【アラジン】洞窟の虎がライオンに変わった訳は？ダイヤの原石の条件についても

1992年に公開され、ディズニーの名作としても有名な「アラジン」

2019年には実写版でも公開され、ウィル・スミス演じるジーニーや、数々の名曲の復活も話題になりました。

劇中では魔法のランプが眠る、不思議な魔法の洞窟が登場していました。

アニメ版の「アラジン」では洞窟の形は虎の形をしていました。

しかし、実写版では洞窟の形はライオンに変わっていました。

なぜアニメ版と実写版では洞窟の形を変えたのでしょうか？

また、魔法の洞窟には「真の誠実さと清らかな心の持ち主だけ」が入ることを許されており、”ダイヤの原石”のみを受け入れていました。

では、アラジンはなぜダイヤの原石と認められ、中に入ることができたのでしょうか？

そこで今回は映画「アラジン」の魔法の洞窟がライオンに変わった理由や、アラジンがダイヤの原石だと認められたのかについて解説していきます！

【アラジン】魔法の洞窟が虎からライオンに変わった理由は？

アニメ版と実写版では洞窟の形が違う？

ジーニーが入っている魔法のランプが保管されている重要な場所でもある魔法の洞窟。

実はアニメ版と実写版では動物の形が異なっています。

アニメ版では、”虎”をモチーフとした形になっていましたが、

実写版では、”ライオン”をモチーフとした形に変わっていました。

どちらも獰猛な肉食動物であることに変わりありませんが、なぜモチーフとなる動物が変わったのでしょうか？

ライオンに変わったのは次回作に関係している？

実写版ではライオンに変わっていた魔法の洞窟ですが、なぜ虎からライオンになっていたのでしょうか？

公式には明らかになっていませんが、その理由としてあげられているのは、「次回作のネタを入れる」から。

ディズニーは前作には次回作のネタを入れる傾向があるようで、「アラジン」の次に公開させるディズニーの実写版が「ライオンキング」でした。

そのため、次回作の主人公でもあるライオンを「アラジン」の作中に入れたのです。

ディズニーらしい素敵な演出ですね！

アラジンがダイヤの原石なのはなぜ？

「アラジン」では魔法の洞窟は洞窟内に入れる人の条件を次のように言っていました。

我が中に入らんとする者、心に輝きを秘めたる者、ダイヤの原石のような者。

原石を連れてこい。ダイヤの原石を

「心に輝きを秘めたる者」という部分に着目すると、the・善人という人をイメージしてしまいます。

現に、「アラジン」の作中でも、ジャファーに無理やり洞窟に連れてこられた盗賊（悪人）の1人は洞窟に入った途端、砂に押しつぶされてしまっていました。

つまり悪事をしている人は洞窟の中に入ることはできないのです。

ただ、アラジン自身も盗みを働いたりしており、悪事をはたらいていたにもかかわらず、なぜ洞窟の中に入ることができたのでしょうか？

アラジンが洞窟に入ることができた理由は「夢や希望を持つ優しい青年だったから」だと考えられます。

アラジンは、作中で、盗みはするものの、その盗んだものを他の人に分け与えたり、大切な物だとわかると危険を冒してまで、返すような行動をしていました。

また、盗んでいたのも、自分の理想の実現をする糧とするためであり、誰かを陥れようとするものではなかったと思います。

こう言ったことを考えると、「心に輝きを秘めたる者」というのは、善人（悪事をしていない人）を表していたのではなく、

「夢や希望を持って生きる者」を表していたのでしょう。

だからこそ、アラジンはダイヤの原石のような人物として魔法の洞窟に認められ、入ることが許されたのかもしれません。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は映画「アラジン」の魔法の洞窟がライオンに変わった理由や、アラジンがダイヤの原石だと認められたのかについて解説しました！

・魔法の洞窟が虎からライオンに変わった理由はディズニーの次回作が「ライオンキング」だったから

・アラジンが魔法の洞窟に入れた理由は「夢や希望を持って生きる者」であったから

 

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました！