4月13日に放映されたクローズアップ現代「“同居孤独死”親の死に子どもが気づかず…各地で」の動画があがってたので私も見てみました。
去年、親の死を放置していた事例が全国で28件出ていましてそのうちの9件が仕事などをしながら親と同居する50代の働き盛りの人だったそうです。親の年金で食いつなぐ為とかそういったものではなく社会とつながりがあるのに何故、親を放置するのか?ってのが今回の番組のテーマとなっています。
といっても1人の証言だけで構成されていますが・・・。↓このひとです。
半年間も親の遺体を放置し続けた40代男性の話
最初は、そんなことがあるのかな?なんて思って見始めましたけど。。。聞いていると分かるしこれはありそうなことだなって思いました。めっちゃ分かるわ。
【内容】
40代の男性は、ずっと一人暮らしをしていて1人の生活スタイルを確立していましたが、父親の退職を機に変化していくことになります。父親は脳に持病を抱えていた為にこれ以上一人暮らしをさせておくわけにはいかないと姉が言い出しますが、小さな子どもを持った家庭持ちなので、この40代男性が同居するはめになります。(おそらく望んではいなかったのでしょう。人柱ですよね。)
同居をする条件として父親には「動けるうちは自分のことは自分でやってね。」という約束を交わしました。しかしだんだん「僕がご飯とか身の回りの世話をしていたのが、父親がやってもらって当たり前って感じになってきた」と不満に思うようになっていきます。自分のことは自分でするという約束で始めた同居生活なのにね。
ここらへんから40代男性は自分のことしかやらなくなっていきます。これまでもスレ違っていた親子の生活がより顔すらあわさなくなっていったと思われます。同じ家に住んでるけど顔すらあわさないような生活。そして40代男性はドラッグストアの店長だったので去年のコロナ禍のマスクの対応とかで仕事の業務におわれて父親が死んでいることに気づかずに生活することになるわけです。
で、だいぶたってから異臭がして父親が死んでいることを知るが逮捕されることを恐れてそのまま放置して仕事を続けながら生活を続けていきます。父親が亡くなってから半年後に親戚から父親と連絡がとれないと連絡がきたことをきかっけに、これ以上隠し通せないということで、自殺を決意し姉に「ごめんなさい」というメッセージを残す。
が、姉の通報により警察に捕まる。ってのがあらましみたいです。
同じ家に住んでいても別個の生活をしていたから死んだことに気づかんのは分かるし、父親が死んでいることを知ってからは、もう完全にセルフ・ネグレクトみたいな感じになっていたんだろうなって思う。何故?って問われても、このひとが言うように「考えないようにしていたとしか言えないです。」ってそのとおりなんだろうなって思うな。死体遺棄って何故すぐに通報しないんだ!って思ったこともあったけど、最近はあるんやろうなって思うようになってきたかな。ゴミ屋敷とかも同じような感じやよね。
1人の生活が楽なんだけど兄弟に言われて独身だから親の面倒をみるはめに。。。
周りに迷惑かけたくない。誰にも助けを求められない。なんかいろいろと私も共通するところがあるので。。。なんだかなって思いました。親を最初から見捨てれる度量のある人にとっては問題のないことかもしれませんがね。
-
ハル

コメントを書く親を最初から見捨てれるのは度量ではありませんよ