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大人用キックボードは今後流行る?社会問題への解決策としても期待。公道使用の注意点なども紹介!

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キックボードってなに!?公道使用のための注意点、法律的にはOKなの?というところも書いてます!

キックボード(キックスケーター)とは

「キックスケーター」「キックボード」という言葉を最近耳にすることが増えてきましたが、正式名称は「キックスケーター」であり、「キックボード」や「キックスクーター」は商標名であり、商品名なので本当は「キックスケーター」です!

ただ一般的呼称が「キックボード」になので、ここでも「キックボード」として呼称していきます!

キックボードとは、元々スケートボード(スケボー)の入門編として作られたものであり、ヨーロッパで流行した後に、日本でも流行りました。

おそらく皆さんが子供の頃に遊んでいたものは、このRazorのキックボードだと思います。後ろのブレーキ(これはブレーキではないと学校でかなりすり込まれた記憶)で中々スピードが落ちなくて、下り坂は絶対に下りろと指導を受けました。

そんなキックボードですが、最近は大人用の電動キックボードに注目が集まっているんです。

電動キックボードとは

大きく分けて、「2輪タイプ」と「3・4輪タイプ」の電動キックボードがあります。

道路交通法では、原付バイクに分類され、個人の場合は原付免許で乗ることができますが、最近の実証実験内では、「小型特殊自動車」として扱われているようです。

2輪タイプ

2017年に電動キックボードのシェアリング事業がアメリカで始まってから、この2輪タイプは急激に世界の町中に登場しました

最高時速は20km/h程であり、自転車と比べると、またぐ必要がないためスーツやスカートでも簡単に利用できるメリットがあります。

3・4輪タイプ

2輪タイプが若者向けだとすると、こちらはどちらかというと高齢者向けの電動キックボードになります。

横に倒れる心配がなく基本は低速になり、最高時速は6~15km/h程度になります。

4輪だと座る場所や、カゴなんかがあったりします。

電動キックボードが町中にあふれると、どんな良いことがあるの?

では、この電動キックボードが町中にあふれるとしましょう。

みなさんは、プラスなイメージか、マイナスなイメージ。どちらを想像したでしょうか。

実はいま、様々な社会問題の解決策の1つとして、この電動キックボードが注目されているんです。

そんなメリットを抜粋して2点ご紹介!

「ラストワンマイル」の拡大

「ラストワンマイル」とは、直訳すると「最後の1マイル」となり、最後の1マイル=1.6kmの行動範囲を広げるという意味で使われています。

「そんな言葉聞いたことないけど!?」

と思われている方が多いと思いますが、それもそのはず。

これは主に、「自動運転」の車を世に広めようという行政などで使われている用語になるんです。

念のため、国土交通省の資料の中で記載されていた「ラストワンマイル」の説明を見てみましょう。

最寄り駅やバス停と自宅あるいは目的地の間の短距離や特定の敷地内、区域内等比較的狭い範囲内の移動を指す。書によっては、ラストワンマイル、ファーストワンマイルとも称される。本基本設計書では、ラストマイルを自動運転により実現する事をラストマイル自動運転と呼び、後述(1.3)のように特にその運行速度を低速度に限定した車両をラストマイル自動運転車両と呼び、その車両に搭載される制御システムをラストマイル自動運転車両システムと呼ぶ。端末交通システムやスマートモビリティシステムに包含されることもある。

国土交通省 ラストマイル自動運転車両システム 基本設計書 より引用

では、なぜ自動運転で期待されている「ラストワンマイル」の拡大を、電動キックボードでも期待されていることになるのでしょうか。

それは、若者・高齢者ともに、いま世界で主流になってきている電動キックボードのシェアサービスを通じて、徒歩よりも遠くの場所へ気軽へ行くことになることが期待されているためです。

主に都市圏であれば、サラリーマンは商談帰りに電動キックボードで帰ってみる、主婦であればちょっと遠いけど安いスーパーへ行くため使ってみる等考えられます。

また都市圏以外であれば、交通手段はほぼ車になりますが、免許返納した高齢者のちょっとした買い物なども、気軽に利用できる手段があれば嬉しいねという話になります。(この部分が、2つめの期待項目に重なります)

「買い物弱者」の救済

買い物弱者とは主に、高齢者を中心に、周辺にスーパーなどがない上に、遠くのスーパーまで距離があって不便に感じている人々のことを指します。

決して過疎地域や、限界集落の高齢者に限った話ではないと言うことなんです。

我が国では、高齢化や単身世帯の増加、地元小売業の廃業、既存商店街の衰退等により、 過疎地域のみならず都市部においても、高齢者等を中心に食料品の購入や飲食に不便や苦労を感じる方(いわゆる「買い物難民」、「買い物弱者」、「買い物困難者」)が増えてきており、「食料品アクセス問題」として社会的な課題になっています。

農林水産省

この「買い物弱者」救済の手段として、政府&行政は、様々な取り組みを行っています。

  • デイサービス送迎車などを使った、住民の輸送
  • 自動運転バス実証実験
  • AI配車システムを使った、交通実証運行

電動キックボード(3輪・4輪タイプ)は、上記に次ぐ、高齢者を中心とした「買い物弱者」を救う1つになると期待されているのです。

また、この「買い物弱者」の数ですが、年々増えてきており、自動車免許返納問題と併せて、便利な世の中になって欲しいですね!

実際に使ってみる場合/公道使用の注意点

では、そんな魅力にあふれる電動キックボードですが、もう公道走っていいの?という疑問がわいてきます。

すぐにでも使ってみたいという方のために、公道使用するための注意点を紹介したいと思います。

シェアリングサービスを使う場合

一番おすすめの方法です。

ヘルメットの着用義務はなく、歩道は走行してはいけません。

自動車動と、自転車専用通行帯のみを走行してください。

事前に登録が必要で、免許の事前登録と、交通ルールなどを問う事前テストの合格(実技ではない)が必須条件のようです。

LUUP ご利用エリアでの走行

自分で電動キックボードを買ってみる場合

まずは自分で好きな電動キックボードを買いましょう。(前述の通り、免許は必須です!)

車両のナンバー登録や保安部品の取り付けを行い、自賠責保険にも加入しましょう!

ヘルメット着用に関しては、自分で購入する場合は、付けておいた無難です。電動キックボードのヘルメット着用義務は最新の情報では、着用義務なしとされてますが、原付だとみなす意見がまだ一般的なので、交通減点を間違ってされてしまう可能性大です。

以上、電動キックボードについて紹介してみました!

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