【コラム】 今もっとも読んでほしい恋愛漫画「やがて君になる」の人気に迫る!仲谷鳰先生インタビュー
電撃大王で好評連載中のガールズラブストーリー「やがて君になる」は4巻で40万部を突破した大人気恋愛マンガです。第一巻インタビューから2年経った今、『やが君』を取り巻く環境や心境の変化など仲谷鳰先生と担当編集に忌憚なくお話いただきました。
また電撃コミックスから『エクレア blanche あなたに響く百合アンソロジー』も同じ6月27日に発売されます。仲谷鳰先生と担当編集によるインタビュー、どうぞご覧ください。
(以下、敬称略)
仲谷鳰:第21回電撃コミック大賞にて、投稿作「さよならオルタ」が金賞を受賞。その後初連載作品となる「やがて君になる」を「月刊コミック電撃大王」で連載開始。同作が累計40万部を超えるヒット作となる。
楠達矢:「月刊コミック電撃大王」の編集者。「やがて君になる」や「新米姉妹のふたりごはん」など多数の連載作品を担当する傍ら、「エクレア あなたに響く百合アンソロジー」などを企画している。
■海外のファンもたくさん増えた。反響があるのが一番嬉しい。
───まずは40万部突破、おめでとうございます!『やがて君になる』1巻発売当時、ここまでの反響があると思ってましたか?
仲谷鳰(以下、仲谷):「本当に売れるのかな?」っていう不安と、「当然自分は面白いと思って描いているものなので売れてほしい」という気持ちが両方ありました。
担当編集:楠達矢(以下、楠):実際1巻が発売したら、発売後即重版という結果になりました。この作品は絶対に人気が出る! とは思っていましたが、ここまでの反響があるとは思っていませんでした。
仲谷:人気が出なかった場合打ち切りも考えなきゃかな……とも考えましたが、重版の報告を受けて、とりあえず続きを描けるようで安心しました。
───『やがて君になる』は声つきのPVも公開されていますね。
楠:PVが決まった流れについては、「やがて君になる」単行本2巻のあとがきで仲谷先生が言及されています。
仲谷:話を受けたときは浮かれると同時に、信じられないところもあって、いや、話はあったけど無くなるパターンかもしれないって。アフレコ現場で声優さんが演じられているのを見て、ようやく実感が出てきました。
楠:自分の考えたセリフを声優さんに言わせるって感覚はどうでした?
仲谷:めっちゃ楽しいです(笑) 声優さんのすごさは間近でみると本当に感動しました。細かい感情の違いを声だけの演技で表現することもすごいんですけど、それを早口というわけでもないのに短い秒数の中に収めきるんです。
───テレビCMでも流れていますよね。
仲谷:深夜アニメを見ている時に不意打ちでCMが来るから「ああーっ!!」てなるんですよ(笑) いまだに恥ずかしくて、正面からちゃんと見られません。
───サイン会も3度行われました。
仲谷:いつも来てくださる方から、最近読み始めましたという方までいらっしゃって2年という時間を感じるようになってきました。毎回緊張しますが読んでくださる方の顔が見える機会は貴重ですし楽しいです。それと、海外から来ていただける方がすごく多くてびっくりするんですよ。
楠:多くのサイン会を見てきていますが、他の作品のサイン会より明らかに海外の方が多いですね。正直驚いています。
仲谷:中国からいらした方が、女の子に告白されて付き合うんだけど、「やっぱり違うわごめんね」って沙弥香みたいにフラれるパターンがすごくあるって聞いて(3巻12話のエピソード)、「えっ、そんなにあるの!?」って(笑)もしかしたら、共感の仕方は外国だとちょっと違ったりするのかもしれません。
楠:『やがて君になる』は現在韓国版、中国版、英語版、タイ版が出ています。日本語のセリフは完璧に頭に入っているので、英語版も、すごくスラスラ読めるし、これは英語の勉強になるぞ! と思っています。受験生の皆さんにはぜひ『やがて君になる』で英語の勉強をしてほしいですね(キリッ)。
仲谷:英語版は、先輩はローマ字で「senpai」なんですよね。それと「好き」って言葉が「love」で変換されることが多いです。日本語だと「好き」という言葉は多義的でニュアンスをボカして進められます。英語だとライクかラブか決まっちゃっているので、そのあたりは難しいですね。あと、「moyori station」はちょっと笑いました。「最寄り駅」が、そういう駅名があるんだと誤解されて訳されたんでしょうね(笑)
───この2年間で嬉しかったエピソードはありますか?
