Touhou Kouryudou ~ Unconnected Marketeers. を購入する

金と暴力で異変を解決する巫女さんシューティング。
体感的には地霊殿と同等ぐらいの難しさはあると感じましたが、STG初心者でも頑張ればノーマルクリアはいけると思います。

• 残機足りなくてきつい→カードで補いましょう
  
• 被弾時パワー減少がきつい→カードで補いましょう
  
• 敵の弾幕避けれなくてきつい→カードで補いましょう
  
• 火力足りなくてきつい→カードで補いましょう

そんな感じの難易度とバランスなので敵からカツアゲしてお金を稼いでアビリティカードを買いましょう。

本当に面白い作品です……が、かなり難しいです。
(完全に新作のため、一部核心となるネタバレ部分は隠しております)

今までも作品のサブシステムは様々ありましたが、今作はかなり変化球なシステムが導入されています。

・カードシステム
攻略を楽にしてくれるシステムです。
弾幕のパターンを覚えるために周回、というのがメインでしたが今作はカードを集めるために周回する必要があります。
そのカードの種類も数多くあり、さらにカードの組み合わせによって攻略法を探求できるため、より一層やりこみ要素が強い作品となっています。

・エンディングについて
特定のアイテムを購入するとアナザーエンディングが用意されているというシステムも驚きました。

非常に難しめです。初心者にはおすすめできません。
難易度的には地霊殿と紺珠伝の中間くらいでしょうか。
カードの組み合わせによって大分楽に攻略できるのでしょうが、最初の一切カードがない状況で攻略するとかなり難しく感じます。
弾幕STGに慣れた人にとってはやりこみ要素強めで長く楽しめるゲームになっていると思います。

カードを集めきれてないしまだノーマルクリアもできてないですが、奥が深い面白いゲームであることは分かります。
今までの東方作品の中では最も時間をかけて遊べるゲームでしょう。

これは名作。
紅魔郷以降の東方のSTG作品は全部遊んでいるが、これは今までで一番かも…というぐらいには楽しい。
全体的に弾幕はトリッキーに寄りすぎず避けてて楽しい。音楽は最高。キャラも可愛い。とにかく欠点らしい欠点がない。
目玉のカードシステムも面白い。東方の特殊なシステムは、小数作品では成功が多い反面、整数作品だと振るわない印象だったが、今回はかなり面白さに結び付いている。
このシステムのおかげでSTG全体でみてもやりこみ要素は多い方になったと思う。東方としては永夜抄以来のボリューム感。
難易度に関しては、はじめは難しく感じるのでレビューでも難しいと書かれがちになっているが、イージーでもカードを集められ、カードが集まると(+開始時所持カード枠を3枚まで増やすと)歴代でも最易ぐらいまで楽になるので、「やりこめば誰でもクリアできる」という初心者にオススメできるバランスになっていると思う。
東方原作にどれから手を出せばいいかわからん、という人は、これを機にぜひこの作品を手に取って、沼にはまってもらいたい。

東方虹龍洞=CS:GO 説
①Steamで1600円程度で買える
②弾を撃って戦うゲームである
③敵を倒して稼いだ金で買い物する
④熱狂的なファンが多い
⑤東方もCounterStrikeも、古くから続くシリーズである
⑥虹龍洞のボスは市場の神であり、CS:GOはマーケットシステムを整備したことで息を吹き返したゲーム

個人的には飯綱丸龍ちゃんすき(ノンケ)

東方虹龍洞は概要欄に東方Project第18弾とあるように
東方Projectシリーズのだいたい18作品目です。
では、シリーズの最初からプレイしたほうがいいのかと言われると
全然そんなことはなく、ぱっと見でシステムが気に入ったのであれば
シリーズの中で初めてプレイするゲームに選んでもいい感じです。
ストーリーもほぼ独立しているので、そのあたりを気にする必要はないと思います。

東方虹龍洞のシリーズ中の他にない特徴としてアビリティカードがあります。
このアビリティカードには、過去のシリーズのキャラクターを模したものも存在します。
じゃあやっぱり、過去のシリーズからプレイしたほうが楽しめるのでは？と思われる方もいるでしょう。
ここは逆に、このゲームからプレイして気に入ったアビリティカードの元になったキャラクターを追って
過去のシリーズをプレイしてみる、という楽しみ方もアリじゃないですか？
シリーズをプレイし続けている人にはできない楽しみ方、おすすめです。

本ゲームは６ステージ構成の通常ゲームモードに4つの難易度、
通常ゲームモードをクリアした後にプレイできる１面構成のエキストラゲームモードがあります。
・通常ゲームモードをいずれかの難易度でクリアする
・エキストラゲームモードをクリアする
・高難易度への挑戦・実績の解除、またはその先へ
ここらへんを区切りとして、プレイする方が多いかなという印象があります。
（一番下は区切りじゃないかも）
通常ゲームモード・エキストラゲームモードの難易度ですが、
（常識的な範囲で）手段を選ばなければだいぶ簡単です。
・強力な／自分のプレイスタイルに合った自機／アビリティカードを使用する
・自分／他の人のプレイを見る
この２つをやってしまえば、弾幕シューティングを普段プレイしない人でも
あっさりクリアできてしまうのでは、といった手応えでした。

先程から連呼しておきながら説明を後回しにしていたアビリティカード
これは自機の攻撃力を上げたり、ライフを回復させたりと様々な効果を持っています。
開始時とステージクリア毎にカードを獲得し、自機を強化していく本ゲームのシステムですが
他のデッキ構築型ゲームと比べ、ゲーム中に獲得できる総数が少なく（最大８）
かつゲームプレイに変化を与えるため、カード１枚の持つパワーが高くなっています。
そのため状況にマッチしたカードを選択していければ難易度が劇的に緩和されます。
また、初期装備はほぼ全てのカードから選択できるため
狙ったプレイ方針がある程度保証されているのは良い点だと思います。
プラクティスモードでは、5枚のカードを自由に設定できるので
自機やカードの組み合わせの使用感を確かめられます。
デッキ構築型でありながら、特定の組み合わせを練習できるのはありがたいです。

本作の様なパターン色が強いゲームは、自分がプレイしていて全然うまく行かない場面も
他の人が、驚くほど簡単にできてしまう方法でクリアしていることがよくありますよね。
そういった方法を知り、自分のものにして、また別の場面で活かすという趣旨で
他の人のプレイの鑑賞は、弾幕シューティングというジャンルが上達する上で非常に有効です。
更に本作では、アビリティカードの思わぬ使い方を他の人のプレイから得ることができたりと
プレイ鑑賞の面白さが、シリーズ中の過去の作品よりも高いものと思います。
１から手探りで攻略していく面白さも、もちろんありますからそこはご自身の判断で

最後に、私イチオシのアビリティカードは、使用時に周囲の弾をかき消せる「重低音バスドラム」です。
このカードの良さを語るとここが折り返し地点になってしまいそうなので割愛します。
とりあえずこの作品が気になったら体験版から！（体験版に重低音バスドラムは出ないけど）