‐朝鮮学校生徒のイラスト集26(短編漫画収録『雑多な妄想』より)‐ | 歴史学を学ぶ大切さを伝えるブログ

‐朝鮮学校生徒のイラスト集26(短編漫画収録『雑多な妄想』より)‐

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‐2013~2015年の模写・デッサン作品‐

 

 

 

【本編はこちら】

 

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‐友人の没漫画(読み切り)を紹介してみる その2‐

 

-友人の没漫画(読み切り)を紹介してみる その3-

 

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-友人の没漫画(読み切り)を紹介してみる その5-

 

-友人の没漫画(読み切り)を紹介してみる その6-

 

-友人の没漫画(読み切り)を紹介してみる その7①-

 

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‐読み切り漫画『ヘタレ男物語』の総括と裏話‐

 

 

【スピンオフはこちら】

 

‐友人の没漫画(読み切り)を紹介してみる 番外編‐

 

‐友人の没漫画(読み切り)を紹介してみる 番外編(平成最後にあの人が登場!?)‐

 

‐友人の没漫画(読み切り)を紹介してみる 番外編(新しいメンバーたちの部活動の様子)

 

‐漫画でメシを食う厳しさ‐

 

‐成功者の裏でくすぶる敗者‐

 

 

【昔の作品(作画ネーム)】

 

‐『模写しかできない病』からの脱出(漫画を初めて描く) その1‐

 

‐『模写しかできない病』からの脱出(漫画を初めて描く) その2‐

 

‐『模写しかできない病』からの脱出(漫画を初めて描く) 最終回‐

 

 

 

ASIAN KUNG-FU GENERATION 『スリープ』

 

ASIAN KUNG-FU GENERATION Official YouTube Channel

 

https://www.youtube.com/watch?v=pGz4FoG2Z70

 

今回も、製作者である在日コリアンの友人が、大好きなアジカンからインスピレーションを受けて描いたそうです。

 

ちなみに、イラストだけでなく短編漫画も描かれているので、そちらの方も良かったらご覧くださいませm(__)m

 

 

まず、大まかな構図をネーム用紙に描いておきます。

 

 

それを参考に、本番の原稿用紙にも下描きを加えていきます。

 

 

 

漫画のご紹介もあるので、一気に「完成バージョン」にまで飛びます。

 

 

 

 

 

‐漫画でメシを食う厳しさ‐

 

‐成功者の裏でくすぶる敗者‐

 

本イラスト短編は、上述シリーズ「延長作品」になります。

 

「無力な作者(友人)」と、それに一切「同情的でないキャラクターたち」のお話です。

 

 

【短編作品:『雑多な妄想』】

 

 

 

※友人「産みの文字・・・間違ってますね(;^_^A」

 

ヤン「だから来んなッつッてンだろ」

 

ファンミン「作者さん」

 

ボンソン「負け犬が」

 

フィスン「“生みの親”? 知らないね」

 

チェフン「オレとそっくり」

 

「結果」を残せない作者に対して、容赦のない言葉が飛び交います。

 

 

作者「一体、“オレの人生”はどうなッちまうンだぁ・・・」

 

ヤン「知らないわよ!」

 

妄想場面が変わり、現在の状況を表すごとく、まるでゴミを扱うような姿勢のヒロイン。

 

 

ヤン「ねぇねぇ、いつになったら“デビュー”すんの?」

 

痛い指摘が突き刺さります・・・。

 

 

ヤン「ねぇ 作者さん」

 

幾度に状況が変わり、ヒロインの女の子が作者に語りかけます。

 

 

ヤン「人生ッてさ」

 

「ときどき虚しいモノだッて アタシも思う時あるよ」

 

 

ヤン「もちろん 人間関係に投資してこなかったヒトの末路も 哀れなモンだけど」

 

 

ヤン「その逆もツライんだよ 実際」

 

作者「・・・!?」

 

 

ヤン「当然アナタと比べて “結婚できる確率”は百億倍以上あるんだケド」

 

「だからって “幸せ”が約束されたワケじゃない」

 

 

ヤン「結ばれて、子どもが生まれて 楽しいのは数年だけかもしれない」

 

「本人の人生さえも『計画通り』にいかないと同じく、子どもがグレたり、将来ニートになることだって、それに養育費にしろ 現実的な問題として自分たちに重くのしかかってくる」

 

 

ヤン「例えば 子ども二人だと“月30”じゃ、この先不足のない大人になるための教育だって 満足にできやしない 少なくとも、“その倍”は欲しい 学校や塾だとか その他家賃・光熱費・水道・税金・保険料・食費・クルマ・ケータイやインターネット もう考えただけでも息がつまっちゃう」

 

「オマケに“クソみたいな姑”に当たってみなよ?」

 

「それに“自分の親兄弟(姉妹)”の関係だッて 何かしらのコトでもめたり 歪な関係になって理不尽な『塩対応』的身分におとしこまれるのだッて、往々にあるわ」

 

「悲しいケド、この世に生きるかぎり、“お金”がすべてよ。人間関係含めてね それによって、どこの家族だって、何かしらの問題を抱えてたり、この先何の不安なく“仲よし円満”に暮らせる人たちって、“例外中の例外”でしょうね」

 

「そうやって神経すりへらして、心も体もボロボロになった先に待ッている“死(終着駅)”」

 

なんだか、偉く達観した女子高生ですね。

 

現実に生きる辛さだとか、人間関係の諸問題含め、友人も作品づくりのため日頃からリサーチしているそうです。

 

 

ヤン「どんなに立派な人も、あったかい人も 最期は“小さな箱にはいったモノ”と想像したとき」

 

「『これが真理(行きつく先)なんだな』ッって 絶望と虚しさと喪失感でいっぱいになって 時々寝れなくなるのよ」

 

友人も私も近親者の葬儀を経験していますが、あの絶望感と悲しさといったら、言葉に表せないです。なんかもう『この世の終わり』というか、経験者ならお分かりかと存じ上げますが、亡くなった人は「みんな同じ顔」をされていて、そのギャップだけでも心労は半端ないですが、火葬後の御骨を拾う場面も、人生の本質(深淵)というか、もろもろの感情を引き起こさせます。

 

 

ヤン「現にアタシ自身も 年を取って“華を過ぎたオバサン”になるのを考えただけでも」

 

「こわくて こわくて たまらない」

 

「ねぇ、 これって“中二病”? それとも“高二病”?」

 

この感情めっちゃわかる。

 

自分も気づいたら20代後半ですし、時間のスピードが日に日に速く感じています。

 

その先にある「人生の短さと儚さ」に、常に恐怖を感じているのも事実です。

 

 

・漫画イラスト倉庫 https://strongpaperline.tumblr.com/

 

 

<参考資料>

 

・友人の監修および写真資料

 

・Youtube動画 『hide with Spread Beaver - ROCKET DIVE』

 

https://www.youtube.com/watch?v=-qoVeoG8XuU

 

 

<ツイッター>

 

【歴史学を学ぶ大切さを伝えるブログ(ふーくん)】

 

https://twitter.com/XMfD0NhYN3uf6As

 

 

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