仲谷:意見、感想など反響があるのがすべて嬉しいですね。私は漫画を描いていて、読んだ人に何かしらの影響を与えられたら一番嬉しいと思っています。自分の恋愛と重ねて語っていただけたり、高校生が初上京としてサイン会で来てくれたり、二次創作で絵や小説をかいてもらえたりするのも嬉しいです。サイン会で「燈子が初恋です」って言ってくれた方がいらっしゃって、その時は恐縮してしまいましたね(笑)
───逆に大変だったことはなんでしょうか?
仲谷:体育祭とか、走ってる人を描くのが大変でしたね。
楠:3巻まで描いておいて「人が動いている絵は大変でした」って、初心者ですか(笑)
(一同笑い)
仲谷:レベルの低い話で申し訳ないです(笑) 普段そんなにキャラが激しく動かないから、たまにあると大変です。最近の劇の練習シーンとか、人が多くて大変とか、あちこち場面が切り替わる回は大変とか。全部初心者みたいな話ばかりですけど(笑)
───キャラについて気をつけてることはありますか?
仲谷:人によって、物語を作る順番は違うと思います。キャラクターを先に作る方もいると思うのですが、私はキャラよりも話を最初に作って、役割、ポジションごとに必要なキャラを配置していくという作りをしています。その時、「この子は何をしたいキャラなのか」って一人一人のエゴを明確にします。常に行動の動機や、何を基準にしてキャラが動くのかを忘れないように。「エゴがキャラを作る」というのは、担当編集さんに最初の方に教わった考え方で、今も大事にしています。
■仲谷鳰x担当編集による「やが君」キャラクター談義
───まず七海燈子について。
楠:燈子は読む前と読んだ後で、もっとも印象が変わりやすいキャラなのではないでしょうか。読み前はしっかり者だと思っていたけど、読み進めていくうちに「この子大丈夫かな?」ってところが見えてくる。燈子ってしっかりものだと思ってた人が多いと思うんですけど、だいぶダメな先輩でしたね。「この子大丈夫かな」って思った時はどこですか?
仲谷:ずっとそうじゃないですか?(笑) 特に侑の部屋にいる時はいつもそうですね、2巻の110ページの「聞いてみる?」とか。
楠:「てくびかー」って言ってるんですけど、これ燈子の思っていた通りだったらどうなってたんですかね(笑)
仲谷:橙子のそういうシーンは、あまり深く考えずにネームを描いています。理屈では描けないと思うので、感情優先です。燈子って、最初の印象よりも思ってた以上に感情の子だったなとは思いますね。理屈だけで燈子はあまり動かせない子だなって。
───侑について。
楠:侑は作中で優しい子だと言われています。実際そうだと思うんですけど、侑の優しさって描くのむずかしいと思うんですよ。
仲谷:優しいのか無関心なのか、鈍感なのか、紙一重の所がありますよね。
楠:そんな侑の難しいキャラクターですが、共感するという声や、可愛いという声を多くいただけるのは本当にありがたいですし、仲谷先生のキャラクター造形力が成せる技だとも思っています。
仲谷:3巻辺りから、侑にとって我慢のターンが続くので、可哀そうという声も届きます。13話の雨宿りの回とかですね。でもそれはそれで侑の望む形なので、可哀想って言われちゃうと辛いところではあるんですけど。「好きって言われるのが気持ちいい」という感情は侑にもあるはずなので、侑は黙っていることで、その現状を維持しようとしています。燈子がずるいって言われることが多いんですが、侑もちょっとずるいところもあるのかもしれません。
───沙弥香はどうでしょう。
楠:沙弥香は1巻2巻では侑に対するある意味敵役というか、正妻面しているという、否定的な意見は多かったように思うんです。それも3巻4巻で印象が変わって、好意的に見てくれる人が多くなったように感じます。
