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24日から通常の対面授業を再開 大阪市立小中学校 市長表明

24日から通常の対面授業を再開 大阪市立小中学校 市長表明

大阪市24日から通常授業再開

24日から通常の対面授業を再開 大阪市立小中学校 市長表明

松井一郎大阪市長=2020年1月21日、川田雅浩撮影

 大阪市は17日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の発令を受けて、オンラインと対面での授業を組み合わせている市立小中学校で、24日から通常授業を再開すると発表した。子供の感染者が減っていることなどを考慮したという。松井一郎市長は記者団に「子供の感染リスクを抑えるためだったが、対面授業が本来の姿で一番良い」と説明した。

 市によると、市内では新型コロナに感染した子供が重症化したケースは確認されていない。5月に入り、校内で感染者が確認されて休校する学校が減少傾向であることも踏まえた。早ければ20日からの授業再開も認めるが、子供たちの体力低下が懸念されるため最大4時限とし、24日から通常授業に戻す。

 松井市長は当初、原則オンライン授業の方針を打ち出したが、学校現場や保護者から懸念の声が上がり、対面授業と併用することになった。現在は、午前中に小学生で2時限程度、中学生は4時限程度、市教委が作成した授業の動画を自宅からオンラインで視聴。その後登校して対面授業を受け、給食を食べる。帰宅後にもオンライン授業に臨む。【柳楽未来、田畠広景】

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