中東のテロリスト集団“イスラム国”が、日本人2人を人質に2億ドルを要求している事件。この暴挙に対し、『Twitter』上ではささやかな抵抗運動(?)が起こっている。「#ISISクソコラグランプリ」というハッシュタグをつけて、例の覆面男と人質2人の画像をいじったコラージュ画像をアップするという運動だ。
元はといえば、合成が疑われる例の映像をこき下ろし、「この程度しかできない野蛮人」と、覆面男とイスラム国を笑い飛ばすために日本人ネットユーザーの間で起こった運動のようだが、これが今や世界中からの参加者を巻き込んで大変な盛り上がりを見せている。中東の大手テレビ局・アルジャジーラもこの運動を「日本のネット住民が“珍しい方法”でイスラム国に対抗している」と報じた。
参加者の中にはただ悪ノリしたいだけの人も多く、それはまあ酷い「クソコラ」画像がほとんどなのだが、中にはテロにユーモアで対抗するべく、あるいは助命嘆願運動のつもりだったりと、ある種の“志”を持って画像をアップしている人もいるようだ。
2010年頃、中国全土で反日の嵐が吹き荒れ日本人に対する蔑称「日本鬼子」(リーベングイズ)がネット上に氾濫した際、日本のネット住民たちは『日本鬼子』(ひのもとおにこ)なる萌えキャラを描いて対抗し、反日中国人を呆れさせたことがあった。怒りにまかせて侮蔑語でまくし立てるだけの中国人に対してユーモアで返すことで、どちらが野蛮人なのかを悟らせ、彼らの反日意識をくじいたわけだ。