文在寅政権は、安保、保健、対北政策など政策分野で明らかに「落第」だが、そこに軍人の人権問題まで加わって、「韓国史上最悪の政府」として語り継がれる可能性すらある。それでも大統領は、韓国にまったくメリットがない「反日運動」を扇動しているが、そんなことよりも国を守る軍人の処遇を改善する方がはるかに大切であろう。
ここからは、韓国軍の悲惨すぎる状況を具体的について、最近の報道を手掛かりにまずは食事から見ていこう。韓国軍の食費は、1食あたり2900ウォン(約270円)程度である。韓国の体感物価が日本を超えていること考えると、どれだけ粗末な食事が出てくるのか想像もつかない。
報道によると、ある日のメニューは「ごはん、具がないスープ、炒めたキムチ」だけだったという。これが、軍隊が兵士に出す食事とは到底思えない。生きるために必要最低限の「エサ」に過ぎず、まさに動物のような扱いだ。
それでも食事が供給されれば、まだマシなのかもしれない。
新型コロナウィルスの感染拡大にともない韓国軍内でも隔離される兵士が出てきているが、隔離中に配られる食事が悲惨すぎると非難を浴びている。メディアの報道によると、30日間も隔離されたとある兵士は、90食のうちわずか38個しか弁当が支給されなかったという。当然ながら、支給された弁当の内容も、惨めなものだった。
結果、栄養が不足したその兵士は、体重が65kgから50kgまで激減したという。このような問題が、続出しており、また兵士自身もインターネットに惨状を投稿して訴えるようになったため、一般にも知られるようになってきた。