-友人の没漫画(読み切り)を紹介してみる その7①- | 歴史学を学ぶ大切さを伝えるブログ

-友人の没漫画(読み切り)を紹介してみる その7①-

※HTMLの制限で、本日二回に分けて掲載します。

 

前回の記事

 

-友人の没漫画(読み切り)を紹介してみる その6-

https://ameblo.jp/epikutetosu/entry-12345913473.html

 

 

とうとう自らの「醜態」を、ヤン(チェフンの体)見つかってしまったチェフン(ヤンの体)ですが、一体どうなってしまうのでしょうか。

 

 

チヘ「“チェフン”がヤン!!?」

 

「一体どういうコトなの!!?」

 

 

ヤン(チェフンの体)「こ~~~んなところに居たのねぇ」

 

「“チェフン”くん♪」

 

 

チェフン(ヤンの体)「うわあああッ!!!」

 

チヘ「おわッ!!!ちょッと何よ一体!!?」

 

 

チェフン(ヤンの体)「助けてチヘ!アイツが私を殺そうとしているのよ!!!」

 

チヘ「はァ!?」

 

 

チヘ「アンタ頭大丈夫!?そんなワケないでしょ!」

 

チェフン(ヤンの体)「本当よ!!!」

 

チヘ「ははーん、さては2人で手を組んでアタシから逃げる気ね」

 

チェフン(同)「違うッて!!!」

 

 

ヤン(チェフンの体)「チヘ。邪魔しないで大人しく“ソイツ”を渡して」

 

 

チヘ「口には気を付けた方が良いわよ白帯クン」

 

「これは私たちの問題なの」

 

 

「外野がいちいち・・・」

 

 

!!!?

 

 

※ピントがボケてしまったので、編集加工で見やすくしてます

 

チェフン(ヤンの体)「ひッ・・・!ひィいやあああああ!!!」

 

悲鳴を上げるチェフン(同)。そりゃ目の前で女子がぶっ飛ばされりゃ(しかも流血)叫びますわ。

 

 

ヤン(チェフンの体)「何アタシの居ないところで勝手なコトしてンの!?」

 

顔やばすぎ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 

 

ヤン(チェフンの体)「醜態さらして恥かかせないで・・・」

 

不意打ちとはいえ、空手家のチヘをワンパンでKOするヤンの凄まじさを感じる一コマ。

 

もはやチェフン(ヤンの体)の死亡フラグしか見えない件(´・ω・`)。

 

 

そして二時限目の授業(美術)に入ります。

 

ちなみに実際の朝鮮学校(東京朝高)の場合は、たしか美術や音楽の授業は高一にありましたが(美術はなかったかも)、高二の場合は「選択科目」として大別されます。あと今さらですが、授業や休み時間は全部朝鮮語(韓国語)であり、漫画(フィクション)では、便宜的に日本語化されています。

 

先生「えー、それでは今日はみなさんに石膏デッサンをしてもらいます」

 

ヤン(チェフンの体)「ちっきしょー、早く元にもどる方法をさがさないと、つかなんで“こんなヤツ”と入れ替わったのよ」

 

 

モブ1(男子生徒)「やっぱりチェフン絵がうまいなー」

 

ヤン(チェフンの体)「え?」

 

 

モブ2(女子生徒)「ホントだーうまーい」

 

モブ3(男子生徒)「すっげェリアル!」

 

ヤン(チェフンの体)「そ、そうかナ・・・♪」

 

 

ヤン(チェフンの体)(へー、あいつッて意外な才能があッたのね・・・)

 

 

次は三時限目の音楽です。

 

先生「クラシックの勉強の一環として、どれか好きな楽器を弾いてみましょう」

 

 

ここで再びチェフンくんの才能開化♪

 

 

ヤン(チェフンの体)(なに!?チェフンってバイオリンも弾けるの!?)

 

 

ヤン(チェフンの体)(考えてみたらアタシ・・・・、部活以外になにか特技なんてあッたかな・・・)

 

(家に帰ったら友達とメールばかり・・・趣味のギターもサボってばかりで全然うまくならないし・・・)

 

ここでヤンが回想します。

 

この漫画は友人が高二時代(10年前)がモデルなので、彼女が持っている携帯もガラケーです。

 

ヤン自身、部活(テコンドー)でとてつもない才能を持っていますが、チェフンの知らない一面を知ることによって、彼の新たな一面を知ることになります。

 

 

ヤン自身の心の声(チェフンって、弱くて情けないヤツだケド、)

 

(ちょっとだけ、見直したかも・・・・)

 

 

昼休み時間に入ります。ここで説明を加えると、主に男子の多くは食堂(シッタン)で食事をとり、女子は教室でお弁当を食べるのが日常となっています。

 

 

チェフンの心の声(はぁ・・・・・・)

 

(やっぱり体が入れ換わったところで、心は『オレ』のまんまなんだよなぁ・・・・)

 

 

(たとえ明るいアイツなら、体が変わってもやっていけるさ)

 

(だが、所詮オレはヘタレ。もともと根暗だし、“高校デビュー”で今は凌げているものの━)

 

(じきにその“メッキ”も剥がれてみっともない本性をさらすだろう・・・)

 

 

(ああ━━━!!オレは一体どうしたらいいんだ━━━!!)

 

(なんでカラダなんか入れ替わッちまったんだよ!!憧れのヤツになったところで何も変わりゃしない━━━早くもどりたい━━━!!!)

 

ヤンと同時に彼自身は激しく自己嫌悪に落ち、今回の出来事で己の「無力さ」に痛感し、葛藤する姿が描かれます。

 

 

モブ4(女子生徒)「次の家庭科の授業━、4班(チェフンのクラス)と合同らしいよー!」

 

チェフンの心の声(「4班」と合同ッて━━━)

 

(━━━“ヤン”と一緒!?)

 

次回は、家庭科の時間に起きた「騒動」で二人の関係は大変ことになります。

 

 

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