「【必読】 現・琉球独立総合研究学...」、@ishtarist さんからのスレッド
【必読】
現・琉球独立総合研究学会の松島泰勝(笹川平和財団太平洋島嶼国基金アドバイザー)が2005年に東京財団から出した報告書
「日本とミクロネシア諸国の関係強化に向けた総合研究」
日本(含む沖縄)と台湾とミクロネシアで、教育勅語を基盤にした「大和魂文化圏」の提言
内容は
・戦前の日本は、ミクロネシアで教育勅語を通じて大和魂を教え、それが戦後の発展に役に立った。
・沖縄の人も、大和魂によって、日本国民を守るために自ら率先して戦った。
・ミクロネシアからアメリカが撤退しつつある今日、日本(含む沖縄)・ミクロネシア・台湾で大和魂文化圏(続
大八嶋経済圏を形成し、日本が西太平洋を手中に収めることで、中国の太平洋進出を食い止めよう。
というものです。
一読していただきたいのですが、この松島の報告書においては、教育勅語の自己犠牲精神は非常に肯定的に語られています。
それゆえ、沖縄戦についても、沖縄の人々がその「大和魂」ゆえに自らお国のために戦ったと、肯定的に語られているのです。
この報告書を書いた松島泰勝(笹川平和財団島嶼国基金アドバイザー)が、「琉球独立総合研究学会」を設立したのです。
これ、一体ぜんたい、どういうことなのでしょうか?
この報告書を出した政策シンクタンク・東京財団は、「世界で最も金持ちのファシスト」笹川良一が作った日本財団の下部組織で日本の与野党政界に絶大な影響力があります。
初代理事長があの竹中平蔵です。
で、この松島泰勝の報告書は、東京財団会長である日下公人のもとで書かれました(実際、報告書には日下への言及があります)
日下公人といえば、日本ラッドの監査役としてDHCテレビを買収し、ネトウヨメディアへと仕立てあげた人物です。
日下自身も、DHCテレビに番組を持っています。
日下公人はまた、どういうわけか、幸福の科学から「日本のフランシス・ベーコン」として絶賛されています。
幸福の科学が、沖縄知事選で佐喜真陣営に回って、どのような動きをしたのか、私よりよほど詳しい方も多いかと存じます。
あるいはDHCテレビが、沖縄について、どのような言説を流していたのかも。
松島泰勝が書いた東京財団の報告書は、その右翼の大物の下で書かれたものなのです。
大事なことなのでもう一度言います。
琉球民族独立総合研究学会・松島泰勝のもう一つの肩書きは、「笹川太平洋島嶼国基金アドバイザー」で、過去には笹川平和財団で講座を持っていたこともわかっています。
現在のところ、笹川平和財団と松島との関係が切れたという情報はありません。
笹川平和財団は、東京財団と同じく日本財団の下部組織で、主に外交関係を担当しています。
よく「ジャパンハンドラーズ」とか言われますが、日米外交に関してはCSISと笹川平和財団はワンセットで動いていますので、皆さんぜひ覚えておいてください。
さて、笹川平和財団とCSISが共同で出し『パワーと原則』というレポートがあります。
その日本側委員の1人が、岡本行夫という元外務官僚です。
昨年コロナで亡くなって、小さなニュースになりました。
岡本行夫こそ、2010年のCSISパシフィックフォーラムにおいて、「辺野古の海底には生物はいない」という問題発言を行なって、物議を醸した人物だ、といえば「ああ、あの人か」と思う人もいるでしょう。
さて、辺野古問題を調べていくと、岡本行夫こそ辺野古基地のキーパーソン・主導者であることがわかります。
そもそも、橋本政権時の外務官僚として辺野古への「移設」を決めたのが岡本です。
また、鳩山に県外移設を断念させたのも、岡本行夫だったと言われています。
岡本行夫さん死去 情熱の外交、日米から惜しむ声:朝日新聞デジタル
新型コロナウイルスの猛威が、元外交官で外交評論家の岡本行夫さんの命を奪った。情熱とバランス力をもって、歴代政権の外交・安全保障に助言してきた。突然の死を悼む声は、政界からだけでなく、沖縄や米国からも…
asahi.comさて、笹川平和財団ーCSISの報告書に関わり、CSISで「辺野古に生物はいない」と言った故・岡本行夫氏の肩書きは、「東京財団評議員」です。
笹川太平洋島嶼国基金アドバイザーである松島泰勝が、「日本(含む沖縄)とミクロネシアと台湾で大和魂文化圏を作ろう」という報告書を出したのも東京財団です。
カルトウヨ「幸福の科学」やDHCテレビと、日下公人東京財団(元)会長との関係もあります。
これ、いったいどういうことなんでしょう?
いくらなんでも、辺野古基地反対派と琉球独立派の中枢は、人脈も主張も近すぎやしませんか?
もしかしたら、この入り組んだ人脈を解く鍵は、岡本行夫が日本財団の公式Web上に掲載した文書にあるかもしれません。
どこかの誰かの主張の引き写しのようです。
私は、こうした人脈やお金の流れを、独立派の末端の方々が知っているとは思っていません。
いや、トップレベルでも、このあたりのことを知っている人間は、ごくごく僅かでしょう。
だからこそ私はすべてを書いているのです。
沖縄の人は大和魂によって自ら犠牲になった、と書いてしまえる人間を信じていいのですか?
辺野古推進派かつビジウヨ・ネトウヨの中枢である「あの」日本財団が、本気で琉球民族を独立させてくれると信じて大丈夫なのですか?と。
日本政府に絶大な影響力をもつ右翼勢力に利用されている危険性を直視しないで、本当に大丈夫ですか?
私が言ってることが陰謀論だというなら、まずリンクを辿って、自分で検証してください。
「お前がやってるのは差別だ」と言いたい気持ちもわかりますが、その言葉はまず松島に向けるべきでは?
「昔の松島さんは、今の松島さんと違う」という人がいるなら、まず、本人に、現在でも笹川太平洋島嶼国基金アドバイザーの肩書きを持ってるのか、そして報酬が支払われているのか確認してみてください。
私もぜひ知りたいです。
「松島泰勝の報告書は、東京財団・日下公人に頼まれて仕方なく書いたものだ」と言う人がいるかもしれません。
しかし、お金とか人脈?とかで自分を捻じ曲げて極端な右翼言説を流せる人間を、本当に信用して良いのか考えてみてください。
ともあれ、辺野古推進派と松島が人脈的に繋がってるして、彼ら(日本財団グループ)は琉球独立派グループを使っていったい何がしたいのでしょうか?
ここから先は、私は書けません。
ただ、沖縄戦について私は心から痛ましく思っています。そして、同じ悲劇が二度と起きないことを祈っています。