新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は24日、川崎区に住む70代男性が死亡したと発表した。新たに感染が確認されたのは10~50代の男女20人で、中等症1人、軽症17人、無症状2人で、14人の感染経路が不明。市発表の死亡者は累計164人、感染者は1万2120人となった。
市によると、死亡した男性は8日に発熱と咳を発症し、10日に陽性と判明。以後は市内医療機関に入院していたが23日に死亡した。川崎区のデイサービス施設に通っており、利用者に陽性者がいたという。
新たに確認された感染者の年代別は30代7人、20代6人、50代4人、10代2人、40代1人。居住地別では中原・宮前区が各4人、高津区3人、川崎・幸・多摩区と横浜市が各2人、藤沢市1人だった。
感染経路が分かっているうち陽性者の接触者は6人だった。高津区の進学塾で発生したクラスター(感染者集団)に絡み複数の生徒が感染したとして、市立東橘中学校(同区)は濃厚接触者の検査結果が判明する予定の26日まで臨時休校とした。
2021年 5月 24日 (月)