仲谷:燈子の内面を知らない、完璧な生徒会長像をそのまま信じている子だと思っている方が多かったように感じますね。それが2巻の最後に燈子の弱い部分をちゃんと理解していたことが明らかになって、沙弥香の内面が見えてきたんじゃないでしょうか。沙弥香と侑が会話するシーンは連載当初はイメージできていなかったんですけど、実際喋らせてみたら、侑と喋ると沙弥香って結構はっきり物を言う子だったなあと新鮮な発見がありました。
───都と理子先生については。
仲谷:あまりストレートに侑と燈子のイチャイチャは描けません。なので都と理子には、電話するときにチューしてきたり、隙あらばイチャイチャしてもらってます(笑)
楠:実は1巻から登場している二人ですが、3巻で始めて関係が明かされました。読者のみんなー! 1巻からこっそり社会人百合がいるぞー! って言いたい気持ちを抱えて生きていましたね。
仲谷:社会人の百合好きの方から大きな反響がありました。4巻からアシスタントさんに基本トーンや簡単な背景を頼んでいるんですけど、「理子先生のおっぱいだけ影トーン貼っていい?」って聞かれましたね。
(一同笑い)
楠:アシスタントさんは理子先生好きなんですかね。
仲谷:好きなんですかね。じゃあいいよって許しました(笑)
───「俺らキャラ」とも評される槙聖司くんについて。
仲谷:当初は読者の自己投影先として用意したキャラではありませんでした。侑との対比のために登場させたキャラなんです。ですが、百合漫画に登場するキャラとしてあるべき姿を探った結果、今の形に落ち着きました。
楠:百合という作品形態の中で、男キャラはどうしても敬遠されがちです。そんな中で、槙君が一番好きだと言ってくれる方もいて。百合ファンの方々にも「俺らキャラ」として受け入れられているのは槙くんの人徳ですね。
───叶こよみや堂島といったそのほかのキャラクターについて。
仲谷:こよみは物書きのキャラなのでどうしても共感が強くて、私が自己投影しすぎるきらいはあるんですけど、単純に自分に近くて好きです。
楠:堂島って実は作中で一番性格がいいキャラだと思うんですよね。
仲谷:そうですね。邪念がないから悪気なく話題を振ったり、きっかけを作ってくれたりしてくれるし、作者としてもありがたい存在です(笑)
楠:堂島x槇くんはありますか?
仲谷:それ缶乃さんが言ってたやつでしょ!(笑)
───それでは1~3巻の中から、お気に入りシーンはありますか。
楠:1巻だと「ずるい」とか定番もあるんですが、134ページの「どれだけわたしのこと好きなんですか」も人気がありますし、僕は好きです。
仲谷:声当ててもらったのも余計に強いですね。私は3巻最後のべろちゅー。描いてて楽しかったです(笑)
楠:あとは3巻160,161ページとかも推します。理由はぜひ1巻の24,25ページと見比べてください。こういう表現手法の多様性が「やがて君になる」の面白いところの一つだと思っています。
───では4巻からオススメを。あまりネタバレしない程度に。
楠:4巻と言えば……。
仲谷:20話ですね。
楠:『やが君』の最初で最後かもしれないサービスシーンというか、お風呂回が4巻にはあります。邪なことを考えてはならないと考える沙弥香の隣で、邪なことを考え続ける燈子をお楽しみください。
仲谷:その前の着替えシーンのやり取りも、3人で寝るシーンも描いていて楽しかったですね。
楠:自分は、4巻を校了しながら2回涙ぐんでしまいました。同じように感じていただける方がいたら語り合いたいですね。
仲谷:「やがて君になる」4巻にはドヤって心の中で思いながら描きあげたところがあります。読んでもらったら、ここだなってわかってもらえると思います。
■百合アンソロジー「エクレア」の二冊目が刊行!
