日本でも夏になれば「セミ」が大量発生し、夏が来たという実感が一気にわくのですが、こちらのセミはなんと17年に1回湧くという、なんとも珍しいセミです。しかしながら、ちょっと日本のセミとは状況が異なり、随分と厄介な問題を抱えているようです。コロナ禍という状況下、セミが大量発生。一体地球はどうなっているのか。
17年ぶりにセミが大量発生
今年のコロナ禍にくわえ、こちらの当たり年でもあるようです。そうです「17年ゼミ」。
アメリカの科学番組「Earth&Sky」によると、ワシントンDC、デトロイト、シカゴ、およびオハイオ、テネシー、メリーランドなどの州において、多くの人が17年ゼミを見たと報告があがっているとのこと。
17年ゼミはその名の通り17年に一度、地上に姿を現す珍しいセミで、日本のセミは地中に7年。こちらの17年ゼミはプラス10年土の中にいる。そんな塩梅です。
しかし、そのセミの出現にアメリカ人は恐怖に怯えているということです。何故ならば、そのセミの数はとんでもない数になるとのことです。
しかも、17年ゼミにはそれぞれグループがあり、今回地上に現れる「BroodX」と呼ばれるグループは17年ゼミの中でも特に巨大なグループでその数は数兆匹にも及ぶということです。
Brood Xは、前回2004年荷姿を現しております。
ツイッターでも17年ゼミの報告が上がっている
実はすでにツイッターでも、このセミが現れたとの報告があがっているのです。
このセミの恐怖は、数兆匹にも及ぶ大量発生と、その際にセミが鳴くことで、とんでもない騒音が発生するということです。
その騒音は110デシベルに達し「メタリカのコンサート」や「車のクラクション」と同じぐらいのレベルなのだとか。
引用:深谷市音の大きさ
ただし、人間には完全無害で、危害を与えないとのこと。
いやいや、数兆匹にも及ぶセミが、110デシベルで鳴き叫ばれたら、もはや無害等といったレベルではないような気もします。
ということで今年の夏はアメリカに行かないほうが無難ですね。
Source:MirrorUK