今月の社台グループの会報に馬名についての記事が載ってました。
今月のプレゼンテーション
「あと一文字の実現まで、あと一歩」 吉田照哉
「あと一文字の実現まで、あと一歩」 吉田照哉
要約
年ごとに7000件に近い馬名が9文字のなかに押し込まれ、積み重ねられる現状下、いよいよ選択の余地も少なくなってきている。
そこであと、1文字でも増やせれば、より今日的な文化や価値観を反映した、そして遊び心あふれた馬名が生まれてくると考えられる。
つい先日、日本馬主協会連合会の会議の席でもこのことが話題になった。
十数年前にも同様の議論が盛り上がったものの、当時のシステムを踏まえるといささか時期尚早との判断は否めず、それ以上の具体的な動きには至らなかったという経緯があったよう。
年ごとに7000件に近い馬名が9文字のなかに押し込まれ、積み重ねられる現状下、いよいよ選択の余地も少なくなってきている。
そこであと、1文字でも増やせれば、より今日的な文化や価値観を反映した、そして遊び心あふれた馬名が生まれてくると考えられる。
つい先日、日本馬主協会連合会の会議の席でもこのことが話題になった。
十数年前にも同様の議論が盛り上がったものの、当時のシステムを踏まえるといささか時期尚早との判断は否めず、それ以上の具体的な動きには至らなかったという経緯があったよう。
議論が再び熱を帯びる今日、あらゆる方面でデジタル化が確立された今日、ついに機は熟したと言えるのではないか。
ここまでくれば実現まであともう一歩。最後のひと押し、オーナーや会員が頼りになる。10文字馬名になってくれたらいいですよね!
1文字増えるだけで結構考えやすくなります。
1文字増えるだけで結構考えやすくなります。
冠名5文字のメイショウさんなんかは特にそうでしょうね。
過去に「メイショウビトリア」という馬をお持ちでした。
「メイショウビクトリア」と名付けたかったのですが、10文字になってしまうため、「ビトリア」にしたそうです。
「メイショウビクトリア」と名付けたかったのですが、10文字になってしまうため、「ビトリア」にしたそうです。
10文字になると
オウケンブルースリ、マチカネタンホイザ、カツラノハイセイコ
こういう尻切れしてる馬も救われます。
こういう尻切れしてる馬も救われます。
導入するにあたって、
馬券の印字、パドック掲示板、テレビ画面の表示、データベースの管理、専門紙や日刊紙の馬柱欄のプログラムの修正
こういうのが必要になってくるかと思います。
馬券の印字、パドック掲示板、テレビ画面の表示、データベースの管理、専門紙や日刊紙の馬柱欄のプログラムの修正
こういうのが必要になってくるかと思います。
10文字じゃなくてもっと増やしてもいいじゃないかという声もあります。
しかし、実は「パリ協約」で併記する英字表記について「アルファベット18文字以内」と定められてるので、あんまり増やすことはできません。昔「スウヰイスー」という馬がいました。
今は「ヰ」、「ヱ」は使用禁止になってます。
こういうのも使えるようになると幅が広がっていいですよね。
個人的には「ヰ」を気にいってるので使ってみたいです。