第9回県高校駅伝競走(男子・5区間30㌔)と第2回女子駅伝競走(4区間15㌔)は16日、伊那市営陸上競技場を発着点に行った。男子は、昨年の全国高校駅伝出場メンバー3人をそろえた上伊那農Aが地力を発揮、4区中原健雄が首位を奪い、そのまま逃げ切り1時間39分14秒で2年ぶり3回目の優勝。2位には、2区和田仁志力走で前半リードした伊那北Aが入った。4区の中村恵一郎が快走していったんは2位に浮上した篠ノ井Aは、最終区で逆転され3位。オープン参加の伊那養護も15㌔を11人で分担し沿道の声援を受け力走した。
女子は、最終の4区で、4位でタスキを受けた伊那北の遠山百合が前を行く3選手を抜き去り、同校を58分23秒の大会新初優勝に導いた。2位は、3区までトップを保った赤穂、3位には、4区で区間優勝の中村祐子の活躍で松本県ケ丘が浮上した。
1986年3月17日掲載