他人に指摘を行う際の俺的心得です。
例
うるさいこと言わんといて
うるさい=感想
言わんといて=(黙れという)命令
です。
うるさいかどうかは各自勝手に感じて決めることです。
自分が思う「うるさい」が相手との共通認識であることを確かめる前に
「言わんといて(黙れ)」という命令を行うべきではないです。
こんな言い方をすると自分の感想の押し付けが発生してしまい、
感情的な反発を得やすく会話が大変面倒な方向に進みます。
言い換え①命令伝達法
・黙れ
・60デシベル程度で喋れ
・今より少し声量を落としてくれ
・今より少し離れて喋ってくれ
こんな感じで、命令ベースにすると、
シンプルに要求を伝えることができます。
「は?うるさいって言うの?」と相手から言われても、
「それは知らんけど黙れ。」などと返すことができます。
言い換え②感想伝達法
・耳が痛い!!
・ビックリするやろ!
・いつもその声量で話しているのか?
あるいはこんな感じで、感想を伝えるか質問を行うだけにとどめておくと
まずはお互いがどう思っているか
(うるさいか、うるさくないか、音量の大小より重要な要素があるか)
がお互い認識しやすいです。
その後に「俺はどうしてもうるさく感じてしまって今はそれが気になるから黙れ」
などと命令を伝えることができればよりスムーズです。
落ち着け
現在取り乱している=感想
落ち着け=命令
「落ち着け」というフレーズは、この両方のニュアンスを同時に含みます。
現在取り乱しているかどうかは相手が自分で判定することであって
こちらで確認なしに決めつけることではありません。
言い換え①
・手足を動かすな
・黙れ
・その拳を下して俺に手のひらを見せてくれ
先の例と同じく、命令ベースでシンプルに伝えると
「そんなんじゃないし」といったしょうもない反論を
防ぐことができます。
言い換え②
・取り乱しているように俺には見える
・いつものお前でないように思える
・感情的になっていないか?
あるいはこれも先の例と同じく、感想を伝えるか質問を行い、
互いの現在の感想を言葉にして互いに認識させます。
──
以上です。
今回は例が2つとも似たようなシチュエーションでしたが
上記まとめると、
「(形容詞)+(名詞)を+(命令)」
この形のフレーズが口から出そうなときに要注意です。
先に(形容詞)だけを伝えるか、(命令)だけを伝えるべきかをすれば
会話をラクに運べるかもしれない、という感じです。
他人に指摘を行うのなら、1秒でも早くスムーズに済んだ方がお互い良いに決まってます。
会話や会議の方向をややこしくしないよう、気を付けましょう。という提案でした。
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