帰ってきた なんだらかんだら

2018年12月の時点でラッコ日本国内の飼育数8匹。そのうちの貴重な生体の一匹、マリンワールドのマナが本日亡くなったそうです。（追記/2020年9月の時点で日本にいるラッコは6匹。マナの死であと5匹になりました。）

ラッコのマナが死亡しました

マナは飼育下4世のラッコとして初めて生育した個体でした。同居していたオスのリロとの仲は良かったのですが繁殖に至らなかったため、日長や気温などの環境に変化を加えることで繁殖の促進に取り組んできた結果、妊娠にいたりましたが、2月17日からエサを食べなくなるなど体調の悪化が見られ、22日に手術を行いましたが、子宮破裂を起こしており17時49分に死亡いたしました。
マナは人工哺育の時から多くの方に愛していただき、ラッコの魅力を伝えてくれました。マナに感謝すると同時に、マナを愛していただいたすべての方に感謝申し上げます。
現在、行っている「愛がいっぱい　いっこ、にこ、ラッコ！」はリロと仲が良かったマナを偲び継続いたします。2021/02/23 TUE　（マリンワールド海の中道公式HPより）

マリンワールドでのラッコの展示は一番最後で、水族館の〆で、良く眺めて癒されていました。昨年、コロナ禍でのインスタ生配信でも愛嬌のある元気な姿を見せていてくれたので、急な訃報に言葉もありません。一匹残されたリロもさぞ淋しい事でしょう…（涙）いよいよ日本の動物園や水族館でラッコを見る事が出来なくなる日が近づいています。マナのご冥福をお祈りします。R.I.P