───去年(2016年)は百合アンソロジー『エクレア』も発売されました。
楠:「これだ!」と思う百合作家さんを集めて本を出せるっていう幸せで贅沢なお仕事でした。死ぬほど大変なんですけど、それ以上に幸せで本当にいいのかなって……。表紙を誰に描いていただくか悩みに悩んで、電撃が出す百合アンソロジーということで仲谷さんにお願いしたんですけど……。
仲谷:すごいプレッシャーでしたね。明らかに中で自分より絵が上手い人が描いているのに、その本の顔を自分がやっていいのかと。
楠:でも百合マンガのガイドブック『百合の世界入門』でも表紙描いてたじゃないですか(笑)『百合界に彗星のごとく登場したスーパースター』って紹介されて。
仲谷:あのキャッチコピーはもう笑うしか無いんですけど(笑) 「エクレア」の表紙を描くと決めてからは、全力でやらせていただきました。表紙と裏表紙で関係の変化が見えるようにとか、自分なりに納得のいくものができたと思います。
───『エクレア』収録の『幸せは傷のかたち』、ちょっと不良入ってるギャルは仲谷さんのマンガでは珍しくて新鮮でした。
仲谷:二人、組み合わせで考えてギャップはほしいと思いました。片方がおとなしめの外見の子だったので。あと面倒見良さそうな子ってことで、ギャルっぽくなったのかな。
───『エクレア』、2冊目が出るんですよね。
楠:はい。百合の対談で佐々木克行さんがおっしゃっていましたが、アンソロジーは短い期間で複数の作家さんとやり取りをするので、それだけでも膨大なカロリーがかかって、すごく大変なんです。1冊目を作ったときは、こんな大変なことはもう終わりと思っていたんですけど、2作目を出せることになったら、そんな辛さも一瞬で忘れました(笑)
───執筆陣は前回と同じですか?
楠:完全に同じではないんですが、続投いただけた方が多いです。あれだけのメンバーで2冊目なんて絶対無理だろうと思ったいたんですがありがたいことにほとんどの方に二作目もぜひと二つ返事で引き受けていただけました。今回は無理だった方も、惜しみながら多忙で泣く泣くという方ばかりでした。残念ながら仲谷さんに表紙はお願いできなかったんですが(笑)以前から素晴らしい百合イラストを描かれていて注目していたフライ先生にお願いできて、すごく良い表紙になりました。
───「2」ではなく、「blanche」と名付けた理由は?
楠:2とナンバリングして、前回読んでないと読めないって思われるのが嫌だったんです。『エクレア』も『エクレア blanche』も、どちらもすべて読み切り作品なので、好きな方から好きに読んでいただければと。「エクレア」シリーズが、好きな百合を探すカタログ的な役割を果たせればそんなに嬉しいことはありません。
───仲谷先生も『いつだって横顔』を描かれました。
仲谷:前回がねじ曲がった話だったので、二回目は「可愛い」に全振りしました。ワンアイディアで8ページ描き切りましたので読んでみてください。読み切りはキャラの作画とかに慣れていないので大変な部分もありますが、短い話にまとめるのは好きなので楽しく描けました。
楠:『エクレア』と『エクレア blanche』どちらにも載っている川浪いずみ先生にご注目ください。第22回電撃大賞審査員奨励賞の受賞者なのですが、新たな百合漫画『籠の少女は恋をする』を『電撃大王』8月号(6月27日発売)から連載開始します。百合好きの方はぜひ読んでくださいね。
───『電撃大王』に百合が増えていって、切り込んでいった立場としてはいかがですか?
