【工務店・設計事務所・建築家】美容室内装を頼むのはどこがいい?

美容室の内装を依頼したいんだけど、どこに依頼したらいいんだろう?

工務店と設計事務所って、何が違うの?金額も違うの?

美容室の内装を依頼する際、どこに相談したらいいのかという質問をよくインターネット上の質問サイトで見ますよね。

ですがその質問に回答している方たちは、みなさん自分の会社だったりするわけです。

そこで今回は美容室内装を依頼する先について、工務店・設計事務所・建築家の3つの注意点とともに解説します

注意点をそれぞれ紹介するので、ぜひ自分の美容室にあった依頼先を見つけてみてくださいね!

目次

美容室内装を依頼するならどこがいい?

美容室内装を依頼するならどこがいい?

美容室の内装を依頼する先は、自分の理想通りに仕上がる会社にしましょう。

美容室の内装を考えるとき「他にはないような、デザイン性の高いおしゃれな美容室にしたい」「なるべく費用を抑えたい」など、それぞれ条件があるかと思います。

そういった条件に沿うような会社を選ぶと、理想通りの美容室をつくることができますよ。

ここでは以下の3つをベースに紹介します。

  • 工務店
  • 設計事務所
  • 建築家

詳しく解説していきます。

工務店に美容室の内装を設計してもらう

工務店に美容室の内装を設計してもらう

工務店に美容室の内装を依頼すると、以下のようなメリットがあります。

  • 費用が抑えられる
  • 工期が早い
  • 内装デザインのオプション化で金額が明確

工務店で美容室の内装を頼む場合

工務店では費用を抑えるために、内装デザインをテンプレート化していることが多いです。

そのため設計に時間がかからず、工期が早いというメリットにつながります。

また、いつも同じ建材を同じ場所から沢山仕入れているため、割引なども頻繫に行われます

なるべく費用を抑えて美容室の内装をつくりあげたいオーナーにおすすめです。

注意:こだわりの設計は実現できない

工務店は、他の住宅や美容室で実績のある設計・施工になるため、基本的にいつも同じ、限られた素材で施工します。

下記のどちらかであれば、工務店は大変おすすめです。

  • その工務店の作るもののデザインがすごく好み
  • あなたに美容室内装に対するこだわりがない

ただ、こだわりの設計や世界に1つのデザインを実現したいのであれば、別の選択肢がおすすめです。

設計事務所に美容室の内装を設計してもらう

設計事務所に美容室の内装を設計してもらう

設計事務所に美容室の内装を依頼すると、以下のようなメリットがあります。

  • デザイン性の高い設計が叶う
  • 導線が考慮された機能性の高い内装になる

設計事務所で美容室の内装を頼む場合

設計事務所では美容室をゼロから設計するため、細かな予算調整をしながら内装デザインを決めることができます。

ほとんどの設計事務所が美容室専門ではないものの、使いやすさを重視した内装に仕上がります。

つまり「予算はなるべく抑えたいけど、それが原因で無理な設計や内装デザインをされるのは嫌」という方におすすめです。

注意:設計料は10~20%、総工費は工務店より高い

設計事務所の注意点としては、設計料が高いところ。

1店舗ずつのオーダーメイドとして複雑な間取にも対応できる分、設計料がやデザイン料は高くなる傾向があります。

設計事務所の設計料は総工事費の10〜20%程度が相場です。また、こだわりの素材を使用するため、工務店に頼むより、2~3割以上は値段が上がると思っておいた方が良いでしょう。

店舗内装として「既製品の取り付けを行いたい」というような方は、設計事務所を避けましょう。

設計事務所は設計に専念して、施工は提携している工務店に頼むパターンがほとんどらしいよ。

建築家に美容室の内装を設計してもらう

建築家に美容室の内装を設計してもらう

建築家に美容室の内装を依頼すると、以下のようなメリットがあります。

  • デザイン性の高い設計が叶う
  • 建築家の知名度によっては、それだけで集客効果がある

建築家で美容室の内装を頼む場合

建築家に美容室の内装を頼む場合、かなり自由度の高いデザインや設計が可能です。

また、その建築家の好みがあなたの好みと一致していれば、最高の美容室ができるかもしれません。また、名の知れた建築家に依頼すれば、それだけで集客力は格段に上がります。

他店とは絶対に被らないデザインで、より個性的な店舗内装に仕上げることができるでしょう。

注意:設計料は10~20%、総工費は設計事務所より高い

建築家の注意点としては、新築や大型案件のみを扱うという点です。設計料は10〜20%と、設計事務所と同等レベルです。しかし、使う建材や、その建築家特有のこだわりの表現に人件費がかかり、設計事務所より総工費は高くなるケースがほとんどです。

また、デザインには、建築家の「個性」が大いに反映されます。その「個性」があなたの思う美容室像と一致しなかった場合、最悪依頼を取り下げる必要が出るケースもあります。

依頼前によくその建築家のデザインを研究して、また依頼後もきちんとあなたのイメージと合っているかをすり合わせながら、進める必要があります。

建築家の場合も、施工は大手ゼネコンや大手工務店なことが多いんだって。

まとめ

今回は美容室内装を依頼する先について、工務店・設計事務所・建築家の3つの注意点とともに解説しました。

本記事の要約

  • 美容室の内装や設計などを依頼するなら「自分のしてほしい条件で決める」のが大切
  • 工務店の注意ポイントは「価格は安いが、デザインが同じになりやすく、こだわりは実現しにくい」
  • 設計事務所の注意ポイントは「価格は工務店より高いが、こだわりは実現しやすい」
  • 建築家の注意ポイントは「価格は設計事務所より高いが、こだわりの実現に加え、建築家の個性を生かした内装ができる」

もし、予算に限りがあり、でもこだわりを実現したい場合は、「美容室内装に精通していて、デザイン・設計・施工全てをやってくれる事務所」も数少ないですが、存在します。

下記の記事でご紹介している、③SMILE HASHIMOTO OFFICE(低価格・ナチュラル系に強み)、④Studio.Sumutoco(中〜高価格・唯一無二のコンセプト設計に強み)、は両社共に、デザイン・設計・施工を行ってくれますので、問い合わせてみては如何でしょうか。