べてるの家のお知らせ
Infomation
浦河産のすずあかねをべてるで丁寧にジャムにしました。
このいちごは夏の期間べてるでヘタ取りをしているいちごたち
なので愛情をたっぷりかけて作りました。でも甘さは控えめです。
お世話になったあの方に、ご贈答にもどうぞ!
→ お求めは「べてるストア」で
ABOUT US
べてるの家とは
べてるの家は、1984年に設立された北海道浦河町にある精神障害等をかかえた当事者の地域活動拠点です。
べてるの家は、有限会社福祉 ショップべてる、社会福祉法人浦河べてるの家、NPO法人セルフサポートセンター浦河などの活動があり、総体として「べてる」と呼ばれています。
べてるの家の理念
Our Philosophy
それで順調!
しかし、非常手段ともいうべき「病気」という逃げ場から抜け出して、「具体的な暮らしの悩み」として問題を現実化したほうがいい。それを仲間どうしで共有しあい、その問題を生きぬくことを選択したほうがじつは生きやすい。べてる が学んできたのはこのことである。
こうして私たちは、「誰もが、自分の悩みや苦労を担う主人公になる」という伝統を育んできた。だから、苦労があればあるほどみんなでこう言う。
「それで順調!」と。
「苦労」が多いから「商売」を
いままで、会社で、家庭で、教育の場で失敗に失敗を重ねて、病気になるまで自分を追いつめた経験をした人たちが、あらためて「商売」に挑戦する。いわば鉛の船を海に浮かべるに等しいプロジェクトが、過疎の町の片隅で始まった。
それは、「能率によって人を切り捨てない」ことと、「経済的な利益」を生み出すと言う相反するテーマへの挑戦でもあった。さらには、「努力の末に病気や障害を『克服』し『健常者』の社会に復帰する」と言う「物語」に切り捨てられてきた人たちが、無謀にも新しい価値観を持ってその現実の中に飛び込むことを意味した。
1983年にはじまった日高昆布の下請け、88年からの産地直送事業、そして93年の有限会社設立。べてるは「商売」にこだわってきた。「なぜ、商売なのか」とよく聞かれる。それは「苦労が多い」からである。「生きる苦労」という、きわめて人間的な、あたりまえの営みをとりもどすために、べてるはこの地で「商売」をはじめた。