仲谷:切り込み隊長みたいに言われても(笑) 結果的にそうなっちゃったかもしれませんけど、世の中に百合が増えるのは嬉しいですね。百合漫画ってカテゴリに入ってなくても、百合的な美味しいところがある漫画が増えているのも楽しいです。
───オススメの百合マンガを教えてください。
仲谷:tMnR先生の『たとえとどかぬ糸だとしても』(百合姫コミックス)です。女子高生が同居してるお兄さんの奥さんに片想いしてる話なんです。どう考えても叶いっこない状況をどうしていくのか気になります。雰囲気もしっとりしてて丁寧に気持ちを描いているので、『やがて君になる』を好きな人はこちらも好きになると思います。
もうひとつ、文尾文先生の『私は君を泣かせたい』(ヤングアニマルコミックス)。公式では百合を謳ってませんけど、女の子二人の話なので、私としては百合的に楽しんでます。キャラの見た目と中身が逆で、優等生っぽい振る舞いをしている子が性悪で、不良っぽい子がすごく可愛かったり、そこが魅力的です。
楠:言われてしまいましたが、私も『たとえとどかぬ糸だとしても』は注目しています。こんなにいい百合を描く作家さんがいたのか! って連載当初からめちゃくちゃ悔しがりました。あとは同時期に『百合姫』で連載が始まった『私の百合はお仕事です』も前から好きな作家さんが描かれていて気にしています。
それと『エクレア blanche』でも読み切りを描いてくださったむっしゅ先生の『ふりだしに落ちる!』が『電撃大王』でスタートしました。こちらも好きな作家さんで女子高生がテーマなので期待しています。担当じゃないからそもそも百合が入ってくるのかもわからないんですけど(笑)期待しています!
───マンガ以外で注目している百合作品はありますか?
仲谷:最近でもないんですけど、『Fate/GrandOrder』の流れで『Fate/EXTRA』をプレイしました。主人公を女の子にして、サーヴァントをセイバーでやってるんですけど、あれは百合ゲームです。百合好きの人は『Fate/EXTRA』を女主人公でやってほしいです。
───メディアワークス文庫でも挿絵を描かれたんですよね?
仲谷:はい。自分が関わってるものを挙げるのも恐縮ですが、入間人間先生の小説『少女妄想中。』で私が表紙を描かせていただきました。一読者として、すごく楽しませていただきました。『たまこまーけっと』の常盤みどりちゃんとか、『フリップフラッパーズ』のヤヤカが好きになるような人に読んで欲しいです。
楠:ずいぶん具体的な(笑)
───告知をお願いします。
楠:『やが君』の新しいグッズも予定してますので、公式Twitterや電撃大王本誌。あと、編集アカウントでもTwitterを始めたのでよければこちらもチェックしてください。
・やがて君になる【公式】(@yagakimi)さん | Twitter
・クスノキ(電撃大王編集部)(@kusunoki_amw)さん | Twitter
───それでは最後に皆さんへのメッセージをお願いします。
楠:『やがて君になる』第1話のネームを見た時から、「これは素晴らしいマンガだ」と強く思っていました。発売直後にそれは確信に変わり、2年経って、想定よりも多くの皆さんに方に受け入れられて、すごく嬉しいです。もちろんここで止まるつもりはなく、もっと多くの人に読んでもらえたらなと。一緒にこれからも応援していただけると嬉しいなと思います。
仲谷:思っていたよりも、ずっと多くの方に読んでいただけて感謝しております。百合好きな人は勿論、「百合」ではなく「恋愛」モノとしても楽しんでいただけているみたいで、本当にありがたいです。4巻は楽しいシーンもありつつ、お話として大事な所も入っていて濃い一冊になっています。楽しみにしていただけたらと思います。
───本日はありがとうございました。
(取材・文:かーずSP)
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