医院コンセプト

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[診療時間]
09:00~13:00(月・火・水・木・土)
14:00~19:00(月・火・/・木・土)
[休診日]
水曜日午後・金曜日・日祝
災害時の歯科医療

品質と環境 (歯科)

当院では品質を維持するため歯科専用冷蔵庫に、ある特定の歯科材料や薬関係の製品が保管されています。

そのため冷蔵庫の毎日の温度管理は欠かせません。

温度計を入れていて毎日記録しています。

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また落雷や地震などの停電の時や計画停電の時には、蓄電器で対応し、品質管理しています。

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蓄電器は夜間の電気料金の安い時に蓄電しているので日中には空気清浄器などに使っていて環境に優しくなります。

停電と手動チェアー(災害歯科)

停電時は診察台が使えません。

なぜなら電動式診察台が動かないからです。

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タカラベルモント社製の手動式チェアーは電気なしで背もたれを水平まで倒せます。

ヘッドレストも手動で上下に動きます。

油圧式で高さも調節できます。

しっかりした構造でとても安全です。

大人の男性が乗ってもびくともしません。

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災害時でも口腔ケアーは大切です。

口の奥の方の口腔ケアーは座って背もたれを倒すととてもよく見えて、治療しやすくなります。

10秒間でできること(災害歯科)

緊急地震速報

緊急地震速報のアラームが鳴ってから10秒から20秒で地震がきます。

慌てずに急がなければなりません。

チェアー1

チェアー2

治療中にアラームがなれば、まずチェアーを起こして患者さんが直ぐに立って移動できるようにしなければなりません。

停電になればチェアーは動きません。

チェアーが水平のままでは逃げれません。

チェアーを起こして立ち上がれるようにします。

次に地震が来るまでに出口の方へ誘導し避難する事を優先します。

普段から10秒間避難訓練が必要です。

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またブレーカーを落としての停電時を想定した真っ暗闇避難訓練も求められています。

非常照明

非常照明をすべての診療台に設置しました。

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すべての診療台に常備灯を設置しました。

災害歯科医療と災害時協力井戸

災害時は断水になることが多いのですが、飲料水は十分確保していても、水洗トイレの水が不足します。

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流す水がなければトイレは詰まってしまいます。

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災害時には災害時協力井戸が利用できます。

災害時協力井戸とは、大規模な地震などの災害が発生し、水道の給水が停止した場合に、近隣の被災者への飲用水以外の生活用水を提供いただける井戸として登録されたものです。

災害時には、提供者の善意により自主的に井戸水の提供を行っていただくものです。

飲めませんがトイレの水や洗濯の水などに利用できます。

トイレではバケツなどで一気に流しながらレバーを回すと流れてくれます。

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災害時協力井戸として登録されている井戸には、この標識がつけられています(泉大津市)。

市に登録されている災害時協力井戸は災害時のみ使えます。

断水時貴重な水なので大切に使います。

災害歯科医療と情報収集

東南側の診察室は公園に直面しています。

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とても明るく開放的です。

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窓から見えるのは、同報系防災行政無線です。

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地震による津波発生の情報や大雨による洪水の情報などの災害情報を、

市から無線放送で市民の皆さんに迅速かつ正確に知らせる情報伝達システムです。

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また診察室にラジオを置きました。

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いつでも使えるように手元に置いています。

ペン立ての中です。

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災害時はラジオが頼りになります。

パソコンやスマフォはアクセス数が急激に増え直ぐに使えない場合があります。

津波警報と高台への避難訓練

津波警報が発令されたら、迅速に安全な場所への避難が大切です。

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当院は、目の前のイズミヤが一番高い建物で、徒歩1分もかかりません。

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当院では災害時の緊急避難を考慮し、履物を穿いたまま診察させていただいています。

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安全のため常備灯を増設しました。

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誘導灯の増設もしました。

定期的に避難訓練を行っています。

災害時医療と安全対策

先日関西では、緊急地震速報が流れました。幸い誤報ではありましたが、驚かれた方も多かったと思います。

速報があれば直ぐに安全な場所に避難することが大切です。

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防災スリッパ

当院では、以前は診療室には災害用スリッパに履きかえて入室して頂いていましたが、現在は少しでも早く安全に避難してもらうために土足のままで入っていただくことにしています。

