則武地所の破産手続き開始

階段崩落アパートを施工

2021/05/20 11:33

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 東京都八王子市で4月、外階段が崩れ住人の女性(58)が転落死したアパートを施工した相模原市の施工会社「則武地所」が、横浜地裁から破産手続き開始の決定を受けたことが20日、分かった。決定は19日付。13日に自己破産を申請していた。

 帝国データバンク横浜支店によると、負債総額は約6億円。業績悪化により、複数の取引先に対する支払いが遅れていたことに加え、転落事故で警視庁の家宅捜索を受けたことで事業継続を断念したとみられる。