三浦春馬さん、自宅にあった手帳に「死にたい」 昨年撮影の未発表映画に主演していた - SANSPO.COM(サンスポ)

三浦春馬さん、自宅にあった手帳に「死にたい」 昨年撮影の未発表映画に主演していた

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三浦春馬さん  俳優、三浦春馬さん(享年30)の急死から一夜明けた19日、三浦さんの自宅マンションから見つかった手帳に「死にたい」などと書かれていたことが分かった。フジテレビが報じた。自殺とみられているが、詳しい動機は不明のまま。遺体は検視を終え、警視庁三田署から運び出された。また、未発表の主演映画があったことも判明した。

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 「死にたい」。手帳には、三浦さんの苦悩の文字がつづられていた。

 フジテレビの報道によると、東京・港区の自宅マンションから見つかった手帳に書かれていた。

 三浦さんは18日、自宅のクローゼットの中で、首をつった状態で見つかった。仕事先に訪れなかったことを心配したマネジャーが発見。玄関の鍵は閉まっており、警視庁は自殺とみて調べている。私生活で悩みを抱えていたとみられるが、詳しい動機などは分かっていない。

 三浦さんの遺体は三田署で検視を終え、この日午前10時15分頃、両親とみられる2人が同署を訪れた。午前11時頃、遺体を乗せたとみられる車が署を後にし、家族のもとへ。複数の関係者によると、遺体は東京近郊に安置され、故人と小学時代からの親友で格闘家の江幡塁(29)は、遺体に寄り添い、憔悴しきって泣き崩れているという。葬儀・告別式は20日以降に行われるとみられる。

 この日は、三浦さんが未発表の映画に主演していたことも判明した。

 映画「利休にたずねよ」などで知られる田中光敏監督(61)がメガホンを執った「天外者(てんがらもん)」で、歌手のT.M.Revolutionこと西川貴教(49)らと共演。西川は前日、三浦さんの訃報を受けて「なぁ、俺ら一緒に撮った映画どうすんだよ… まだ公開日も決まってないのに…」とツイートしていた。

 映画関係者によると、「天外者」は、NHK連続テレビ小説「あさが来た」(2015年)で俳優、ディーン・フジオカ(39)が演じたことでも知られる薩摩藩士で実業家、五代友厚が主人公。幕末が舞台で、五代や坂本龍馬らが新たな時代を切り開く姿を描く青春群像劇だ。

 昨年10月~12月に撮影。だが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で配給会社が決まらず、製作委員会を設けて公開に動き出そうとしていた矢先の訃報となった。

 このまま幻の映画となってしまうのか…。

★20代女性「何があったんだろう」

 東京・港区内にある三浦さんの自宅マンション前には約20人の報道陣が集まった。この日は花束を持ったファンの姿もみられ、近隣に住む20代の女性は「テレビで輝いている姿があった。何があったんだろう」と悲しげに語り、ともに花をたむけた20代の男性は「学生のときに見た(ドラマの)『ごくせん』が印象深い。安らかに休んでほしいです」と故人を悼んだ。

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