中島みゆきさんの楽曲の歌詞の解釈について質問です。人気曲『ファイト!』中に
中島みゆきさんの楽曲の歌詞の解釈について質問です。人気曲『ファイト!』中に ♪勝つか負けるかそれはわからない それでもとにかく闘いの出場通知を抱きしめて あいつは海になりました とのフレーズがあります。この「あいつは海になりました」のあなたならではの解釈をぜひお教えください。自由/大胆なご解説も楽しみにしております。 因みに、学生時代、友人と議論(とは大袈裟ですがw)した際、私は「闘いで命(社会的な生命とか比喩的なもの)を落とした」と解釈すると語ったところ、友人はいや違うだろう、との見解を譲らなかった記憶があります・・・【歌詞全文】https://music.oricon.co.jp/php/lyrics/LyricsDisp.php?music=6106
ベストアンサー
この曲が発表されて35年以上経ちますよね? (「予感」発表後のコンサートのアンコールで歌ったの観ました) 恥ずかしながら考えたことなかったですので、考える機会を 与えて下さったabcdさんに感謝申し上げます。 人間、まず、他人と闘わなければ生きていけません、というか、 生きているということ自体、他人から(より多く)搾取してます。 直接手を下してはいないから分からないだけで、日本のような 先進国に暮らしている者は特に多くの搾取をしているでしょう。 とは言え、搾取をやめたら死ぬしかありません。 じゃあどうするのか? 搾取している分、世のため人のために働くしかありません。 善く生きようとする限り。 ここからは自分自身との闘いです。欲望の根源である我(が)と闘うのです。 我と闘って本当の個性を創るのです。 本物の個性は普遍性に通じますよね。みゆきさんがいい例でしょ。 個性的で誰にも真似ができず、且つ、多くの人に感動を与える楽曲を 作り出しています。 多くの人に感動を与えることが、即ち、普遍性があるってことですね。 この普遍性こそが「海」だと思うのです。 海はあらゆるものを包み込むイメージであり、普遍性そのものです。 「あいつは海になりました」というのは、自分の我と闘って克服し、 無私で、誰をも包み込む暖かい人になった、というふうに解釈します。 舌足らずですが、あまり長くなってもなんですから、ここまでとします。 なるべく短文にしようとしたものですから断定口調になってしまい、 偉そうな口の利き方になってしまいました。申し訳ありません。
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m01********さん、一番乗りでとても丁寧なご回答、どうもありがとうございます。ご回答いただいたこと自体がもう十分に嬉しいですが、質問点を褒めてまでくださって、ダブルに嬉しいです。私の着眼云々より、こういう「おそらくいろんな見方があり得る」歌詞を多くの歌の中に紡げるみゆきさんに驚嘆&感謝ですよね! ・・・ご教示の見方は気がついたことがありませんでした。でも、普遍性自体になる、という破格の大きさをこんなにさり気なくしのばせる・・・としたら、なるほどみゆきさんらしいなと感じ入ります「出場通知を抱きしめて→海になった」という繋がりも、それならば、「いきなり闘いに散った」というのに較べて無理も飛躍も感じずに理解できそうです。貴重なご視点を提示くださったことにもう一度御礼を申し上げます!
質問者からのお礼コメント
ご回答、どうもありがとうございました。自我を超越すること=闘いというのは、中島みゆきさんだったらなるほどそうかも・・・と思える定義で、実にまたm01_様のお人柄もしのばれる解釈でした。近年の夜会でも「遡上する鮭たち」を取り上げておられましたが、みゆきさんの描く魚たちは流れの中で傷つきながらもなぜか美しく・・・ そのうちまた他の歌についてもご意見が伺える機会などありましたら、嬉しいかぎりです。
お礼日時:2020/10/19 18:03