インプレスeスポーツ部女子レトロゲーム班

黒田瑞貴、PC-9801版初代「天下統一」で全国制覇に挑戦

 こんにちわ。黒田瑞貴です! レトロゲーム企画、第3作品目の今回のゲームは、1989年にシステムソフトから発売されたPC-9801版「天下統一」。プロジェクトEGGで550円で購入可能です。

レトロゲームは、ビジネス向けのPCでもさくさく動くということで、この連載ではマウスコンピューターさんの「mouse F5-i5」を利用していきます。おもな仕様は、Core i5-10210U、メモリ8GB、SSD 256GB、フルHD液晶を搭載しています。レトロゲームをプレイするさいの参考にしてください
天下統一

 ターン性の戦国シミュレーションゲーム。らしいのですが、このゲームジャンルにまったく触れてきてなく、最初で最後にやったシミュレーションゲームがスー〇ーロボット大戦。なおかつ、恥ずかしながら歴史はほぼ無知に近い筆者。

 しかし皆さん、ご安心を。

 ご覧いただけるだろうか。このマスカケ線!!別名「天下統一線」と呼ばれる、筆者の手相を。いつか天下を統一するとは思っていたが、今この時だったのか……。

筆者の手のひらに刻まれたマスカケ線!

 8bit系の音楽とともに、少し長めのオープニングが流れ、早速ゲームスタート。

 この時代まだ蝦夷地だった北海道を除く、全国12カ所からスタート地点を選ぶことができる。位置によってその土地にゆかりのある大名がセットになっており、選ぶとその大名から天下統一を目指す事になる。上杉謙信、武田信玄、今川義元……歴史情弱な筆者でも知ってる武将が続きテンションが上がる中、見つけた。織田信長!!(ババン)大本命キターーーーーーー!

 絶対強いじゃんw これだけの理由で織田信長を選択。尾張の国からスタートする事になった。

 難易度が高いと事前に聞いていたので、ハナから初見でクリアできる代物ではないとわかっていた。加えてこのゲームが古いからなのか、ちゃんとした攻略サイトはない。マニュアルが付いているが、ゲームを始める前に読んでも分からない内容だった。軍備、政略、作戦、合戦のフェーズがあり、更新で季節が変わり、これを4ターン終えると年が変わる。これ以上の情報はないまま、とりあえずこのゲームを理解しようとまずは1回目、織田信長での挑戦。

ゲーム開始直後。織田信長で始めた

 結論から申し上げると、3時間半かけて振出しに戻った。

 でも得たものもある。私だって3時間半何も考えずにプレイしていたわけではない。

 まずこのゲームすごく面白い!!好き!!!!

 他のシミュレーションをあまりやってこなかった分、比べるものがないのだが、レトロゲーム故に、グラフィックが良いわけじゃない。キャラクターなんていない。文字の羅列と、日本地図が広がっているだけの画面。なのに抜群に面白いのだ。

 私はゲーム性にこんなにも惹かれているのだろうか、バランスが良いからなのか、自分でも不思議なくらい面白い。

 と筆者が何も考えずに3時間半過ごしたことが分かったところで、再チャレンジ。

3時間半プレイして、いったん諦めることに

 次は作戦を立てた。人は失敗から学ぶ生き物だ。1回目は織田信長でスタートし本州のど真ん中だったため、敵に囲まれ四面楚歌。あっちこっちに武将を滞在させると出張費がかさみ、資金難にも苦しんだ。

 では九州鹿児島ではどうだろう。後ろは海のため一方向からしか敵は攻めてこない。加えて島津貴久。調べたらどうやら強いらしいじゃないの、この大名!

 ということで2回目は、九州は薩摩の国、島津貴久で端からどばーっと攻めて行こう大作戦!

2回目は、九州は薩摩の国、島津貴久で挑戦

 スタートしたとたん1回目で選択した織田信長のカリスマ性に気が付かされた。

 このゲーム大名1人1人にステータスが振り分けてあるのだが、【織田信長】軍事10内政14、【島津貴久】軍事6内政10。

 明らかに織田が有能すぎるのである。何をやらせても織田信長の下位互換……。

 ただ戦争は1人でするものではない。兵を集め鉄砲を持たせる。序盤は、軍事(攻撃)のステータスが良い島津貴久の弟、忠将を中心に敵に先制攻撃を仕掛け、薩摩の国は難なく統一。よし、まずは第一歩。

 軍が大きくなればなるほど、戦いにかかる費用も増える。考えなしにやった前回、かなり苦しんだ資金運用も、仕組みが分かれば気を付けられる。使ってない兵や、武将は本城に戻す。領地外で待機をずっとさせていると、費用が無駄にかかってしまう。出張経費が落とせないのだ。これは困る。戦に向いていない武将は国に戻ってもらい、国の発展に尽力してもらうのがいいだろう。

 そして天下統一に切っても切れないのが、支えてくれる兵士や農民だ。農民にも住民感情が0~100まで値があり、30付近まで下がると一揆が起こり始める。

 住民感情をなるべく50くらいでキープしつつ、天下統一を進めていくには国内の開墾や楽市楽座、ほかにも同盟や城のレベル上げ、国の政治の結果が資金周りや、徴兵の人数に関わってくるので、戦が大きくなればなるほど、国内の土台をしっかり築く必要がある。

 国を大きくしたい時に、内政のステータスが低い武将に頼んでしまうと、非効率になり徐々に財政難になっていく。

 その内政だが、島津には秀でている者がいなかった。「戦闘民族なんかこの人ら」と思うほど、味方に付く武将の内政ステータスが悪い。5、3、5、3、4、こんな数字ばかりだ。これを私は島津の内政“ゴミゴミよ”。と呼ぶことにした。

 結果私がうまく島津さんを使いこなせず2回目の天下統一失敗。島津さんファンごめんなさい。

島津での2回目の挑戦も失敗に……

 「もっと序盤スピーディーに攻めればよかった、島津なら連戦でもいけたはず」

 「いや、なんでもできる織田信長で今度こそ」

 「裏を取られない薩摩の土地は熱い。地の利を生かすべきだ。」

 こんな感じに思考を巡らせ、作戦を立てているこの時、本当に楽しい。

 「織田信長がまだ小さい国を治めていた頃、莫大な勢力を持っていた今川義元。桶狭間の戦い(1560年)で織田信長に奇襲され死ぬことになるが、正面からやりあったらもちろん軍配は今川に上がっていただろう。そしてこのゲーム1551年からスタートするので、まさに今が油が乗ってる頃だろう! あの辺にはバランスの良いステータスの武将が多かった。織田軍より先にその者たちを家臣に加え、天下統一待ったなし大作戦。」と浅すぎる知識絞りだして、筆者が考え出した作戦。次はこれで行く。

 歴史好きな方なら、そろそろ〇〇が仲間に加わる、あの武将は強いから大きくなる前につぶすべきなど、遥か先を見越して戦うことができるので、ぜひ知略を巡らせ天下統一まで駆けてほしい。

 余談だがこのゲーム、クリア後に58名の大名が解放される。開放される大名の中に、もし皆さんにゆかりのある、または好きな武将がいるならその国からスタートし、天下統一するのも熱い。筆者(本名 黒田瑞貴)は黒田孝高(官兵衛)の黒田家なので、黒田が叶わなかった天下統一。今時代を超えて私が叶えて魅せよう。次回もお楽しみに!

ご清覧ありがとうございました。

インプレスeスポーツ部女子レトロゲーム班『天下統一』第1回目
インプレスeスポーツ部女子レトロゲーム班『天下統一』第2回目