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平岡さんが友人と遊びに行った際に履いていた靴。行方不明になった時も使用していたとみられる(10月4日撮影) '09/12/18中国新聞

報道内容
11月29日(火)7:30頃 靴が発見(翌日)された場所で不審な四輪駆動車が目撃される。
------(山陰中央テレビが事件とは無関係の車だったと報道したとの情報あり)
11月30日(水)11:00頃 被害者の靴、寮から北東約400mの側溝で発見。
12月中旬 靴は販売ルートから被害者の物とほぼ確定。DNA鑑定へ。


靴の発見場所
写真は9号線バイパスを北(浜田市街)方向から撮影したもの。
パイパスの向こうに見えるのが大学のキャンパス。
靴の発見されたのはバイパスと平行する北側の側道。
ガード手前の側道を50メートル進んだところ。
側道を西方向に向かって撮影したもの。
靴の発見されたのは側道左側、白い柵が曲がった辺り。
車の影がかなり長く西に伸びているので撮影時刻は早朝。
一番手前の横柵は4本揃っている。
柵が曲がった辺りの捜索写真(11月7日)。
横柵は一番上が外されてロープが張られている。
ロープの右側が結ばれた杭(左から2本目)の下が深さ1メートルの排水マス。
3本目の杭の辺りを上の写真で見ると、
木が張りだしている。
柵が曲がった辺りには木の張り出しがない。
写真は排水マスの手前(東側)。
排水マスの向こう側(西側)と較べると幅は狭く深さは浅い。
排水マスの位置は黄色点線の辺り。
溝に落ち葉、土の堆積があるように見える。
その手前に靴があったのなら写真右側の位置辺り。
排水マスの手前(東側、通勤路ガード側)の側溝。
草が生えている。
側溝の構造
大学キャンパス方面の雨水はバイパス下の暗渠を経て排水マスへ入り、
排水マスから西方向に流れ、最終的に浜田川に排出される。
一方、バイパスガードから50メートルの側溝も排水マスにつながる。
排水マスから西は大雨時にはかなりの水量になると考えられる。
排水マスを経由しているので土は堆積しにくい。
50メートルの側溝は短い区間の雨水のための溝なので、
土も堆積しやすい。
この区間の側溝の下流が排水マスであり、
排水マス手前がもっとも土の堆積しやすい場所。

靴後置きの可能性
11月30日午前11時頃、捜査員が女性用の黒いスニーカー(左足のみ)を発見した。場所は女子寮から直線で約300m離れたところにある側溝で、平岡さんが普段から使っていた帰宅ルート沿い。スニーカーは平岡さんが履いていたものと似ており、靴底が厚くなっているタイプで、サイズもほぼ一致しているという。微物のDNA鑑定を検討している。靴は草に埋もれていたが、目視可能な状態だったという。捜査本部は、平岡さんが行方不明になった10月末から11月4日にかけ、靴発見場所を複数回捜索。さらに11月5日以降も周辺を含め調べている。ゆえに平岡さんが帰宅途中に寮付近で連れ去られたのではなく、犯人が最近になり靴を置いた疑いがある。


不審車の目撃証言
また発見前日の11月29日朝、平岡さんの帰宅経路の山道と国道9号の高架が交差する場所付近の脇道(普段は車が通行することのない道路)に止まっていた車を、地元住民が目撃していた。金属製のバーが前部に付いたベージュ色の四輪駆動車で、靴が見つかった側溝からは少し離れていたという。今のところ、新たな遺留品などの発見には至っていないということだが、捜査本部は不審な車と事件との関連について詳しく調べている。

靴所有者の特定
捜査関係者によると、平岡さんの部屋にあった靴箱やパソコンの記録などから、平岡さんが靴を購入した業者や商品、通信販売の購入履歴を確認。同じ業者から島根県内に販売したのは3足で、捜査本部が他の購入者2人に確認したところ、靴の所在は確認できた。平岡さんの足サイズ22.5cmとも一致したため、靴が平岡さんのものにほぼ間違いないと捜査本部は判断している。

