中日ドラゴンズ門倉健コーチが失踪し退団 代表と与田監督は事情知っているのでは?
2021年05月28日 14時11分 日刊ゲンダイDIGITAL
2021年05月28日 14時11分 日刊ゲンダイDIGITAL
2021年05月28日 11時35分 日刊ゲンダイDIGITAL
球団内に波紋が広がっている。中日の門倉健・二軍投手コーチ(47)が失踪し、26日付で退団となったことを受け、加藤球団代表は27日、チームに説明を行った。ある選手が声を潜めてこう言う。
「『門倉コーチが退団することになった』と言うだけで、特に突っ込んだ話はありませんでした。ただ、代表が『あとはプライベートな問題なので』と言っていたのが気になりましたが……」
26日の球団発表では門倉氏は15日から二軍の練習を無断で休んでおり、以降は姿を見せず、連絡も取れていない。翌16日には家族から愛知県警に捜索願が出されていた。
同僚だった二軍コーチが証言する。
「あの時、1週間ほど遠征に出ていて(11~13日は山口・由宇=広島戦、14~16日は福岡・筑後=ソフトバンク戦)門倉コーチは名古屋残留組で、僕らが帰ったらいなくなっていた。前日までは明るかったみたいで、思い詰めていた様子はなかったそうです。借金取りがナゴヤ球場に来たとか、女性トラブルも聞いたことはありません。少なくとも表面化していたことは何もない。僕が知る限りでは、何か相談を受けていたコーチもいない。ファームのコーチも首をひねっているし、とにかく心配しています」
一軍の球団関係者は「15日から行方不明になって10日ほど。警察が動いているみたいだし、みんな『どうしたんだろう』と思っていたけど、退団が発表になった26日まで球団から何も説明はありませんでした」。
別の一軍関係者は「選手の間でもその話で持ち切りですよ。僕もきのう(26日)から球団の人間に電話をかけまくっていますが、誰も事情を知らないんです。ただ、代表が退団願を受理しているのだから、恐らく代表と与田監督は事情を知っていると思いますが」。
一、二軍の現場は混乱している。