今年4月、30歳という一つの区切りを迎えていた三浦さん。順調な役者業をこなす傍らで、昨年は念願だったという歌手デビューを果たしました。そして「若い頃から強い興味があった」という日本の伝統や文化に迫った雑誌の人気連載が書籍化するなど、この混沌としたコロナ禍を吹き飛ばすような活躍をしていました。
「2~3週間ほど前だったかな。朝の番組に生出演している春馬くんを見て、頬の肉がげっそり落ちていて痩せたなぁ、きっと忙しくて寝る間もないんだろうなぁと思ってました。彼とはかつて舞台の仕事を一緒にしたことがあるんですけど、すごく真面目な青年で役に没頭するタイプの人。その姿は時に心配になってしまう程で、あんまり根詰めるなよと声をかけたこともありました。印象的だったのは、打ち上げの席ですね。本来ならばワイワイとお酒を酌み交わすのですが、彼は仕事の延長線上と捉えていたのか監督や出演者に質問して回ったり、ジーッと相手の話を聞き入ったり。仕事の話になると周りが見えなくなる人で、とにかくストイックだったんですよね。若手を引っ張っていける最高のパフォーマーだったのに本当に残念でならない」(舞台役者)