占いに良いことばかりが書かれていることを心配して私にお便りをくれる人たちがいます。「悪い知らせ」がまったくないということは、これから困難や問題にぶつかることを私がとりあえず伏（ふ）せておいて、彼らを良い気分にさせたままでそれらの困難に備えさせようとしているのではないか、と彼らは案じているのです。しかしこれは典型的な勘繰（かんぐ）りというものです。困難な時においてさえ、良いことがあるのを期待するのは何も間違ったことではありません。今日、誰かが口で言っていることとその人の本音との違いを考慮に入れておくのはかまいませんが、あなたが心配し始めるべき理由は何一つないことを覚えておいてください。

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