警察見解は拉致現場説へ変化していく
'09/12/1中国新聞
捜査本部はスニーカー発見現場付近でトラブルに巻きこまれたか、
捜索後に何者かが捨てた可能性もあるとみて、他の遺留品などの捜索も進める。
 発見場所は、平岡さんが通っていたとみられるSCから学生寮への帰宅ルート付近。
ルートと交差するバイパス側道を東に約50メートル入った側溝。
雑草が茂っていたが、スニーカーはすぐ見える状態で発見された。
この日、付近を捜査していた捜査員が見つけたという。
現場付近は島根県警が10月28日から11月4日にかけ捜索したが、
当時は発見できなかったという。
'09/12/2中国新聞
捜査本部によると、スニーカーが見つかった付近には争った形跡などはなく、
平岡さんが行方不明になり捜索願が出された直後の捜索でも形跡は認められなかったという。
捜査本部は、帰宅中に付近で車で連れ去られたか、
別の場所で車に乗せられた後、付近でトラブルになった可能性もあるとみて、
周辺の捜索を続けるとともに、不審人物や車両の目撃情報、空き家などの聞き込みも続ける。
'09/12/6中国新聞
大きな進展がない中、同月30日、帰宅ルート付近の国道9号バイパスの側道で、
平岡さんのものとみられる左足用の靴が見つかった。
捜査本部はこれまでの捜査から、平岡さんの靴との見方を強め、
足どりや犯人像解明の新たな手掛かりにと期待を寄せる。
 しかし、鑑定からは平岡さんや犯人に結びつく痕跡は出ていない。
さらに、靴が1度捜索したエリアから出ていることから、
トラブルで靴が脱げたか、犯人が後に捨てたのかも分かっておらず、
犯行場所の特定には至っていない。
'09/12/15中国新聞
浜田女子学生遺棄事件で、
先月末に浜田市内の道路沿いで発見された島根県立大1年平岡都さん(19)=同市原井町=のものとみられる靴は、
少なくとも発見の約2週間前までに現場にあった可能性が高いことが14日、
島根、広島両県警の合同捜査本部の調べで分かった。
 複数の捜査関係者によると、靴には雨にぬれた跡があるなど、
発見時には一定の時間が経過していたとみられる。
松江地方気象台によると、浜田市内では11月前半を中心に複数回、
雨が観測され、18日以降はほとんど降っていない。
 靴があったエリアは、遺体が発見される前の10月28日から11月4日にかけて島根県警が捜索、
捜査本部は、捜索後に何者かが置いた可能性も視野に入れているが、
靴の状態などから、平岡さんが発見現場で何らかのトラブルに遭遇した際に脱げ落ちたという見方を軸に捜査を進めている。
'09/12/18中国新聞
捜査本部は、10月下旬から11月上旬の捜索後に何者かが置いた可能性も視野に入れているが、
平岡さんが何らかのトラブルに遭遇した際に脱げ落ちたという見方を軸に捜査を進めている。
'09/12/25中国新聞
これまでの調べで、平岡さんの携帯電話やパソコンのメールには平岡さんが当日夜、
誰かと待ち合わせた形跡はなかった。
学生寮まで約2・5キロの帰宅ルート付近では平岡さんのものとみられる左足の靴も見つかった。
捜査本部は帰宅中、平岡さんが何者かに車で連れ去られたとの見方を強め調べている。
'09/12/26中国新聞
靴は雨などでぬれるなど、発見時には一定の時間が経過していたとみられる。
捜査本部は、捜索後に何者かが置いた可能性もあるとみるが、
平岡さんが歩いて帰宅中、何らかのトラブルに巻き込まれた際に脱げ落ちたとの見方を軸に捜査を進めている。
'10/1/1中国新聞
浜田女子学生遺棄事件で、
犠牲になった島根県立大1年平岡都さん(19)=浜田市原井町=はアルバイト先からの帰宅途中、
平岡さんのものとみられる靴の発見現場付近で何者かに連れ去られた可能性が高いことが31日、
島根・広島両県警の合同捜査本部への取材で分かった。
靴は11月30日、平岡さんのアルバイト先のショッピングセンター(SC)から学生寮までの帰宅ルート(約2・5キロ)付近で、
寮まで約500メートルの地点で見つかった。
ルートと交差する国道9号バイパスの側道沿いで、約50メートル東に入った場所の側溝にあった。
 一帯は11月上旬にかけて、いったん捜索はしていたが、靴は状態から発見現場に一定期間あった可能性が高く、複数の捜査関係者は「捜索後に置く理由がない」などとみる。
 さらに、捜査本部は県立大生や教職員から聞き取りを進めているが、
平岡さんが行方不明になった10月26日夜に接触した人物はいない
▽携帯電話やパソコンの履歴解析から、知人たちと同日夜に待ち合わせた形跡もないことが分かった。
これらのことから、捜査本部は、平岡さんが発見現場付近で何者かに連れ去られたとみている。

拉致現場説の疑問点
1.発見状況
当初の報道では、
「靴は草に埋もれていたが目視可能な状態」で発見された、
靴は立てられた状態で汚れていない状態だった、
靴の中には落ち葉がなかった、
と報道された。
草の生えているのは排水マスの東(手前)であり、
その場所に靴があったと考えられていた。
ところが、警察の見解が拉致現場説に変化するにつれ、
靴の中に落ち葉がなくきれいな状態であったのは、
張りだした木が覆っていたためと説明されるようになった。
木が張りだしているのは排水マスの西側である。
靴の発見現場がそこで木が覆っていたとしても、
果たして1ヶ月間落ち葉が全く入らないことがあり得るだろうか。
2.目撃証言
テレビ番組で住民の証言が放送された。
放送内容の書き込みは以下のようなものである。
「ひるとくでやってたけど、
近所の婆さんが靴が落ちてた溝の落ち葉を畑の肥やしにするために時々集めてるんだと
最近では11/28に集めたそうな」
「【テレ朝報道ステーション】
お婆ちゃん
毎日通るから。
今まで無かったんです。
それがあったということです。
お爺ちゃん
私は毎日ここ通る。
あの道(大学側)から向こう(八幡宮上や浜田警察署方向)へ行く。大体車はみんなそう。
そこ(靴のあった側道)は犬の散歩の人が通る道。
車がそんな所止まっとったから、こりゃ怪しいな思って。
(捜査員)
10月の26日~11月2日まで捜索しています(日にち分からない忘れた)。
落ち葉も無かったんです。
それが落ち葉の上にあった。 」
特に落ち葉拾い住民の証言は重要だろう。
3.靴に指紋なし
警察はDNA鑑定で靴が被害者の物と特定しようとしている。
このことは靴に被害者の指紋が残されていなかったことを意味する。
しかしこのページ一番上の写真で明らかなように、
靴は布などでなく指紋が残る素材でできている。
にもかかわらず、指紋が残されていなかったことになり、
作為を疑わなくてはならない。
最終更新:2010年02月14日 16:23