役所情報統括官CIO補佐監)、安井肇(元日本銀行横浜支店長、Sansanシニアアドバイザー)が就任しました。


「市長選に向けたキャッチフレーズは『#横浜STARTUP~横浜市民の夢をカタチに』です。」ここから会見は始まりました。横浜は、160年前、新たな価値を受け入れ、それを育み、全国に発信してきました。正にスタートアップ発祥の地だったのです。その原点に立ち返り、人・金・物はあるけれどポテンシャルをいかせない横浜をスタートアップの地に戻したいと思います。

 

主要政策は3つ①デジタル都市 横浜②再エネ拠点 横浜③子供ファースト 横浜です。そして、活動プロセスを通じて、「民主主義の再定義」をしたいと思います。①当選至上主義・政局中心から脱すること②行き過ぎたシルバー民主主義を修正する事③デジタルプラットフォームを通じて若い人たちの意見を集約してマニュフェストをつくる事です。

 

市長選挙は8月22日です。82日間の活動がスタートします。横浜市民の皆さんだけでなく、他の地域の皆さんも、「思い」に賛同して頂き、活動を支援して欲しいと思います。先ずは、下記アドレスから、#横浜STARTUPの仲間になって下さい。
https://liny.link/r/1656045928-bv65Ek3x?lp=wCfiLm

記者会見を動画でご覧になりたい方は下記のアドレスからご覧下さい。

 

文章でお読み頂ける方は下記をお読みください。

【福田峰之記者会見】

本日は急な呼び立てにも関わらずお集まり下さりありがとうございます。多摩大学大学院客員教授の福田峰之です。この度、横浜市長選挙への出馬を決意しました。横浜市政では、公営企業改革、国政ではIT及びデジタル政策、再生可能エネルギー政策を担っていました。落選後はプログラミングを学び、またアジア諸国のスタートアップ施策を学んできました。政治家として学んできたこれまでの経験を地元横浜の為に活かしたい、こうした思いで決意を致しました。

 

本日、登壇している喜多埜代表、そして顧問のSUGIZO、司会の倉井さん等、支援団体である「横浜STARTUP」の仲間が、私を支えてくれることになりました。良い仲間がいるからこそスタートが切れましたが、僕らも正にスタートアップです。今後も新たなメンバーが加入してくるはずです。この仲間たちと83日間、後悔の無い活動を進めていきたいと思います。

 

先ず、横浜市長選挙に向けたキャッチフレーズは「横浜STARTUP~横浜市民の夢をカタチに」です。横浜は、明日、開港記念日を迎えます。160年前、新たな価値を受け入れ、それを育み、全国に発信してきました。社会課題を知恵と工夫で解決する人たちを、そのチャレンジを温かく見守ってきました。正にスタートアップの発祥の地だったのです。いまの横浜市は社員もお金もあるけど、利益が伸びない、いわば大企業のような存在です。横浜をスタートアップの地に戻します。

 

1990年大卒初任給17万円、2020年22万円、30年間で5万円のUPです。夢を持たない方が幸せなのかもしれませんが、もっと欲張って欲しいのです。若い人たちに向けて、横浜では夢をカタチに出来るとことを伝えていきます。

 

それでは、3つの主要政策をお伝えします。

 

1つ目は「デジタル都市 横浜」です。

高齢者のワクチン接種申し込みで、45分でシステムがダウンしたことは記憶に新しいと思います。予約の混乱と時間の浪費、デジタル化の遅れは、市民サービスの向上につながりません。対象の市民に適切なサービスが行き届かないと、貧困を生み、格差を助長させることに繋がります。業務改善セットのデジタル化により、最大限効率性を高めた市役所による、おせっかいで、あったかいプッシュ型住民サービスをつくります。

 

横浜市出身者で山梨に住んでいる人、静岡で起業している人、それでも横浜に思いを持つ人がいます。そうした横浜ファンを逃す手はありません。個人も企業もEレジデンス横浜に登録して、新たな市民参加を促していきます。また、ふるさと納税もお願いしていきます。

 

2つ目は「再エネ拠点 横浜」です。

地球温暖化が進めば、万葉集に描かれた四季を理解できない横浜の子供たちを生み出します。自然災害が多発すれば、傾斜地の多い横浜では市民の命を奪う事になります。現況では、再エネ製造のポテンシャルがあるにも関わらず力を発揮できていません。上瀬谷米軍跡地を再エネ製造拠点にする等、Made in 横浜のエネルギーを製造します。製造した再エネを運ぶ・貯めるには、水素も必要になり、水素製造拠点や水素ステーションも整備し、市民生活のモデルを構築します。

 

脱炭素には市民理解が不可欠です。普及啓発の為には、水素エネルギーの生活上での利活用シーンが大切です。水素燃料電池の活用による音質の良いコンサート、水素燃焼による美味しい水素料理等、市民が体感できる水素都市を構築します。

 

3つ目は「子供ファースト 横浜」です。

子供を巻き込んだ悲惨な事件が増加しています。わいせつ教員を教壇に立たせないことだけでも苦労をしています。大人を信じられない子供には教育が成り立たず、貧困層を作り出すことになります。横浜型義務教育を推進し、子育てに社会の目を入れる事によって、横浜から児童虐待や10代の自殺者を無くします。

 

働く世代が横浜市民にならないと消費、生産を含めて横浜経済が成り立ちません。子育てしやすい都市は、子供だけでなく、大人も住みやすい都市になります。人口減少時代になっても、横浜は活気に溢れ、経済成長を遂げる都市にします。

 

以上が市長選の3つの柱になります。

今回の私の挑戦はプロセスを重視し「民主主義を再定義」したいと思っています。

当選至上主義や政局中心の候補者選びでは、横浜市民の為にはなりません。横浜の事を知り、横浜の施策を知り、実務を担えるリーダーが必要です。その意味では、横浜市長は、市議会経験者、市役所職員経験者が相応しいとも言えます。幸い私は、横浜市政、国政を経験し、実務を担える状況にあります。

 

選挙を考えれば人数の多い層、投票率の高い層の政策が中心になるのは必然です。横浜の子供たちの為にも、行き過ぎたシルバー民主主義を軌道修正する必要があります。現役で働き、子育てを担う人、オンライン講義が中心の大学生、例えば彼らのワクチン接種はいつになるかわかりません。

 

有権者でない世代、支持者でない層からのも意見を聞かなくては社会全体の最適につながりません。コロナ禍での選挙であり、現役世代は多忙を極めます。ならば、リアルだけでなく、デジタルプラットフォームを利用して意見を集約し、マニュフェストをつくっていきます。横浜から民主主義を再定義します。

 

「政治は太陽のようでなくてはいけない」政治の師であった故亀井善之代議士から学んだ事です。伊勢原で育った亀井先生の初めての挑戦は、横浜市長選挙でした。その無謀な挑戦は、大敗したけれど、そこから政治家の道が開けたのです。

 

横浜のネクストジェネレーションに伝えたいのです。初めから諦めてはいけない、欲張って欲しいと。そのかわりチャンス溢れる横浜をつくるからと。

 

先ずやってみること「横浜STARTUP~横浜市民の夢をカタチに」を実現したいと思います。横浜の未来を一緒に作っていきましょう。本日、この時間を共有している皆さんの賛同を得られたら幸いです。