この道行くか行かざるべきか、自問自答に際しての俺的心得です。

どういうこと?

それを辞めるか続けるか?
それを実行するか諦めるか?
このYES/NOの2択の判断が付きにくいときが生きる上で多くあります。

「2択ならYESを選択せよ!継続こそ力なり!」という考え方もそれ自体は正しいと思うし
「迷ったら逃げろ!イヤならNOを言え!」という考え方もそれ自体は正しいと思います。
ただ、いま目の前にある検討課題について、そのどちらを適用すべきであるのか?
どうにも判断が付きにくい、というような状況です。

結果的にYES/NOのいずれになるとしても、
判断は熟慮の上できるだけ早めに下すのがメンタル的には有利です。

本日の投稿は、その自問自答のヒントについてのものです。
「これは誰の(どちらにとっての)人生のワンシーンか?」
と問いを起こす方法について、例を挙げて述べます。

会社に行きたくない

・朝起きるのがだるい、準備をするのがおっくう
・会社や現場に到着してもやる気が出ない
・トラブル、理不尽、たまに達成、残業してお酒飲んで帰る

会社とかかわっている自分の動きがこんな感じで
続けて会社に行くべきか?
それとも、早期に退職を検討すべきか?

このように迷ったとき、
上記の「会社とかかわっている自分の動き」を、ひとつなぎの映像としてイメージします。

それは、あなたのドラマのワンシーンですか?

それとも、勤め先の会社の経営者のドラマのワンシーンですか?

あなたのドラマのワンシーンとして捉える場合(例)
・僕は現在、企業戦士として生活をしている
・毎日が面倒で億劫で気の滅入るものである
・しかし、この一見ツラそうに見える社会人生活を通してこそ、僕は人生の勝者となる算段がある
・つまり、僕の面倒な生活も、この人生の勝ちを得るためのワンシーンなのである

経営者のドラマのワンシーンとして捉える場合(例)
・アイデアと過去の実績を基に資金を調達した
・理念と方針を打ち立て、会社を興した
・従業員を集め、どうにかこうにか働かせて事業を遂行し、会社の経営は成功に近づいている
・つまり、従業員個々の面倒で億劫な生活は、経営者の人生のワンシーンなのである

どちらの方が当てはまりそうですか?
どちらのドラマ仕立てにした方が、しっくりきそうでしょうか?

答えが前者であれば続ける(か、より条件の良いところを探す)
答えが後者であれば一刻も早く辞める

という流れで、自問自答のヒントにします。

この人とパートナーになるべきか?

・一緒にビジネスをしよう!と誘いを受けたとき
・プロポーズを受けたとき
・恋人として付き合うことの提案を受けたとき

こういうときに返答を迷ったら、同じように自問自答します。
これはわたしの人生のワンシーンか?この人の人生のワンシーンか?」

あなたのドラマのワンシーンとして捉える場合(例)
・わたしはパートナーを○○の理由で欲している
・パートナーの候補として相手に見初められた
・これからパートナーと支えあい、○○の達成に駒を進める
・つまり、迷っている今のわたしの姿は、わたしの人生の達成のためのワンシーンなのである

相手のドラマのワンシーンとして捉える場合(例)
・俺はパートナーを△△の理由で(あるいは理由なく)欲した
・候補者が見つかり、パートナーとなるよう提案した
・これからパートナーと支えあい(あるいはパートナーを利用し)、△△の達成に駒を進める(あるいはパートナーのYESを受けることにより自分の現在の欲求を満たす)
・つまり、俺からの提案を受けて迷っている今のパートナーの姿は、俺の人生(あるいは欲求)の達成のワンシーンなのである

どちらの方が当てはまりそうですか?
どちらのドラマ仕立てにした方が、しっくりきそうでしょうか?

答えが前者であればYESと答える(か、より条件の良い人を探し続ける)
答えが後者であれば辞退する

という流れで、自問自答のヒントにします。

※例外
「わたしは他人の人生のワンシーンになりたい」という欲求を持っている人については、
「俺の人生のワンシーンになってくれ」という趣旨の提案を受諾して問題ないと思います。

誘いに乗るべき?

・一緒にこんな趣味をしよう
・こんな集まりに行こう
・ご飯に行こう
・どこどこへ遊びに行こう
・こんなことを一緒に勉強しよう
・このようなオススメ作品があるから見てくれ
・コレ買ってよかったからお前も買ってみろ

このような誘い、提案を受けたとき、
YES/NOのどちらで進みましょうか?
前述のふたつ(仕事やパートナーの迷い)ほど重くないですが、その分頻繁に発生し得る問いです。
返答に迷ったら以下のように自問自答を行います。

あなたのドラマのワンシーンとして捉える(例)
・新たに興味関心が湧くのは良いことである
・人と一緒に興味を消化するのも良いことである
・興味を湧かせてくれて、同時にそれを共に消費してくれる良い人と巡り合った
・つまり、この誘いに乗るのは、わたしの人生のワンシーンを彩るものである

相手のドラマのワンシーンとして捉える(例)
・俺には興味や関心ごとがある
・俺はそれを人と共に消化したいと思った
・そのため俺は人に提案を行った
・つまり、この誘いにYESをもらうことは、他の誰でもなく俺の人生のワンシーンを彩るものである

どちらの方がより正しく当てはまりそうですか?
どちらのドラマ仕立ての方が、よりしっくりきそうでしょうか?

答えが前者であれば応じて前に進む
答えが後者であれば辞退する
答えがあいまいになれば、自分の興味度合いと相手の出方を様子見してから再考する

という流れで、返答を検討するヒントにします。

──

以上です。
上記まとめると、迷ったときは
・他人に自分の人生を取って食われそうならNO
・自分が他人を取って食うならYES
・お互いイイ感じに食い合うならYES

こんな感じで考えることもできます。

本投稿の自問自答は、自分の舵取りにもさることながら、
迷える友人へ「辞める辞めない、するしない」のアドバイスを行う際にも役立つと思います。
参考にしてみてください。という提案でした。

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