欧州医薬品庁、ファイザー製ワクチン「冷蔵庫で１か月保存可能」

　ヨーロッパ医薬品庁は１７日、ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンについて一般的な冷蔵庫で保存できる期間を最大１か月に延長すると発表しました。

　ヨーロッパ医薬品庁が保存期間の延長を承認したのは、アメリカの製薬大手・ファイザーとドイツのビオンテックが共同で開発した新型コロナワクチンです。

　ヨーロッパ医薬品庁は冷凍状態から取り出して開封していない場合、２℃から８℃の一般的な冷蔵庫で保存できる期間をこれまでの５日間から、最大１か月に延長することを承認したということです。

　製薬会社から追加で提出された研究結果から判断したということで、ワクチンの保存と取り扱いがより柔軟になり、接種計画や流通に大きな影響を与えるだろうとしています。（18日05:57）