平塚版
掲載号:2021年5月20日号
化粧品や健康食品の製造・販売会社の「ディーエイチシー」が、ウェブサイトに在日コリアンに関する差別的な文章を掲載していることを巡り、同社と連携協定を締結している平塚市に対し取材したところ、市が4月初旬、同社に差別的文章の削除を要請していたことがわかった。
問題となっているウェブサイトの文章は5月14日時点で削除されておらず、市は「問題意識を持っている」とし、協定解除も視野に今後の対応を検討していくという。
平塚市とディーエイチシーは2017年12月に「健康づくりの推進に係る連携協定」を締結。市民へのサプリメントの適正利用を呼びかけるための同社研究員を招いた講演や、同社直営店舗に市が発行している冊子やチラシを設置するなどの連携を実施してきた。
同社の差別的文章を巡っては高知県南国市が包括連携協定の解除を決定している。
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