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土足だと履きかえる時間が短縮されます。

スリッパから靴に履きかえる時に焦ってケガをしかねません。

普段でも別の患者さんの靴と履き間違えないメリットがあります。

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自動ドアも停電時手動に切り替わります。

災害時もあわてない心構えが大切です。

停電時の目の順応性への配慮


診療室の個室から廊下に出るドアの手前の床に点字を貼りました。

普段は目の不自由な方へのものです。

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停電時は、非常用照明が点灯するので、ドアの位置を確認することができます。

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しかし、急に電気が切れ、非常照明だけの薄暗い状態になると、目が慣れるまでに時間が掛かり、素早い避難ができないかもしれません。

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その際には、点字の床を踏むことによって、いち早くドアの位置がわかるようになっています。

もしもの時に、慌てずパニックにならないよう、普段からスタッフ一同避難訓練を実施しています。

当院における災害対策と節電対策(フィルム)

当院は大きな窓のある東側と南側が、駐車場と公園に面しているため、部屋の中が非常に明るくなっています。

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窓にフィルムを貼りました。

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このフィルムはガラスが割れた際の飛散防止効果があり地震や台風の災害対策になります。

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また熱線遮蔽とUVカット効果もあり、日照調整機能も備え、節電対策になります。

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さらに防虫忌避効果まであります。

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フィルムは少し色がついていますが貼ってしまえば全くわかりません。

当院における災害時の避難誘導

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当院では、緊急の停電時も天井付の誘導灯が点灯します。

しかし一刻を争う時には上は見ずに下を見ています。

足元が見えづらいため危険だからです。

足元が暗いと逃げるのに時間がかかります。

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当院では床にも誘導灯を設置しました。

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通常の灯りを消した状態です。

写真以上に明るくて、当院の床面積では十分な明るさで点灯します。

逃げる方向を間違えないように配慮をしています。

足元を明るくすることで転倒予防や散乱物によるケガを予防します。

核に関する緊急非常事態の対応

永世中立国のスイスは、各家庭に核シェルターが整備されていて普及率が100%だそうです。

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(上は当院のレントゲン室です。)

核に関する緊急非常事態の際、病院などのレントゲン室は簡易シェルターになります。

レントゲン室は法律で厳しい基準があり、分厚い鉛に覆われた部屋になっています。

災害時のカルテの管理(保存状態)

紙カルテ

当院では患者様のカルテは施錠できる専用ボックスに入れています。

大切なプライバシーは、すべて紙カルテにその都度印刷して保管しています。

近年コンピューター化が進む中、あえて電子カルテのみで管理しない理由は、災害時、停電の際に大切な医療情報などが瞬時に取り出せない場合があるからです。

停電時でも紙カルテの保存管理ならスムーズに対処できます。

 

災害時,歯科医院ができる事

災害時放射能汚染が予想されます。

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当院では歯科治療中に災害が起こった場合、患者様に避難してもらう際に、避難場所の安全確認のためや災害医療のトリアージ(治療の優先度決定)の観点から放射線測定カードをご用意しています。

ポケットや財布に入れておくだけでよく、首からかけているとリアルタイムで周りの方にも今いる場所の危険度の情報をお伝えしやすくなります。

 

災害時の歯科医療(断水時)

災害時、上水道が断水する場合があります。

例え歯科診療チェアーが動いてもチェアーから水が出ない場合が想定されます。

歯を削る時や超音波スケーラーで歯石を除去する際、水で冷却しないと歯や歯周組織を傷めます。

シリンジなどで水を垂らしながらすることも可能ですが、うがいの水や消毒コーナーの水、手洗いの水なども断水すると非常に困ります。

エピオスタンク

当院では安心安全な殺菌水を治療水として診療室全体に流しています(エピオス)。

不純物を極限まで取り除いた超純水と食塩とを混合し、電気分解した、薬品などをまったく使用しない安心・安全な殺菌治療水です。

殺菌水貯水タンク

その際タンクに貯水するので断水時でも治療水が診療室全体に行き渡ります。

高純度微アルカリ電解次亜水生成器(ドクタープラス)

貯水タンクが渇水する前に同じシリーズで小型の殺菌水生成器(ドクタープラス)で殺菌水を作り、随時タンクに補充します。

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断水時に備え、水などを十分備えています。

断水時でも平常通りの歯科診療が可能です。

災害時の歯科治療(非常照明器具)

当院では災害時、停電になっても非常照明が点灯します。

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停電と同時に瞬時に真っ暗にならないように誘導灯、非常灯が点灯します。

また発電機、蓄電器を整備していますのでご安心ください。

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